「昼前サンライズ」
いつも通り、
待ち合わせ。
30分も早いのは、
たまには君を待ちたいから。
公園に向かう
花咲く階段を降りた先に、
前髪を整える君が見える。
はて? 待ち合わせ時間とは……。
「待った?」
「ぜんぜん」
笑顔がいつもより彩りよく。
「化粧?」
「化粧くらいするよ」
「……妹さんに?」
「バレた?」
太陽の笑顔が弾ける。
僕を置いて昇らないで欲しい。
「行こう! お腹すいた!」
差し出された手を繋ぐ。
僕の朝日は、ゆっくり昇ってくれるようだ。
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