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「温かくない医療従事者」だった私

シンさん(上司)と最後の検査だった。

もう安心して検査ができるのは最後だ。

これからはシンさんとの思い出・やってきたことを大切にして、がんばる。


私が就職して2週間目の日記にこんなことが書いてあります。

20xx/4/13
私は、非常に淡白で機械的な性格をしている人間である。思いやりがありそうでそうでもなく、工夫をこらしていそうでそうでもない。また、意欲がありそうでそうでもない。そういったこともあり、精神科という心を専門に診るところで働くことで自分の本当の気持ちを知りたいというか、自分の殻を破りたいと思った。

20xx/4/14
私はとても淡白で機械的な性格だ、せっかく患者さんに話しかけてもすぐに会話が途切れてしまう、どう患者さんと会話をしたらいいのかシンさん(上司)に聞いてしまった。シンさんは「それはすごく精神科に勤めるにおいていい性格だと思うよ。あんまりいちいち真剣に患者さんの話を聞いていたらこっちの気が滅入ってしまうから。」。その言葉にすごく救われた。私は私の性格のまま、患者さんに接すればいいのだとわかった。

eirinの日記より

自分に自信がない。
無価値でつまらない人間。
非常に淡白で機械的な人間。
全てに自信がないし、
自分なんかが自分から行動する資格がない。

私はずっと、自分のことをそんなふうに思ってました。

でも、

eirinさんはそのままでいいんだよと受け止めてくれた存在。

それがシンさんでした。

私の「血が通ってない心」を8ヶ月かけて少しずつ温めてくださいました。

eirinさんはeirinさんのままで、自分と向き合っていいのよ。
そして、eirinさんのままで、患者さんと関わってみてね。
大丈夫。もう一人で大丈夫よ!

そして、私に生きる勇気を与え、自信を与えてくださいました。


今日の学びポイントは….

少し、今までのマガジンを振り返ってみたいと思います。

みなさんはどの学びポイントが印象に残っていますか?

ぜひマガジン覗きにきていただけると嬉しいです✨
(下のリンクをご覧ください🫧)

今日も素敵な一日を過ごしましょう✨


「精神科検査技師の日記#101」から私の一人業務の奮闘の日々が始まります。

さあ、一人で頑張ろう!私は大丈夫なんだ!

お付き合いいただければ嬉しいです。

※次回は番外編になります。

※登場する人物や会話は、心の記録をもとにした創作です。

eirin

=追記=

「精神科検査技師の日記」では精神科の現場で起きる出来事や、そこで学んだことを、できるだけリアルに記録してきました。
※個人が特定されないよう、一部表現や設定には配慮しています。

そして、この日記はただの医療エッセイではなく、精神科病院で働く日々を通して、eirinという「一人の人間が少しずつ形づくられていく過程」も描いています。

飾られた言葉ではなく、その時々の気持ちや迷いをそのまま書き残した、小さな思考の記録です。

まだ日記は続いていきますが、#100という区切りのタイミングで、この思いをお伝えさせていただきました。

「精神科検査技師の日記」は、いつか本や漫画として形にできたら嬉しいと思っています。

もし編集・出版関係の方でご関心を持っていただける方がいらっしゃいましたら、これからも長く見守っていただければ幸いです。

eirinより

みなさん、ぜひ、この記事をシェアしていただけると嬉しいです✨

これからもよろしくお願いいたします✨

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