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愛器#02:復活のFERNANDES ST-145SL スティーブ・ルカサーモデル(1985年製)

1983~1985年頃に製造販売されていたFERNANDES ST-145SL(スティーブ・ルカサーモデル)。
私は1985年に近所の楽器店にて新品購入(セール品)をしたのでモデル末期の1本だと思います。

Fernandes ST-145SL(1985)

長い眠りに…

カスタムに挫折

手元に残る愛器としても購入したエレキギターとしても#2。#3になるギターを購入した直後からカスタムに挫折して長い眠りにつくこととなりました。

ネックはCASIO Guitar Synthesizer PG-300に移植。
ボディは無残な姿で放置されることとなりました。

配線は切断
ノブや5wayスイッチも外された状態

ブースターを接続しようなんて思ったのが間違いでした。
"ハンダ要らずの簡単取付"の言葉に騙され(自分の理解力とDIY能力が無かっただけ)、自力で取り付けようと思ったのです。

当時はネットの情報なんてものもなく、自分に何の知識もないまま作業に入ってしまったので、配線を取り外した段階で撃沈。

新たなメイン・ギターも手元にあることも影響して、見て見ぬ振り状態でクローゼットの奥にひっそりとしまっておきました。

INTERRUPTER ST-01とは

EMGピックアップといえばSPC(Strat Presence Control)、別名ファット・コントロールなどと呼ばれるミッド・ブースターが有名ですが、変わり者の私はINTERRUPUT ST-01というトレブル/ベースのカット&ブーストができるとのことで亜種を選択。普通に楽器店で購入したと思います。

トーンノブのセンターでフラット。
トレブルを上げてベースをカットするとさらにキンキンなトーンになるし、ベースを上げ気味にすると図太いサウンドも出ます。
両方MAXまで上げるとクリーン設定でもかなり歪みますし、効き目は最高です。

普段はほんの少し上げ気味にする程度で心地いい感じになります。

アクティブPUだけでなく、パッシブPUにもディップスイッチで対応


2026年1月某日、リペアへ旅立ち

バラバラ状態のままケースに入れて持ち込み。
リペア依頼先はいろいろ探して検討を重ねたのだが、若い頃に周辺機器等の購入でお世話になっていた島村楽器のリペア部門にお願いすることにした。
実際は車で一番アクセスしやすい店舗を選択。

現状の説明とゴール

  • できる限り1985年当時のオリジナル状態に近く復帰させたい

  • 欠損している主要部品(5wayスイッチ、ワッシャー等)は現状品で補完

  • INTERRUPT ST-01の取付

このリペアならば¥30,000少々であがりそう。

リペア時の提案

  • オリジナルのEMG SAが使用不可の場合、現行のEMG SLVセットに交換取付

  • INTERRUPT ST-01の電装系トラブルがあった場合は取り付けず、通常の回路(トーンポッドの新品追加)でのリペアとする

オリジナルEMG SAの電装系のトラブルがあった場合はEMG SLVの新品交換。こうなるとあの当時の音の再現ではなくなってしまうし、リペア費用も倍以上に膨らんでしまう。
これは今回リペアする意味があるのか疑問。

INTERRUPT ST-01のみのトラブルの場合、オリジナルのST-145SLに復活できる。
これは最低限のゴール。

リペア期間の見積もり

預けて数日後に電話連絡が入り、リペア期間の見積もりが出ましたと。

3~4ヶ月

!!!???
まぁ掛かるよね~

考えてもしかたないのでお願いしました。

この3ヶ月間は不安ばかりでした。
なにが不安って、いつ

EMG SA不動です

とか

INTERRUPT ST-01不動です

とか連絡来るかとビクビクヒヤヒヤしていました。

でも全く連絡来なかった。
そしてちょうど3ヶ月経とうという4月上旬に連絡が来て、リペア完了して店舗に届きましたと。

おいおい戻ってきてるんかい!

翌日に時間があるので取りに行くと返事。
ワクワクが止まりませんでした。

リペア完了!!

オリジナルのEMG SAもINTERRUPT ST-01ブースターも問題なく動作し、欠損していた5wayスイッチ、ノブ等も現行品で補完して完成。

リペア費用は当初の予定通り¥30,000ちょっとであがりました。

1985年製とは思えないほど美品(だと思うw)

1985年当時のEMG SAが問題なく動作したことで、現行のEMGではない"あの頃"のサウンドが復活。
ジャパン・ヴィンテージと呼んでいいのかな?

CASIO Guitar Synthesizer PG-300の復活に続いてうれしい若かりし頃の思い出の1本が30年の時を超えて目を覚ましました。


リペアを本格的に考えたきっかけは、製造メーカーであるFERNANDESの倒産のニュースでした。
我が家のFERNANDES製ギターであるST-145SLをどうしても当時の状態で復活させたいと思い、リペア依頼先をいろいろと探していました。
結局は近くて頼みやすそうな島村楽器のリペアを選びましたけど。


長くなりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。
このFERNANDES ST-145SLについてはまた別の投稿に分けます。
それでは、また。

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