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やっぱり家族を愛してた。ドラマ感想!『拾われた男 LOST MAN FOUND』

今回はネタバレなし。

武庫川団地からアメリカまで行って帰ってきて家族の大切さを思い知る男の物語。
私がこれまで見たドラマの中でも抜群にキャストが豪華且つ、隅々まで適役で、素直な感情を持って最後まで観られる、楽しめる。

松尾諭という俳優の実体験を綴ったエッセイ

が原作ということで激しい不幸な描写などがなさそうなところは安心できた。そのかわり、容赦なく病気や別れが現実を突きつけてくる。
だが、バッドエンドではない。

松尾諭
1975年生まれ、兵庫県尼崎市出身
高校の授業で観た舞台をきっかけに俳優を志し、上京。
下積み時代には井川遥の付き人を務めるなど、泥臭い努力を重ねてキャリアを築いた。趣味は総合格闘技・ラグビー・絵を描くこと。体格を活かした役柄も多い。

努力と偶然が重なったユニークな人生、誠実なキャラクター、そして確かな演技力によって、 日本の映像作品に欠かせない名バイプレイヤーの一人と言える存在。

AIが言うことですけど。

実は、私は松尾諭を全く知らなかった。
「サブスクで観られるドラマおしえて~」
とAIに投げて、これまで観た気に入ったものを伝え、方向性の違いがあって何度も会話を重ね…出てきた。
また仲野太賀主演!なら絶対面白いだろう!
こちらの記事でも仲野主演のドラマについて書いている。


あのコの夢を見たんです。』でお笑い芸人の山里亮太役をしているのを見て、とてもいい俳優だと思った。(これももう一度観たいドラマ!)
誰かの役を演じると「まるでそのように見える」不思議な男だ。

で、松尾諭は『拾われた男 LOST MAN FOUND』の導入部分に本人役で女優の夏帆と共に登場する。本人役は難しかったそうだ。自分は見えないから。
そして今回も、仲野太賀は松尾諭のように見える瞬間があった。



武庫川河川敷が何度も映る。
その近くの、武庫川団地に住んでいる家族の話。
(うち従兄が住んでたからすごい親近感。)

「お前は橋の下で拾ってきた子なんやで」


というのは関西人だけのジョークなんだろうか。
ドラマのなかで何度も出てくるセリフだ。

いまはそんなこと言うと多くのひとに咎められるが、我々氷河期世代の親、つまり戦争を知らない世代は割とそんなこと平気で言っていた。
私は平和ボケじゃないかと思っている。

「いまの生活が死ぬまで続く」そういう幻想を信じて努力して、家庭を築いて人生を遂げられる、そういう稀有なひとたち。


それより上の世代も下の世代も別の辛酸を舐めているから、愛する我が子に向かってそんなさぶいギャク言わんのとちゃうかな、と勝手に考えている。
親子に限らず、対人関係はもっと繊細な人間が多い気がしている。
というのは、掴んだ先からこぼれていく感覚を持っているから。
お金も仕事も家族も。

まあそうは言っても、松尾家は紆余曲折あって、失いかけた絆を取り戻す。
これはみんなの見る夢だと思った。
ほんとうにこんなことがあったとすれば、松尾諭は恵まれていると思う。
ほとんどの家族は最後バラバラになる。(あ、うちだけか?)
ちょっとした誤解、すれ違いがいつまでも尾を引いて。

アルバイト先のひとびと、同級生、事務所のみなさん、井川遥…
この井川遥がすごいいい味出してる。なぜ?と感じた人は是非観てほしい。
もちろん、ほかのキャストも個性豊かに描かれていて挙げたらキリがない。
あのひともこのひとも…文字数が足りない!
あと、関西弁が上手かった、まじで。
崩れた箇所は数えるくらいしかなかった。(数えたんかい)
お兄ちゃん役が草彅剛でなんでなん?と思いながら観てたら、これ草彅くんやないと絶対できへんかったわ!って納得した。ほんまに。




ネタバレを防ごうとしたら、ここまでしか書けない。

久しぶりに、心温まるドラマに出会えて嬉しかった。
御本人健在の実話のいいところを感じられた。

仲野太賀は相変わらず良く、
松尾諭のことは、憎めない男だな、と思った。
この「憎めない」のニュアンスもいずれ通じなくなるかも?
いまも伝わりますかね。ほかに言い換えが利かないのよね。


Disney+にて視聴。
大人のドラマけっこうあります!














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