盛り上げ役は猫 世田谷のローカル鉄道をなぞるカメラ散歩 前編
春をすっとばして初夏のような陽気の週末。肩からカメラを下げて、東急世田谷線沿いをぶらぶらと歩いてきました。
世田谷線とは世田谷区の真ん中を走る2両編成の鉄道。沿線にはお寺や神社のほかに商店街もあって、歴史や生活が織り混ざった風景を楽しめます。
今日は山下駅と豪徳寺の様子を写真でお届けしますよ〜。
山下駅

ここは小田急線・豪徳寺駅との乗換駅でもあるんですよ〜。駅に着いたのは午前10時前。駅から南に向かって伸びる豪徳寺商店街には、海外観光客(欧米系・アジア系半々くらい)の姿がちらほら見えました。


「日立カラーテレビ」のフォントがカッコいい。
みなさんの向かう先は「豪徳寺」。近年「映えスポット」として世界中から参拝客が集まっています。商店街にも、観光客を意識した雑貨やスイーツを扱う英語対応のお店がふえましたねぇ。
豪徳寺

駅から徒歩15分ほどで豪徳寺に到着。こちらは曹洞宗のお寺。世田谷有数の観光スポットでもあります。
なにが観光の目玉かといいますと、招き猫です。
由来はざっくりこんな感じ↓
彦根藩のお殿様・井伊直孝が鷹狩りの帰り道、ここ付近で雷雨にでくわしたときこと。門前にいた猫に手招きされて入ってみたところ、和尚さんとお話しながら雨宿りできたんだそうな。そこからお殿様とのご縁が生まれ、井伊家の菩提寺となり、荒れた寺社を復興するさいに支援をしてもらえたそうな。
お寺が再び盛り上がれたのは猫のおかげ、ありがと〜!ということで、福を招く猫=「招福猫児」としてお祀りするようになりました。

湘南ゴールドは、黄金柑と温州みかんの交配種らしい。でもって、黄金柑とはゆずと温州みかんの交配種なんだと。じゃあ、湘南ゴールドはゆずの孫ってこと?食べたないからなんとも言えないが……。



猫の前足に注目してみてくださいませ。
何か足りないような気がしません?
答えは「小判」です。豪徳寺の招き猫が招くのは、福そのもではありません。人との繋がりを招くのだそうです。その繋がりを活かして、福となすかどうかは自分次第だよ〜っていう思いが込められているんだと。
自分次第だよってところ、グッとくるなあ。

視界を埋め尽くす大小の招き猫。赤と白の色合いといい、草間彌生のインスタレーション作品みたい。


今回のカメラはソニーのアルファ7c、レンズはカールツァイスイエナ35mmF2.4です。レンズのコーティングが弱々の古いレンズなので、写真左下のようなゴーストが出やすく、ぼんやりと写りやすいんです。
古いカメラで撮った写真のようなアナログっぽさが、散歩のゆるい雰囲気と合うなあ。

松陰神社前駅につづく

以上、山下駅〜豪徳寺の様子をお届けしました。
豪徳寺は観光スポットであるとはいえ、都心の施設に比べるとまだ穏やかに見て回れました。ほんの数年のあいだに人がたくさん訪れる場所になってしまったなんて、SNSの影響力ってほんとすごいですね!
次回は吉田松陰を祀る松陰神社にまいりますよ〜。
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