矢口小学校【5月17日 今日は何の日】 (蒲田西特別出張所) #330
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大田区矢口地区最初の小学校誕生
1887年 (明治10年) 5月17日
矢口村・
今泉村・
安方村・
古市場村・
原村・
下丸子村・
小林村・
蓮沼村
8つの村の人々が
お金を出し合い
第七大学区第二中学区第四小学区
第三十番公立薫泉学校を設立しました。
薫泉小学校校舎
今泉村
(現在の大田区多摩川あたり)
農家の原さんの自宅を
校舎に充てました。
教室というよりは
普通の部屋といった環境で、
年齢は
7才~15才の子供たちで
生徒数は72名
うち女子生徒が10名ほどでした。

出典:大田区立矢口小学校
薫泉小学校分校設立
1880年 (明治13年) 6月1日
後の明林小学校が
設立されました。
生徒数は88名でした。
校舎は
小林村の
金剛院本堂が
(現・新蒲田二丁目3‐6)
使用されました。
しかし、
翌年の1881年 (明治14年)
火災で焼失し、
4教室の草葺の新校舎を
新築しました。

出典:大田区立矢口小学校
矢口小学校誕生
薫泉小学校と
明林小学校が
合併して
安方323番地に
(現在の東矢口あたり)
矢口小学校が
設置されました。
1891年 (明治24年) 4月1日
校舎完成
同年 (明治24年) 6月1日
授業開始
同年 (明治24年) 11月21日
開校式が行われる。

出典:大田区立矢口小学校
矢口小学校設置時の体制
宇田川峯三郎初代校長
他3名の教師たちによって
授業が行われました。

出典:大田区立矢口小学校
宇田川先生
生徒だけでなく
村人からの信頼も厚く
4代目校長も務めました。
1922年 (大正11年)
62歳で亡くなられ
墓所は延命寺にあります。

出典:大田区立矢口小学校

多摩川七福神の一つとなっている
撮影:Otapedia
校舎の移転
1907年 (明治40年) 3月
小林町四番地に
(現・多摩川一丁目27あたり)
移転しました。
瓦葺にガラス窓の
立派な校舎だったと
伝えられています。

現在の中央玄関に掲示されている
出典:大田区立矢口小学校
校章の制定
1917年 (大正6年) 6月1日
第8代校長・三浦茂三郎先生によって
考案されました。

出典:大田区立矢口小学校

出典:大田区立矢口小学校
当時の校舎建設
村が建てなければならず
どの村でも
金銭的な問題等で
学校の維持は
大変でした。
現在の場所に校舎を新築
1920年 (大正9年) 12月
地元の地主により
3,300坪の土地を確保し、
1922年 (大正11年) 4月1日
現在の場所に
2階建ての立派な校舎が
完成しました。

出典:大田区立矢口小学校
学童疎開
1944年 (昭和19年)
戦時下、
矢口小学校の子どもたちは
各地へ疎開した。
その行き先は——
8月26日
静岡県駿東郡高根村(蓮静寺)95名
↓
同年11月
静岡県島田市(快林寺)
富山県下新川郡魚津町(大泉寺)(安城寺)70名
↓
翌1945年 (昭和20年) 8月
富山県下新川郡山崎村
8月31日
静岡県磐田村二俣町(栄林寺)96名
9月4日
静岡県熱海市咲見町(一藤旅館)77名
↓
翌1945年 (昭和20年) 5月
秋田県仙北郡高梨村(集会所)

出典:大田区立矢口小学校
校歌の誕生
1955年 (昭和30年) 6月1日
作詞:藤浦 洸氏
作曲:佐々木 すぐる氏
創立64年を経て
校歌が制定されました。
現在の矢口小学校
2021年 (令和3年) 11月27日
開校130周年記念行事が行われ、
スクールキャラクター
「やぐらん」が誕生した。

出典:大田区立矢口小学校
最後に
本文にもあるように
当時の学校は
村が担っていた。
しかし、
強風や大雨
また、
火災などによって
何度も再建が必要であった。
それでも村人たちは、
子どもたちのために
再建してきた歴史がある。
Otapediaは、
学校の設置・再建に
尽力した村人たちを
「大田区無名の組織・集団」
として
矢口小学校と
(薫泉小学校)
(明林小学校)
スクールキャラクター
やぐらんを
「大田区未顕彰の地域遺産」
として
矢口小学校が
(薫泉小学校)
設立された
5月17日を
「大田区記憶の日」
として記録します。
大田区の記憶を呼び起こす
「Otapedia」の活動
私たちは
その“名を失いかけたものたち”に、
もう一度まなざしを向け、
記憶の岸辺に呼び戻す営みです。
彼らの活動や
痕跡は消えても、
地域に遺した軌跡を
未来へと伝えていきます。
これらの呼称は
「Otapedia独自の呼称」であり
「大田区公式の認定ではありません」。

出典
1.『矢口小学校』大田区教育委員会
2.『スクールキャラクター』大田区教育委員会
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