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シンナー不足は訴える必要があります

扉絵はNano Banan 2 作画です

こんにちは。建築業界で深刻なシンナー不足が起きていて、これにより建築業がなりたたなくなってきました

シンナーの不足をなぜ訴えなければならないのかというと、ハイオクガソリンの製造に押されているからです。ガソリンは社会的優先度が高いため、シンナーの原料を直接輸入するしかない現状です

え?エチレンプラントの話しをしないのか?ナフサ不足でエチレンプラントの稼働率が下がったからシンナーも品不足になったのでしょう?

違います

エチレンプラントの稼働率はもともと採算割れの70%ちょいでした。イラン情勢によって低下したのは約3.5%です

日本のエチレンプラントは老朽化しているし、プラスチックの需要は年々減少しているし、地球温暖化を考えるとエチレンプラントを頑張る必要はないな。イラン情勢前の雰囲気はこんな感じで、現在12基あるエチレンクラッカーは8基に集約される予定です

シンナーは溶媒を薄める液で、トルエン、キシレンを主原料とします。このトルエンやキシレンの製造は、主に製油所にある接触改質装置(プラットフォーマー)で作られます。エチレンプラントにある接触改質装置でも作られていますが量は製油所よりはるかに少量です

中東情勢により原油そしてナフサの供給量が減少しました。特に中東産の質の良い原油やナフサの供給はほぼ途絶えました

それでも平時に近ずくべく製造しているのがガソリンです。質の悪い原油やナフサを原料にしているため、ハイオクガソリンを製造するためにシンナーの原料を加えています

つまり限られたキシレンやトルエンなどシンナーの原料は、ハイオクガソリンの製造に回されています。このためシンナーの原料は決定的に不足しています

なぜシンナーが深刻に不足しているのに原料をガソリンへ回すのか?
基本的に価格によるそうです。ハイオクガソリンの製造に回したほうが儲かるから。

シンナーに回したほうが儲かるには、シンナー類の価格が上昇する必要があります。また、シンナーに原料が回されると、ハイオクガソリンはさらに品薄になって価格が高騰するでしょう

このように現在は限られた原油・ナフサによって死を招く悪循環の最中です

ここで必要なのは、現場の状況を正確に数値にして政府に届けることです

シンナーなどが本当に現場に無いということ。


目詰まり以上に不足していること。

シンナーが不足するとどのように死を招くのか、という実例を知らせる。


政府、内閣というよりは国土交通省や経済産業省に動いていただくのが、現在の窮状への救いになると考えられます


相談窓口はこちらの記事無料部分にあります

皆さまのご無事を願います

5月5日追記:考え始めるのが遅かったようです。すみません

#シンナー不足 #建築業
#ビジネス #経済 #イラン情勢 #エチレンプラント #パイロン先生




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