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【経済的自立に向けた考え方の癖】その1 「目の前のものを積み上げていく世界」から『ゴールから逆算する世界』へ

戦略コンサルティングの現場では、シニアな怖いマネージャーが   
「積み上げで考えんなよ。ゴールから考えろよ。」
若手に説教しているシーンがよく見られる。

説教しているとだんだんエスカレートしてきて、
「積み上げで考えてたら、10年かかるんだよ。プロジェクト期間は3カ月しかないんだぞ。」

10年は言い過ぎである。

何が達成できたらこのプロジェクトは成功と言えるのか?ちょっと言ってみろよ。」

この質問が一番怖い。分かっているようで、言語化しようとすると、「あれっ、なんだっけ?」となってしまう。

「ゴールも分かってないのに、前に進めんのか?」

おっしゃる通りです……

こうやって、戦略コンサルタントはゴールから考える人種になっていく。
※実際はシニアなマネージャーはもっとやさしいです。

ただ一方、何でもかんでもゴールから考えればいいものでもない

成功したキャリアを歩んだ人からは、このような話を聞くことがよくある。

「わたしは社長になりたいなんて自分から言ったことも、思ったこともないんですよ。与えられた仕事をただがんばってやっていたら、いつの間にか社長になっていたんです」

某外資系グローバル企業元社長

目の前のものを黙々と一生懸命やっているうちに新しい展望がみえてきて、新たな道へ進んでいく。そういうやり方が向いているものを世の中には沢山あると思う。

それでは、経済的自立を目指す場合はどっちが向いているのか

これについては、ドラゴン桜の桜木先生のコメントが参考になる。

 「まずは、経済的自立をするというゴールを決めることだ。人間ははっきりとゴールが見えれば準備をし達成へと着実に進む。逆に目標を持たなければ漂流してやがて無気力になっていくんだ。」(阿部寛さんになりきって音読してください。)

ドラゴン桜で桜木先生が東大を目指すことについて語っている内容を元に筆者作成

私も桜木先生に賛成である。経済的自立の場合は、それ自体が不明瞭なものだから、目の前のものを積み上げていても、決してそのゴールは達成できない

一方、どうやれば実現できるという方法論は確立できているので、正しいやり方さえやれば実現できる

このような、一見達成が難しそうであるが、実はやり方が決まっているもの(例:多くの戦略コンサルティングのプロジェクト、東大入試、経済的自立等)については、ゴールから考えることが有効である。

というよりゴールから考えない限り、一般的に与えられている時間内では実現はできない

実現の難度 × 方法論の適用 マトリクス

経済的自立に向けて、ゴールから逆算するという考え方の癖を身に着けていけると大変うれしい。

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