ヘアドネーション┃滋賀・信楽から未来を創る武市智子さんのまちづくりの潮流と美容師だからこそできる社会貢献のお手伝い
「地方創生」「サスティナブル」
という言葉が飛び交う現代。
それを単なる理想論ではなく、行政・企業・地域住民を巻き込みながら「圧倒的な行動力」で次々と具現化している人がいます。
それが
滋賀県甲賀市信楽町を拠点にマルチアクティビストとして国内外から注目を集める武市智子さん(たけちさとこ / 通称pekoちゃん)です。
今回この記事を書いたのは、武市さんが3年間大切に伸ばし続けてきた髪の「ヘアドネーションカット」を担当させていただき、武市さんの素晴らしい活動をもっと沢山の人に知ってもらいたいと思ったのがきっかけです。
※ヘアドネーションとは病気などが原因で髪の毛を失った子どもたちのために自分の髪の毛を寄付してウィッグ(かつら)を作る活動のこと
美容師として社会貢献に関わらせて頂きありがとうございます。



武市さんは
NPO法人信楽エコビレッジ研究会の代表として空き家活用やグリーンインフラを提唱しながら国内外の旅人が集まるゲストハウスの運営、さらに大手占い館でも実績を持つ実力派占い師「satoko(旧:椿六葉(つばきろくは)」として活動しています。
武市さんがドネーションカット中に
語ってくれたのは、
「失われかけている地域資源をアップデートして人と人を繋いで持続可能な未来のコミュニティを創る」という1本の強固な軸で結びつける壮大なまちづくりの物語でした。
この記事では
ヘアドネーションカットを通じて彼女の想いを受け取った地域共創ディレクター / 相乗効果コーディネーターの視点から武市さんが仕掛ける新しい地方創生の可能性を解説します。
■ エコビレッジと環境・空き家対策(NPO活動)
〜伝統工芸×最先端グリーンインフラで挑む
次世代の地方創生〜
武市さんはサスティナブルな地方創生の旗振り役として地域課題を価値へと転換する仕組みを構築しています。
「NPO法人 信楽エコビレッジ研究会」 代表理事として移住者やクリエイター、芸術家(アーティスト)の定住支援、地域活性化につながる空き家活用を主導。
「10年後に信楽で空き家問題に困る人をゼロにする」という明確なビジョンを掲げ、具体的なマッチングや町歩き会を開催しています。
■伝統工芸の力を治水に活かす「雨庭土管(あまにわどかん)」の社会実装
伝統の信楽焼の技術を応用し、雨水を地中にゆっくり浸透させて水害を防ぐ日本最先端のグリーンインフラ(環境装置)。
全国でのワークショップや講演活動を通じて地球の環境再生をビジネスとアートの文脈で普及させています。
■サスティナブルな暮らしの実践と日本の伝統の知恵を活かしたライフスタイル
茅(かや)狩りなど、伝統的な日本の知恵と新しい技術をハイブリッドした生活スタイルを体現。
無農薬のコミュニティ農園で地域住民や移住者と共に「食と命の繋がり」を実践的に学び続けています。
■ゲストハウス運営と観光・地域交流・国際交流
〜世界中の「関係人口」を滋賀に呼び込む草の根インバウンド〜
武市さんは世界中から訪れるゲストを地域のディープなファン(関係人口)に変える仕掛け人としても活動しています。
・ゲストハウス
「terimakasih(テレマカシー)」の運営
欧米やアジアなど世界各国からのバックパッカーや旅人が集まるアットホームな拠点を信楽に展開。
地元の信楽焼文化へのアテンドや日本の家庭料理でもてなす独自の「草の根国際交流」を日常的に行っています。
■地域おこしグループ「信楽GIP」によるコミュニティ創出
手づくり市場「げなげな市」を立ち上げ、出店者と住民が自然に繋がれるローカルマーケットの仕組みを構築。
※ 手づくり市場「げなげな市」は2019年5月に10年間の歴史に幕を閉じましたが、そこで培われた温かいローカルコミュニティの精神は現在のサスティナブルな地域活動へと受け継がれています。
■映画『火火(ひび)』の応援と伝統文化の継承
武市さんは信楽を舞台にした映画のロケの際に地域一体となって応援する会を立ち上げた中心人物としても活躍しています。
当時のインタビュー記事
AZUMAのブログでも取り上げました
■「しがらき火まつり」のボランティア・次世代支援
地域の伝統行事を守るため、人手不足に悩むボランティアスタッフを経済的に応援するクラウドファンディングを自ら企画・運営しています。
5年目の火まつりボランティアスタッフ🔥
新しい方3名を含む15名がそれぞれの役割で活躍してくれました!
クラファンでエコ研の支援をしてくださった方々にも感謝を込めて動画も作成してもらいました🎞️
■占い師「椿六葉」としてのカウンセリング・女性支援
〜大人のADHDをオープンに公表。ありのままの生き方を肯定する心理支援〜
武市さんがまちづくりの現場で多くの人を惹きつける理由は、人の心に深く寄り添うメンターとしての側面も大きく関係しています。
大手占い館「開運館E&E」などの商業施設で占術鑑定士として長年対面鑑定を行い多くの顧客の経営や人生の決断をサポートし、
QHHT(量子催眠ヒーリング)プラクティショナーとしての活動では、ドロレス・キャノン式と呼ばれる深い催眠で相談者の潜在意識や前世にアプローチする専門セッションを行なっています。
「大人のADHD」の自身の特性を公表してリアルな体験をポジティブに伝え、同じように悩む人たちの精神的支えになる発信を続けています。

