「早くしなさい!」が止まらなかった私へ。子どもが動かない理由は、“やる気”じゃなく脳の仕組みでした
こちらの記事は
「子育ての悩み」作品の中で、
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「早くして!!」
気づけば今日も、
同じ言葉を繰り返している。
朝は着替え。
夜はお風呂。
ご飯、歯磨き、宿題、片付け。
時計ばかり気にして、
動かない子どもにイライラして、
最後は自己嫌悪。
「なんで何回言っても動かないの?」
「私の言い方が悪いのかな」
「もっと穏やかなママになりたいのに」
そんなふうに、
静かに自分を責めていませんか?
でもある時、
保育士として学んできた“脳の仕組み”を、
自分の子育てに当てはめた瞬間
私はようやく気づいたんです。
子どもは、
「やる気がない」わけじゃなかった。
ただ、
“ずっと指示され続ける状態”で、
心のエネルギーが
減っていただけだったんです。
「言われてやる」は、大人でもしんどい
たとえば仕事で、
「次これやって」
「まだ?」
「早く」
「なんでできてないの?」
って、一日中言われ続けたら。
どれだけ正しい内容でも、
だんだん苦しくなりませんか?
反対に、
「どっちで進める?」
「任せるね」
そう言われた瞬間、
少しだけ力が戻る感覚ってある。
実はこれ、
子どももまったく同じなんです。
人には「心の栄養」が必要だった
心理学では、
人が元気に生きるために
必要なものとして、
“3つの欲求”があると言われています。
①「自分で決めたい」(自律性)
「どっちの服にする?」
「先にお風呂と歯磨き、どっちからにする?」
そんな小さな選択でも、
“自分で決めた”感覚があると、
子どもの心は安定しやすくなります。
②「誰かとつながっていたい」(関係性)
怒られて動くより、
「一緒にやろっか」の方が頑張れる。
それは、
“愛されながら動ける安心感”
があるから。
③「できた!」を感じたい(有能感)
子どもは、
完璧を求めているわけじゃありません。
「昨日より早くできた」
「自分でできた」
その小さな積み重ねが、
次の行動のエネルギーになります。
私がやめたのは、「命令」でした
以前の私は、
全部先回りしていました。
「早く着替えて」
「次は歯磨き!」
「もう時間ないよ!」
でも、それって全部
“私が決めたスケジュール”
だったんですよね。
だから娘も、
だんだん
“やらされる側”になっていた。
そこで、
少しだけ声かけを変えてみました。
「今日はどっちからやる?」
「どうしたら早く終われそう?」
「ママは先にお皿洗うね」
すると不思議なくらい、
少しずつ“自分で動く瞬間”が
増えていったんです。
もちろん、
毎日うまくいくわけじゃありません。
今でも私は言います。
「早くしてーーー!!!」って。笑
でも、
「あ、私はこの子を
動かしたいんじゃなくて、
追い詰めてたかも」
そう気づけるようになっただけで、
親子の空気は変わりました。
完璧にできなくていい
“自律性を育てなきゃ”って、
また自分を追い込まなくて大丈夫です。
ただ、
「次は選ばせてみようかな」
「今日は一回待ってみようかな」
そのくらいで十分。
子育てって、
劇的なテクニックより、
“小さな空気の変化”の
積み重ねなんですよね。
今日も、
お子さんと向き合って、
ご飯を作って、
何度も声をかけて。
それだけで、
あなたは十分すぎるほど頑張っています。
だからまずは、
今日を終えた自分に
言ってあげてください。
「よくやった。私、ちゃんと頑張ってる」って。
明日は、
「早くしなさい!」の代わりに、
「どうする?」
を、一回だけ増やしてみませんか?
「行かせるべき? 休ませるべき?」
その迷いに終止符を。
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