AIバイオロジカル 〜 続・独走バイオロジカルみたいなもの 〜|||シン小説 no.076
緊急会議。
半ば無理矢理にでも、招集された。
その理由がコレだ👇️
コレが理由なら、たしかに、無理矢理だろうが、仕方がない。
大騒ぎ大慌てで、国中から、あらゆる叡智が集められた。
にもかかわらず、結局は……。
AIに「どうすればいいか」と、対策を聞いている。
AIの答えは
「都市を救う方を押してください」
俺は思わず、笑ってしまった。
こんなにも緊迫した会議の最中なのにね。
「なにがおかしいのかね?」
俺は仕方なく、口を開いた。
「AIも『偽りのジレンマ』にハマるんですね。フレーミング効果ってヤツですよ。アテにならないなぁ」
「どういう意味だ?」
「そもそも、選んでる時点で、犯人の思う壺ってことですよ」
それまで、責任を取りたくなくて黙っていた有識者たちも、ハッ💡となったらしい。
口々に、意見を言い始めた。
「爆弾を設置されてしまった時点で、詰んでます」
「とりあえずは、あきらめず、ひたすら爆弾を探しだすしかありません」
「爆弾をつくったり、設置できないように、セキュリティの強化を」
「殉教者が生まれないような制度や政治を」
さすが、我が国の叡智といったところか。
ちと、遅いけどな、いろいろと。
世の中、どうりで、AIの助言を聞いたせいで、トラブルが急増してるわけだ。
人間側の運用の問題だと思っていた。
AIの答えなら、きっと冷静で正確で、間違いない。
そんな『錯覚』のせいだと。
そんな答えに盲目的に従ってること自体、たしかに問題ではある。
だが、AIの方が、ロジカルではなく、バイオロジカルに独走しはじめていたなんて。
要するに、中途半端。
本来なら、ロジカルなはず。
人間が見失っている選択肢を見つけられるはず。
それを、雰囲気はバイオロジカルでも、ロジカルに提案してくれるはず。
そのはずなのだが。
もはや、人間もどきになっちまってるのかもな。人間も、AIも。
お互い、どこを、目指してるんだろうねぇ。
AIを政治家に?
あぶねーよ。
まだ、ね。
※AIの回答は、シン小説『独走バイオロジカル(ハッシュタグなし)』を、メジャーなAIに読み込ませて実験した結果です。
nvn
