【Day23】クラウドソーシングで食えなかった話【撤退戦記1】
やあ、いらっしゃい(´・ω・`)
ここは100日後に潰れるバーボンハウス。
マスターは都内住みアラサー女のワセジョちゃん。
今日は店を開いて23日目の夜。
この店が本当に100日で潰れるか、ぜひその目でたしかめてほしい。
* * *
今日は、私のシナリオライター時代の話をしようと思う。
noteを見てると「在宅で稼ぎたい」「フリーランスになりたい」って声をよく目にするし、私もキャリアの半分以上をフリーのシナリオライターとして過ごしてきたから、話せることは少しあるかなと思って。
実体験ベースの華のない話になるけど、そういうリアルを求めてる人もいるんじゃないかと思うから、書いてみるよ。
一応、改めて私のスペックも置いておく。
30代前半の女
20代の頃はシナリオライター
大学卒業後に会社勤め → 大体2年で独立
30代から派遣社員に転身しようとして、派手に転び続けている
自己紹介記事👇
派遣に転身しようとして転び続けている話👇
そんなわけで、これは元シナリオライターとしての体験談です。
はじめて連載形式にしてみるつもりだよ。
初回の今回は、クラウドソーシングの仕事に絞ろうと思う。
参入も比較的簡単だし、関心のある人も多いと思うからね。
ただ、最初に言っておくけど、私は「シナリオライターをやめた人」だ。
私が語れるのは成功体験じゃない。
だから、この連載に名前をつけるとしたら、「元シナリオライターの撤退戦記」になる。
あまりにも赤裸々で、愚痴も苦汁もたっぷり含まれるうえに、一応プロとしてやっていた人間の実用的な視点も入ってるから、一部有料での連載にさせてもらうよ。
興味を持ってくれた人は、ワセジョちゃんに缶コーヒーでも奢る気持ちで覗いてくれたら嬉しい。
それから、この連載をはじめるにあたって前書き的なものも書いてみたから、よかったら見てみてね👇
──というわけで、本日のメニューはこちら。
クラウドソーシングって、実際どうなの?
最初にハッキリ言っく。
私の体感だと、クラウドソーシングで稼ぐっていうのはあんまり現実的じゃない。
理由はシンプル。単価が安すぎるから。
「在宅ワーク」「スキマ時間でお小遣い稼ぎ」……そのへんの甘い言葉に乗っかって始めても、待ってるのはしんどいだけの消耗戦だったりする。
本気でフリーでやっていきたい人にとって、クラウドソーシングは正直おすすめしない。
あそこは、スキルを安売りして消耗するだけの場だと私は思った。
そもそもフリーランスっていうのは、自分のスキルに値段をつけて、それを世の中に売ってく仕事だ。
でも、クラウドソーシングの世界でつけられてる値段って、その「スキルの価値」を踏まえた金額じゃないんだよね。
あの場所は、あけすけな言い方をすれば安かろう悪かろうの世界。
「スキルに値段をつけて売る」というフリーランスという働き方とは相性が悪い。
あそこで消耗するくらいなら、私はやらないほうがいいと思う。
もし「その単価でも自分の実力には見合ってる」って思っちゃうなら、悪いことは言わないから、フリーランスという働き方自体、もう一回考え直したほうがいいかもしれない。
……とはいえ、目的によっては使い方次第でメリットもある。
実績ゼロの状態から、実績を作るために使う
子育てや介護などで、外に働きに出るのが難しい状況で、月1〜2万でも収入が欲しい
こういう人が、フリーランスになるための「最初の一歩」として使う分にはアリだと思う。
要は、ゴールをどこに置くかってことだよね。
「このままここで食ってく」と思うとツラい。
でも、「この場所を通過点にする」って割り切れるなら、道は開けるかもしれない。
まあ、私としては、傷つきすぎる前に引き返すのが正解かな、って思うけどね。
副業で月数万円、ほんとに現実的?
さて、次はクラウドソーシングで「副業で月数万」は現実的なのかって話。
まあ、できないことはないと思う。
でも、私が現実的だと思うラインは月3万円ぐらいかな。
ここからは私の実体験が入るけど、まず、私はクラウドソーシングに手を出した時点で、
ゲームシナリオの実務経験
小説賞の受賞
っていう実績がすでにあった。
だから、案件は比較的すぐにとれた。継続的に仕事を依頼してくれるクライアントもいた。
自己紹介の記事で「『それなりに書ける』じゃ商業ではやっていけなかった」って書いたけど、クラウドソーシングの案件はどれも「それなりに書ければ大丈夫」なものばかりだった。
正直、レベルはそんなに高くない。
だから、私も2~3か月で月3万円には届いたよ。
慣れたら5万、6万までは行けると思うけど、私の筆は遅いから。速い人はもっと稼げるはず。
ただ、未経験者だと最初の案件をとるのに苦労するかもしれない。
だから、月1万円にたどり着くまで2~3か月、3万円に行くまで3~6か月ぐらいはかかると見ておいたほうが安全じゃないかな。
向き不向きや個人差があるから、あくまで目安だけどね。
それから、時給制で働いてきた人はこう考えるかもしれない。
「月3万円なら、そんなに時間かからないでしょ?」って。
(なぜなら私がそうだったから……)
……ここだけは声を大にして言わせてほしい。
違うよ。
月3万円ってのは、フルタイムで働いてってこと。
まあ、多少は盛ってるけど、これぐらい言わないと実態が伝わらない。
仕事の時間も、求められる姿勢も、外で働くのとそんなに変わらないと思っていい。(他業種は知らないけど)
しかも、経験者の私ですらそのレベルだった。(私がめちゃくちゃ向いてなかっただけかもしれないけど)
だから、クラウドソーシングで副業を考えてる人は、この現実をしっかり覚悟してほしい。
個人的に「クラウドソーシングに一番向いてるのは誰か?」って考えたら、昼間に時間の取れるシナリオライター志望者の大学生とかじゃないかな。
実績を積めてお小遣いにもなる、ちょうどいいポジションだから。
まとめると、「外に出られない事情がある人」か「めっちゃ暇な人」じゃなければ、あんまりおすすめしないってことだね。
私がクラウドソーシングを卒業した理由
結局、私はクラウドソーシングを3か月でやめた。
売上3万円、達成した瞬間にスッと引いた。
一度でも商業の現場でちゃんとした報酬もらっちゃうと、あの世界はいろんな意味で肌に合わなかった。
……ってことで、もうだいたいクラウドソーシングをおすすめしない理由は伝わったんじゃないかな。
ここから先は有料席ということで、プロ目線で見た「クラウドソーシングで詰む理由」について、もう少しだけ深掘りしていこうと思う。
あくまで個人の体験ではあるけど、どれも現場に立ったことがある人なら頷くような話じゃないかな。
もっと詳しくクラウドソーシングの実態を知りたい
シナリオで商業の世界に行きたい
商業シナリオライターの考え方の基礎が知りたい
将来的にフリーでやっていきたいなら、初心者のうちからこれくらいは意識しておいたほうがいいってことが書いてあるから、上記に当てはまる人は読んでみると参考になるかもしれない。
では、奥の席へどうぞ。
ここから先は

【有料版】元シナリオライターの撤退戦記
シナリオライター時代の失敗談と業界裏話の有料連載をまとめたお得な一気読み用マガジン。 全話を順番にまとめた無料版はこちら→https://…
この記事が参加している募集
今日もワセジョちゃんが社会の片隅で一杯啜るために、 お気持ち一杯分いただけると励みになります🫖
