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認知症診療医に介護のことを相談してみませんか?

こんにちは、医師のくんぱすです。
いつもnoteやXを見て下さり、ありがとうございます。

私の記事を見に来てくださったあなたは、きっとご家族に認知症の方がおられるか、認知症の介護に携わる医療従事者の方かと思われます。
どちらにせよ、”認知症介護に本気で向き合っている”ということは間違いなく、その点で私とすでに共通点がありますね。


私は認知症疾患医療センターで認知症診療に携わる医師です。
認知症としっかりと向き合ってから10年以上が経過しました。

内科系専門医であり、元々は大学附属病院や地域の基幹型急性期病院で診療をしていました。
その後、介護施設の施設長を経て、現在は認知症診療の最後の砦ともいえる認知症疾患医療センターの認知症治療病棟で高齢者医療を日々行っています。


その現場で感じること、認知症に携わる皆さんにお伝えしたいこと、役に立ちそうなこと、介護で悩まれる方の心が少しでも軽くなり視野が広がることなどをSNSを通じて個人で発信しています。

なぜ、普段の診療に加えて発信を始めたのか

それは、臨床の現場で感じた『介護者へのサポートが足りない』という気持ちからです。
そして、それは、残念ながら私の勤務時間内には十分にはしてあげられないと感じたからです。

外来をしていても、ご本人の診療で手一杯で介護者さんの心労に耳を傾ける時間は限られます。
入院診療では、家族面談のときにしっかりとお話はできますが、頻度はそう多くありません。

だから私は、自分の時間が許す限り、自分の経験や知識、そしてこの想いでまだ目の前にはいないあなたの役に立ちたいと発信を続けています。

私の願い

『認知症介護で潰れない社会』を創りたい

これが私の願いであり、目標です。

限界まで介護を頑張り、疲弊する家族。
ニュースでは介護に疲れた家族が起こしてしまった事件に胸を痛める。

介護を頑張っておられる方には、他人事に思えないこともあるでしょう。
そして、そんな自分自身の闇の部分にまた傷つけられる。

私が今まで接してきたご家族も、とても一生懸命に十分すぎるほど頑張られていても、「もっとこうしてあげたかった、、私の力不足で本人に申し訳ない」と自分を責める方は少なくありませんでした。


(介護とは、なんて残酷な世界なんだ、、)

そんな世界をどうにかしたい。
介護者が、家族が、介護で潰れない社会にしたい。

これは一人では成すことが難しいであろう壮大な目標です。
けれど、同じ想いの介護者、医療従事者は多いはずです。

この目標に一歩一歩近づく中で、同じ想いの方にたくさん出会い、お互いに刺激し合いながら山頂を目指していきたいと思っています。


介護者に共通する悩みは【発信】で、個別具体的な悩みは【個別相談】で

『介護で潰れない社会』を目指す第一歩として、発信するだけでなく双方向性の活動で役に立てないかと始めたのが、【認知症介護者の個別相談】です。
これは、認知症の症状が多岐に渡ること、介護者の悩みが個々に違うことから、個別具体的なアドバイスをして差し上げたくて始めました。

2025年の6月に限定募集したところ、数日で募集枠は埋まり、実際に相談頂いた皆さまにはとてもありがたいお言葉をいただきました。

実際に受けた相談の事例

”医師へ個別で相談”というと身構えてしまう方もいらっしゃると思います。
「こんなことで相談していいのかな、、?」と不安のある方へ、実際の相談内容をいくつかご紹介します。

相談①
「今度、認知症の親に介護施設に入所してもらおうと思っています。
けれど、本人には断られると思うんです。
なんと言って説得したらいいでしょうか?」

相談②
「ここ最近、認知症なんじゃないかと疑うもの忘れなどの症状があります。
けれど、『認知症の検査に行こう』とは本人に言いづらいです。
包括支援センターに相談したんですが、『ご家族がなんとかして病院に連れていくしかありません』と言われて、、。
なにかいい方法はありますか?」

相談③
「在宅介護をしています。
先日、肺炎で入院しなんとかまた自宅に退院はしたものの食事や水分量が減っていて心配です。
そばにいてあげたいし、本人も自宅にいたいとは思うので自宅で介護を頑張りたい気持ちはあるんですが、それが本当に本人のためなのか葛藤しています。」

これはほんの一部です。
認知症予防検診~外来診療~入院診療~終末期まで、認知症の全段階の診療をしている私だからこそお伝えできますが、認知症の悩みは本当に多岐にわたり、悩みが一旦解決してもまた違う段階での悩みがある、これがさらに介護者を疲弊させてしまう。

『かかりつけの先生にはなんだか聞きづらい』
『本当に今の方針、治療でいいのか背中を押して欲しい』
『もう何が不安なのか、何に悩んでいるのかも分からない』

こういった相談にも乗っています。
モヤモヤしていて言語化できなくても結構です。
お気持ちを吐露して頂き、その真意は何か、解決すべき課題は何か、専門家として一緒に探します。

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