サナエトークン第12報 運営は何%持っていたのか〜65%という指摘を数え直す〜
騒動の渦中、3月4日の配信で、ある指摘が広まった。このトークンは総供給の65%を運営が持ち、いつでも売れる設計だった、と。構造的に危険だ、という話だった。
数え直した。65%という数字は、どの数え方でも出てこなかった。出てきたのは、もっと単純な形だ。
65%は、どこにもない
初期供給は10億トークン。2月23日、その全量が発行元から①へ渡った。①が2月の数日で58の宛先へ配り、手元に3億4283万を残した。ここまでは第11報で書いた通りだ。
「運営の保有」を数えるには、運営の範囲を決めなければならない。範囲の取り方で、数字は動く。三通りで数えた。
①単独なら、3億4283万。総供給の34.28%。
①に、松井氏の公開リストに載る②③を足すと、7億5000万。75.00%。
さらにリスト外の4QaVAt(2.5億)まで足すと、10億。100.00%。
参考までに、③を外して①+②だけで数えても74.53%。75%の中身はほぼ②で、③の切り分けでは数字はほとんど動かない。
65%は、この三つのどこにもない。34と75の間に落ちる数字で、単一の定義では再現できなかった。指摘がどの範囲を「運営」と呼んだのかは、指摘元の説明がなく、特定できない。
ただ、数え直して残った事実のほうが、65%より重い。供給の100%が、①を起点に配られていた。リストに載る枠も、載らない枠も、市場に出た分も、すべて出どころは一つ。65%どころの話ではなかった。
ここから先は
2,046字
この記事のみ
¥
280
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで
よろしければ応援お願いします!チップはnote更新用のPC購入費用に当てる予定です。よろしく!
