サナエトークン第11報 配布のほぼ全部が焼かれた〜売られなかった10億の行方〜
第10報で、私は一つの穴を追った。リストに載っていない最大の配布先が、2億5000万を受け取り、一度も売らずに返送し、焼かれていた。誰も追っていない穴だった。
だが、それは穴ではなかった。全体の一部だった。
配布先を51まで数えて、同じ動きがそこら中にあった。受け取って、寝かせて、戻して、焼く。4QaVAtだけの話ではなかった。ほぼ全部が、そうしていた。
51のアドレスが、戻していた
①が最初に受け取ったのは、10億トークン。発行元から2月23日に着いた、供給の全部だ。
そこから2月の数日で、6億5716万が58の宛先へ配られた。手元に残ったのは、3億4283万。ここまでが、ローンチ前後の配布だ。
3か月が過ぎた。5月20日と21日、配られたトークンが一斉に戻り始める。返送してきたアドレスは、51。うち49は、この二日間に集中していた。残る2件だけは、3月上旬に先に戻っている。戻ってきた総量は、5億7053万。
戻したのは誰か。松井氏の公開リストで言えば、②派生が50アドレス、③外部が1アドレス。②は配布枠のほぼ全数だ。そこへ、リストに載っていなかった4QaVAtの2億5000万が、下流を経由して合流する。配られた枠の、ほぼ全部が戻ってきた。
戻り方には、層があった。最大がEu3ZE6Qの2億、次いでBzCDkgjrの5000万。この二つが4QaVAtの下流だ。続いて3dnvproの2000万、7WFJ9jの1869万。そして残り45のアドレスが、それぞれ622万ずつ。大口から小口まで、きれいに並んで戻っていた。
①の手元に、返送分5億7053万と、元から残していた3億4283万が積み上がる。合計、9億1336万。
5月27日、①はその全額を、焼却用のアドレスへ送った。
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