#20 「ふりむけばそこにいる 奇譚蒐集家 小泉八雲」(全4巻中第1巻)
19世紀英国。父母を亡くし、一族から疎まれて北イングランドの神学校に送られたオーランドは、この世の怪を蒐集する奇妙な少年と出会う。生者を道連れに誘う幽霊列車、夜の寄宿舎を彷徨う砂男と聖母マリアの顕現、哀切に歌う人魚の木乃伊の正体とは。怪異が、孤独な少年たちの友情を育んでゆく。のちに『怪談』を著したラフカディオ・ハーン――小泉八雲の青春を綴る奇譚集。
19世紀英国。隻眼の異端者・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)。孤独な少年が見つけた、怪異と友情――。
19世紀英国。父母を亡くし、一族から疎まれて北イングランドの神学校に送られたオーランドは、この世の怪を蒐集する奇妙な少年と出会う。生者を道連れに誘う幽霊列車、夜の寄宿舎を彷徨う砂男と聖母マリアの顕現、哀切に歌う人魚の木乃伊の正体とは。怪異が、孤独な少年たちの友情を育んでゆく。のちに『怪談』を著したラフカディオ・ハーン――小泉八雲の青春を綴る奇譚集。
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⬆︎から小泉八雲に興味が湧いて…
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の若かりし頃の冒険譚。神学校での友人達とのお話しでもあり、不思議な現象を読み解く謎解きでもある。
生い立ちを知ると、なぜ彼が「この世ならざる世界」に惹かれるようになったのか、がよくわかる。
本当に孤独を知る人、心が静かな人、悲しみを抱えつつ強く生きようとする人…そんな人だけに見えるナニカ、聞こえるナニカ…があるのかもしれない。
高い知性と鋭い感性を備えたハーンの、ちょっと風変わりな学生生活が語られていて面白かった。
勿論、フィクションではあるけれど。
ちょうど今日は「ハロウィン」だ。🎃
(アメブロからお引越し中のため、時系列がアレですが、この本を読んだ時がハロウィンでした)
元々は「サウィン」と呼ばれたこの日。
夏の終わりを告げる日であり、冬の始まりの日。
昔は一年の始まりがこの日だったそう。
そして、夏と冬の「境目」であり、年と年の「境目」は「エッジ」とよばれる境界だったことから、
「あの世とこの世」が交わる日ともされたそうで。
あの世から魂が彷徨い出でて、懐かしい邂逅を期待する人も多かったそうだ。
ちょうど日本の「彼岸」にあたるのかな。
昔からの言い伝えや、歴史には、事の由来が含まれていて、知るとなるほどな、と考えさせられる事が多いと思う。
巷でのお祭り騒ぎとは一線を画する「サウィン」の話しは、作中でも記されるように、もっと厳かで亡き人を偲ぶ切なさや愛しさに溢れている。
偶然にも今日という日が重なって、とても印象深い一冊となった。
朝ドラもあって八雲記念館は人気が出そうだけど、出雲大社と一緒に訪れたい場所だなぁ。
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