見出し画像

◆ 話のネタ ◆ No.3『時代の先駆者』

 今から36年前の1988年、前職で営業をしていた時、時代を切り開く先駆者では、ないかと思われる人の事を聴きました。 その人は、ある中小企業の社長の息子さんでした。

「息子は、昨年就職したが、かなり変わってるんや!」 「そうなんですか、どちらに就職されたんですか?」 「大手広告代理店に勤務してるんや」 「すごいじゃないですか! 優秀なんですね」 「息子は、大学の理系(超難関大学)を出て、社会人になったが、経済のことが、分からんゆうて、毎朝4時に起きて、経済の勉強をしてるんや」 「それは、感心ですね」

「息子は、入社後すぐに、会社の上層部に、様々な改革案を提案したんだが、サラリーマンの世界なので『1年生が何生意気なこと言うてんねん!』 という感じで、会社では、全く、相手にされなかったんや」 「まぁ、企業では、そうなりますよね」

 しかし、彼は、そんなことは、ものともせず、社内に若手で『維新の会』を結成して、社内で無視された内容を、数々のメディアに投稿しはじめた。 すると、『その広告代理店におもろい奴がおる』とメディア間で大評判になり、ついには、会社に、彼への取材の申し込みが来るようになった。 驚いた会社は、彼を入社2年目で、『市長担当者』に異例の大抜擢をすることになったそうだ。

 「すごい息子さんですね、流石、社長の息子さんや!」 「いやいや、俺なんか全然分からん事を息子はするんや、高校生と毎晩夜遊びしてんねん」 「えっ、社会人2年目の息子さんが、高校生と夜遊び?」 「でも、ほんとは、そんなんじゃないねん、息子が言うには、『本当は、中学生と遊びたい!』ゆうとんねん!」 「はぁ? 中学生ですか?????」

息子が言うには、「親父の時代は、録音ゆうたら、最初はオープンリールのテープだったろう、それが、カセットテープになり、MDになった。これからの時代は、若い人が造っていくんや。そのためには、若い人と一緒に遊ばんとその感性は、分からん、俺は、もう古いんや! だから、本当は、中学生と遊びたいんや・・・が、相手にしてくれへんから、しかたなく高校生と遊んどるんや!」

 当時、『マルチメディア』という言葉を、世間で盛んに耳にするようになっていたが、はっきりいって、何のことを言っているのか、分からなかった。 「息子が言うには、こうや。 『マルチメディアが米国で完成した、これから日本に入ってくるそうや。 どういうことが起こるか、すご~く簡単に言うと従来映画を作るのに1億円かかっていたのが、マルチメディアが入ってくると1千万円で、できるようになる・・・・・・・のではなく、たった1百万円でできるということや!!』」

「???????」 社長も私もまったく理解できませんでしたが、今、振り返ると全く端的にものの神髄を表現しているすごい人だと心から感心しています。

💛 スキや、フォロー、コメントを頂けると励みになります。内容が、
      面白ければ宜しくお願いします♬

<バックナンバー ベスト5>
【人気No.1】⇒ この記事をいろいろな方に見てもらう為にnoteを開始!
◆ 話のネタ ◆ No.22『愛はかげろう』人生で一番悲しかった時 |

【人気No.2】⇒ 入行した銀行の強さの秘密!
◆ 話のネタ ◆ No.20『新入社員研修 新大阪駅 270人号泣:銀行』|

【人気No.3】⇒ 外国課長と一緒に 昼間からLove Hotelに!
◆ 話のネタ ◆ No.21『スナックの料金に合理性はあるのか?』|

【人気No.4】⇒ ぶっ飛んでます!!
◆ 話のネタ ◆ No.3『時代の先駆者』|

【人気No.5】 ⇒ 自分的には、No.2
◆ 話のネタ ◆ No.13『息子と自分の”初任給”』|


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集