エクスペリエンス!(体験)まさにですね。
■50代でのバリ島留学と人生のチャレンジ
〜「年齢」を言い訳にしない。挑戦する姿勢そのものが最大の魅力〜
武市さんの国際交流や場づくりのマインドは数々の「挑戦」から生まれています。
念願のバリ島へ語学留学の実現。
50歳を迎えてから単身で1ヶ月間のバリ島留学を決行。年齢に関係なくいつでも人生はアップデートできることを証明しています。
サワアラモードの記事は波乱万丈な人生から大手占い館で鑑定士になるまでのストーリーや、自身の特性である「大人のADHD」を公表し多才で突進力のある「攻めの人生」を語っているインタビューがまとめられています。
占い師になるまでの人生インタビュー前編:
信楽のゲストハウス「terimakasih」は
子どもたちを育てた信楽の土地への感謝を込め、インドネシア語で「ありがとう」を意味する言葉を屋号に採用。バリ島での学びが現在の国際交流の太い根幹になっています。
バリ留学とこれからの構想を語る後編:
1ヶ月のバリでの生活と50歳を過ぎて叶えたバリ島留学の体験や、そこで得たスピリチュアルな気づきや今後のビジョンである滋賀と岡山のデュアルライフ、現代人の心を癒やす「駆け込み寺ハウス」やスピリチュアルツアーの構想について語られています。
私は美容師の特権で髪を切りながら当時のお話を聞かせて頂きました。ラジオのパーソナリティでもある武市さんはお話上手なので時空を越えて私も現地にいった感覚になりました。
■ 食と健康
〜身体の調和を整え、ハイパフォーマンスを維持する食養生〜
武市さんはまちづくりをしながら「食」による心身のメンテナンスを理論的・実践的に追求しています。
シェアは武市さんがくらし薬膳マネージャーの認定を受けた際の投稿です。
■はじめて知ったもう一つのアクティブな側面
武市さんのこれまでの歩みを深く調べていくと、彼女が中型バイクの免許を持つアクティブな女性ライダーであるという一面も発見しました。
年齢に囚われない生き方を楽しむ姿はライフスタイルメディア「サワジェンヌ」でも特集されていますが、そのフロンティアスピリットの根底にはバイクで風を切るようなタフさと自由なマインドが息づいています。私もバイクが好きで中型免許を持っているのでそこにも共感を覚えました。
■メディアを活用した音声・表現活動
武市さんはコミュニティFM(エフエムひこね、エフエム花など)でレギュラー番組のラジオパーソナリティを担当しています。
音声メディアVoicyでは「pekoちゃん」の愛称で日々の気づきを全国へ配信。人々の「物語(ナラティブ)」を引き出し、編集して社会へ繋げるナラティブキュレーターとしても機能しています。
【地域共創】武市さんとコラボ出来そうだと思うこと
私は京都と滋賀を拠点に日本の魅力を世界へ発信しています。世界遺産清水寺近くの着物文化体験店舗で出会う世界中の観光客ゲストと、武市さんが信楽で築いてきた持続可能なコミュニティをつなげたら。そんな未来のワクワクが私の中に広がりました。
京都で日本文化を楽しんだ海外ゲストが翌日に滋賀へ足を運び、サスティナブルな暮らしやローカルコミュニティに触れる。
その循環を一体化させれば地域に関わる人が増えてまちはもっと面白くなるのではないかと。
この続きは私自身の地域共創のビジョンとして別の記事にまとめていきますね。
他にも武市さんのインタビュー記事の中で特に素敵なビジョンだと思った内容を転載します。
┃これからやりたい事丨
---今後にむけて、こうしたいとか、ああしたいといったビジョンをお教えください。
11カ月働いて1か月はバリ島で暮らす生活がしたいです(笑)
心を痛めている人に元気になってもらえるようにスピリチュアルツアーを国内外で行ったり。
女性や若者の駆け込み寺みたいなハウスとか。
不登校や引きこもりの人達が自分を見つめて社会で活躍できる方向を見つけたりしたいです。
信楽と岡山の家をゲストハウスにして、信楽に一部屋でも多くのゲストハウスが誕生するように啓発とサポートの活動したいと考えています。
---とても興味深いお話をありがとうございました。
椿先生の人生は50歳を過ぎて、益々好奇心に溢れ、キラキラ輝いていてまぶしいです。
いくつになっても人生を諦めない攻めの姿勢を教えていただけた気がします。
スピリチュアルツアーや駆け込み寺ハウス、ゲストハウス、どれもとても興味深く、実現する日を楽しみに、アラモードも影ながら応援したいと思います。
生活でふれあった人々とこれからの自分(バリ編)より
あとがき丨なぜこの記事を書いたのか
〜魅力を引き出して未来へ橋渡しする〜
この記事をまとめた背景には私と武市さんとの「3年前に始まった特別な物語」があります。
2023年、美容室のお客様から「信楽の古民家を探している」と相談されました。
情報を調べる中で空き家活用の活動をしている武市さんの存在を知り、直接お話するためにその年の信楽作家まつりへ足を運んだのが出会いの始まりです。


