(長編詩)「案内所流 もったいなくて」シリーズ⑤ ~円≪まどか≫流 trauma≪トラウマ≫~
円流 trauma≪トラウマ≫
traumaって、
ただの傷で、
治ることなく、
浸食していく。
暗い森の中を、
走る。
止まれない。
怖いから。
変えられない。
変わるものでも、
ない!
でも、
壊れてはいない。
壊れたくなんて、
ない!
私は、
壊れる代わりに、
分解する。
何も持たされず、
何も持てず。
何も知らないまま。
知る余裕もなくて。
準備なんて、
概念は、
役に立たず。
ただ、
ただね。
ばらばらだと、
走りやすくて、
身が軽いと、
心も軽い気がして。
感情はしょせん、
後追いで。
realを正確に。
その方が、
passion?
memoryは、
必要があって、
消えていて。
必要がなくても、
蘇ったりもするけど、
それから、
分析すればenough
良心?
呵責?
悩み?
私にとっては、
走りやすいか、どうかね。
私の
start地点。
余裕が、
余白で、
気づきで。
森の木々に、
目印を刻み。
森の低木に、
身を隠し。
森の大岩に、
己をぶつける。
落ちているものに、
他者の言動に、
拾えることを知る。
「ごめんなさい?」
「うん。その…知らなくて」
「私を見て、思ったのでしょ?
そのまま受け取れるよ。
舐めないで」
抱えて、
走れるようになる。
でも、
ずっとずっと、
大変なのに、
苦しいのに。
眼《まなこ》は必死に、
探していて。
「合う、合わないはある」
「…それは」
「慣れてないから、
肉を割き、血が流れる。
でもそれも一時で、
なんてことも多いし」
分解して、
できた隙間に、
はめ込んでいく、
歪に、
力技で。
またひとつ。
深いところへ。
継ぎ接ぎしていく。
あぁ。
馴染め!
私になれ!
「変わったね」
「当然」
「〇〇みたいね」
「当然」
私、
走ってるよ。
今の今まで。
けっこう、スゴクナイ?
拒絶してる暇なんてない。
どうなるかなんて分からない。
どうなってからしか、
考えないことにしてる。
性別も年代も関係ない。
けっこうハマるもので、
成長痛?
「境界?
歪だって?
見たことないけど??」
私はあなたに手を伸ばす。
その頬に触れたい。
「スバラシクナイ?
あなたが、
私の中にいるのよ?」
「逃げないで。
あなたの痛みは、
私の甘美」
どろっと
粘度が増し、
甘味が増し、
笑みが増す。
流れ、
漏れ出る、
力と命。
私は急かされている。
森に。
ぶつかり、転ぶ。
闇に。
生きることは、
現在進行形。
traumaは、
傷じゃない。
暗い森で、
シチャカチャに、
走り続ける。
内部から音がしてると、
安心できる、
それが痛みでも、
生きた跡だ。
壊れてない。
走り続けられる。
また、
分解すれば……
「塩気が、
足りない?」
*自分のこの記事から、
インスピレーションを得た、
派生作品になります
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太っ腹♥
きっと、良いことがあったんだね💫