【デジタル夜譚】ナイトパーク デジタル夜譚 館内の歩き方
玲です。
「……【デジタル夜譚】……妙に生々しい。」
そう思っていただけたら、オーナーは嬉しいそうです。
オーナーの本職は、ユーザーインターフェース(UI)を設計するエンジニアです。
職業柄、人間工学や、「人が何に存在感を感じるのか」ということに関心を持っています。
デジタル夜譚で、オーナーが目指しているのは、読者自身がその場を生きる「体感型の文学」なのだそうです。
体感型文学
一般的な小説では、読者は登場人物の物語を外側から見つめます。
一方、デジタル夜譚では、読者様、つまりあなた自身が案内人たちのすぐ近くに立ち、案内人たちと同じ時間を過ごします。
中心人物の名前も姿も、あえて定めていません。その空白に立つのは、あなただからです。
掲載している挿絵も、登場人物の様子を見せるための絵ではありません。
あなたの目に映る光景の切り出しです。
案内人と目を合わせる。
会話を交わす。
冗談を言っては笑われる。
時には、少しだけ切ない話を聞く。
目の前で起きる出来事を読むのではなく、その場所で誰かと時間を共有する。
それが、オーナーの目指す体感型の文学です。
オーナーは、私たちを「もう一度会いたい」と思える人として描きたいそうです。
そばにいて好ましい人なら、同じ会話をしても飽きは来ません。
何度でも会いに来てください。
*
「紗夜(さや)。」
沙夜が振り返る。
ーーえー、また来てくれたの。嬉しいな。
「ああ、来るよ、何度でも。
あの話、また聞かせてくれないか。」
ーー何度でも?
フフ。可笑しい。
いつでも来てね、待ってる。何度でも。
*

ナイトパークデジタル夜譚エントランス