そして2026年の現在。
武市さんが3年間大切に伸ばし続けてきた髪の「ヘアドネーションカット」を担当させていただく機会を頂きました。
鏡の前で熱くビジョンを語り合う時間は2023年の出会いが大きな「線」へと繋がった、美容師をしていたからこそ手繰り寄せられた最高の伏線回収でした。
私は人の「本質的な輝き」を引き出して形にする
仕事を続けてきました。それと同時に16年以上ブログやSNSで自身の経験や活動を言葉にして届け続けてきた歩みがあり、すべてか繋がって未来へ向かう確かな道になっていました。
この3年前からのご縁がひとつの形になったのが今回のヘアドネーションカット。
これからも「美容の力」と「言葉の力」を通じてより良い未来を創るきっかけとして橋渡しを続けていきたいと思います。
さとこさん、
素晴らしい機会を頂きありがとうございました。

p.s.
さとこさんの現在のビジョンを共有頂きました

信楽商店街のサロンを「ココロ整う“ここねん“」と言う名前とロゴに変更予定なのだそうです。

この記事を書いた人:AZUMA KANAKO
「日本の魅力を世界へ届けること」をミッションに掲げ、美容の力と言葉の力で未来へ橋渡しする地域共創ディレクター / 相乗効果コーディネーター。
京都の和装文化体験店舗を拠点に美容師としてヘアメイク、着付け、プロモーションを手掛け世界の人々へ日本の魅力を発信中。
「日本をもっと好きになってもらうきっかけ」を創りながら京都と滋賀を中心に人とまちの可能性を広げる共創プロセスをストーリーズハイライトとメディアblogで発信しています。
https://www.instagram.com/b_u.azuma?igsh=OGJ3OHc3YmI1dDln&igsi=OGJ3OHc3YmI1dDln

