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アメリカ視察レポート・後編

こんにちは。Fanのnoteをご覧いただきありがとうございます!

わたしたちは、「資産運用をあたりまえに」というビジョンのもと、来店型の資産運用の相談専門店である「投資信託相談プラザ」を全国に展開し、投資経験の有無に関わらず、広く資産運用に関心を持っていただけるよう、日々取り組んでおります。

2026年5月17日から23日までの7日間、日本金融商品仲介業協会(以下、FA協会)が主催する米国視察が実施されました。全国のFA協会に所属する13社からメンバーが集まるなか、投資信託相談プラザからは、東京本店 IFAの下島 直哉と、同じく東京本店 IFAの山本 祐輝の2名が参加しました。

金融先進国であるアメリカの最新事情に触れ、社外の仲間とも深く交流した充実の7日間。視察に参加した下島のレポートを前編として先日公開しました。

まだご覧になっていない方は、ぜひこちらからチェックしてみてくださいね!


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それでは、後編をお届けします。今回は、同じく東京本店 IFAの山本さんのレポートです。

東京本店 IFA 山本 祐輝 

大学卒業後、大手ファイナンシャルグループ、東証プライム市場上場の証券会社を経て、営業として様々なお客様に資産コンサルティングを行う。大手ならではの豊富な経験を積む一方で、「組織の枠にとらわれず、本当にお客様の人生に寄り添った提案がしたい」という想いからIFAに転身。

「次世代のイノベーション」を探せ!変化する市場環境と分散投資の視点

米国の資産運用会社Voya IMなどを訪問し、アメリカの投資トレンドやこれからの市場環境についてディスカッションを行いました。

未来のテクノロジーへの着目

また、これまで数々の先進企業への投資実績を持つVoyaが、次の時代の主役として注目している分野の一つが、次世代モビリティである「空飛ぶ車(eVTOL)」の領域です。大阪万博でも紹介され話題となった開発メーカーの事例も紹介されました。

量子コンピューターがもたらす衝撃

資産運用会社Allianz GIでのヒアリングでは、次世代の核となる「量子コンピューター」の可能性と課題について深く学びました。

従来のコンピューターが2通りの解を地道に積み上げて計算するのに対し、量子コンピューターは「波を発生させ、それが跳ね返る速度で答えを探す」という全く異なるアプローチを取ります。

これにより、従来とは比較にならないほどの高速計算が可能になります。まだ「誤作動を起こしやすい」という技術的な課題はあるものの、これがクリアされたとき、世界の産業や金融市場に大きなインパクトを与えると言われています。

現在、この量子コンピューター開発を主導している企業の中には、半導体大手のインテル(Intel)などが含まれています。

普段の業務の中で、私たちは同社の債券をはじめとした金融商品をお客様にご案内する機会があります。

これまでは財務状況や知名度を中心にお話ししていましたが、今回現地で「次世代テクノロジーの最前線にいる」という最新動向のバックボーンを学べたことで、帰国後は今まで以上に多角的な視点でお客様にご案内できるようになりました。

生成AIの過熱と「AIを使いこなすIFA」への期待

さらに、野村総合研究所ITソリューションズアメリカ(NRI ITSA) に駐在するNRIの研究員のお二人からは、現地で激化する生成AIの競争と、金融実務への導入についてリアルな話を伺いました。

アメリカでは、AIを現場に即座に実装する役割を持つFDE(Forward Deployed Engineer)の活躍により、すでに投資銀行業務の自動化や、個人向けの資産形成相談機能のAI化が急速に進んでいます。

また、営業員の負担を劇的に減らす「セールスアシスタントAI」の実装も始まっており、日本にも近いうちにこの波が押し寄せてくるはずです。

AI時代に、IFAは生き残れるのか?

テクノロジーがここまで進化すると、「将来アドバイザーはいらなくなるのでは?」という疑問も湧きます。

将来的には、まるで「ドラえもん」のように、幼少期から人生のあらゆる相談に乗ってくれる超高度なAIが誕生し、人間のアドバイザーが不要になる時代が来るかもしれません。

しかし、「当面の間、アドバイザーは必要だ」というのが現地の結論でした。 なぜなら、顧客がまだAIを完全に信用しきっていないからです。

これからの時代に求められるのは、AI単独のサービスではなく、「AIを頼れる相棒として使いこなし、提案の質を圧倒的に高めた人間のアドバイザー」です。

テクノロジーによって「提案内容そのもの」での差別化が難しくなるからこそ、最終的にお客様から選ばれるのは、信頼を勝ち取るコミュニケーション能力であり、人間味のある伴走力なのです。

ただし、デジタルネイティブな若い世代に対しては、彼らのタイパ(タイムパフォーマンス)に合わせたスマートなAI活用が必須条件になっていくでしょう。

アメリカの「今」ってどうなっているの?

衝撃のインフレ事情

空港の自販機で見かけた500mlの水がなんと4.99ドル(約800円)! ガソリンもレギュラーで1ガロン6.79ドルと超高水準。

4〜5人で普通に食事をしただけで5〜6万円。野球観戦にも行きましたが、チケットが80ドル、球場内のビールが15ドル...何をとっても「高い!」というのが正直な実感でした。

自動運転が当たり前の日常

前編で下島も取り上げていましたが、サンフランシスコでは、すでに無人の「自動運転タクシー」が当たり前のように街を走っていました。

実際に乗ってみると本当にスムーズ。これが日本の日常になる日もそう遠くないと感じましたし、こうしたテクノロジーが社会に実装されていくスピード感こそが、アメリカの強さだと肌で知ることができました。 

視察を終えて

これまではマーケットデータやニュースの画面を通して見ていた世界でしたが、今回こうして現地に足を運び、現地の空気感や最先端のテクノロジーに直接触れたことで、自分の中に大きな変化が生まれました。

2026年7月現在、約40年ぶりの円安水準へ進んでいます。アメリカではインフレを肌で感じました。目先のトレンドや、一面的な予測に頼る投資は不安がつきまといます。

大切なのは、どんな局面でもお客様のライフプランをサポートできる「全天候型」のバランスです。世界中のあらゆる資産をフラットに見極め、時にはAIも使いこなしながら、常に情報をアップデートしていく必要があります。

それと同時に、肩肘張らず何でも話せる対等なパートナーとして選んでいただけるように人間力を磨く必要もあります。

今回の視察で得た刺激と学びを社内メンバーにも惜しみなく共有し、これからもお客様の資産運用を全力でサポートしていきます!


前後編にわたり、FanのIFA2名による米国視察レポートをお届けしました。

帰国後に行われた社内報告会で、2人は現地の熱量とともに、これからのIFAに不可欠な「2つの要素」を強く語りました。

それは、前編で触れた「親しみやすく、人間として深く信頼されるアドバイザー」としてのあり方。

そして後編でご紹介した、最先端のテクノロジーを背景に「AIを頼れる相棒として自在に操るアドバイザー」が求められる未来です。

温かみのある「人間力」と、時代を先取る「デジタル活用力」。この2つの要素を両立させ、掛け合わせることこそが、これからの日本においてお客様に選ばれるIFAの姿ではないか。2人が持ち帰ったこの気づきは、すでにFanのメンバーの新たな指針となっています。

視察で得た世界基準のトレンドや最新の知見は、帰国後の報告会などを通して組織全体に惜しみなく共有されます。たとえ自分が現地に行っていなくても、日々全員がアップデートしていけることこそが、Fanの強みです。

激変するこれからの時代、日本で新しいIFAのあり方を私たちと一緒に体現していきませんか?少しでもワクワクした方は、ぜひまずはカジュアルにお話ししましょう!

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