【必見】宅建士独学者のための『調べ方』入門
この記事は、宅建士試験の過去問を解こうとするも、テキストの記載との谷間に苦しんでいる人のために書かれています。
この記事のベネフィットとしては、読後、自分なりの納得をしつつ、自分なりの解答を導き出しながら、一歩一歩、過去問学習を踏み固めていけるようになります。
過去問で詰まったとき、何を、どの順番で見るべきか
前回は、宅建士の勉強には「講座と過去問のあいだに谷間がある」という話をしました。
講義を聞いているときはわかった気がする。
テキストを読んでいるときも、なんとなく理解できている。
けれど、過去問を解くと手が止まる。
これは、珍しいことではありません。
むしろ、宅建士試験の勉強ではかなり自然に起こります。
なぜなら、予備校講座や市販テキストは、合格に必要な知識をかなり圧縮しているからです。
たしかに、
圧縮された知識は便利です。
短時間で全体像をつかめます。
試験に出やすいところへ集中できます。
忙しい社会人でも、合格ラインまでたどり着きやすくなります。
ただし、圧縮されているという状態は、優秀な講師による、取捨選択の結果です。
時間的制約や紙幅の関係で、後回しになり、あるいは説明が薄くなる部分もあるということです。
特に民法はそうです。得点源なのに。
民法は条文数が多く、制度も幅広い。
ざっと、売買、賃貸借、抵当権、相続、意思表示、代理、時効、契約不適合責任など、宅建士試験に頻出する部分だけでも相当な量があります。
予備校講師がどれほど優秀でも、独特の制約があります。
すべての論点を、学者の講義のように、丁寧に延々と説明することはできません。
彼らは講座の枠内で合格の役に立つものだけ、効率よく教えねばならない。
だから、その講師の講義の設計思想に沿うテキストに戻っても、自分の疑問点までは力配分が行き渡っておらず、よくわからないときがあります。
そのときに大事なのは、「自分はダメだ」と思わないことです。
記載の薄さでわかりづらくなっている箇所は、限られた資源で完成させたい、作り手の都合なのですから。
必要なのは、根性ではなく、調べ方のノウハウです。
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