はじめてのデグー|まずは牧草を知ろう 【2025年版】
チモシーだけじゃない、
──奥深い牧草の世界
悩んで当然。デグー初心者さんのために、牧草の種類や刈り方の違い、シングルプレスとダブルプレスの特徴まで、分かりやすく解説します。アレルギー体質の飼い主さん向けの工夫もご紹介。迷わず選べる牧草ガイドです。
◇ はじめに──
「牧草って何を選べばいいの?」と迷ったら
はじめてデグーをお迎えすると、「牧草ってどれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いと思います。
パッケージには「チモシー」「アルファルファ」「オーツヘイ」など、聞きなれない名前がたくさん。最初は何が何だか分からないですよね。
この記事では、デグー初心者さんが知っておきたい牧草の基本を、わかりやすくまとめました。
種類の違いや選び方のコツ、食べないときの対処法まで、やさしく丁寧にお伝えしていきます。

◇ 牧草の種類を知ろう
イネ科とマメ科、どう違う?
牧草にはいろいろな種類があります。それぞれに味や硬さ、香りの特徴があり、デグーの好みも分かれるところです。以下に代表的な種類をまとめてみました。
- イネ科の牧草(毎日の主食向き)-
🔸チモシー
もっとも定番の牧草。繊維が豊富で、歯やお腹
の健康に◎。刈り方【1番刈り〜3番刈り】プレス方法によって硬さと香りが変わります。やわらかタイプとなっいるものは3番刈りが多い印象。
🔸オーツヘイ
甘い香りで穂付き。嗜好性が高く、食べムラが
ある子にも人気。穂付きのため、やや粉が多い
ことも。
🔸バミューダグラス
細くて柔らかい牧草。粉が出にくく、アレルギー対策として選ばれることもあります。通気性や水はけが非常に良く、細い葉で小動物の床材に最適です。耐暑性・耐干性にも優れています。
🔸イタリアングラス
やわらかく青々しい葉が特徴。春限定のことが
多く、香りがよく食いつきも良好。
🔸トールフェスク
茎がやや太めで硬さがあります。好みが分かれま
すが、繊維量はしっかりあります。
- マメ科の牧草(補助食向き)-
🔸アルファルファ
高たんぱく・高カルシウムで栄養
価が高い牧草。成長期や体力低下時にサポート
として使われます。
それぞれの牧草はデグーの食いつきや健康状態に
合わせて、組み合わせながら選んでいくのがコツ
です。
◇ 定番のチモシーにも種類がある?
【一番刈り・二番刈り・三番刈りの違い】
チモシーは刈り取る時期によって性質が変わります。
🔸一番刈り
春に最初に刈り取ったもの。茎が太く硬くて
繊維が豊富。歯や腸の健康維持に最も適して
いて、基本の主食とされます。
🔸二番刈り
一番刈りのあとに伸びた草を夏頃に収穫。
柔らかめで香りがよく、食いつきの良さが魅力。
硬い牧草が苦手な子におすすめ。
🔸三番刈り
さらに再成長したものを秋に収穫。
とても柔らかく、葉が多い。
繊維は少ないが嗜好性が高く、チモシーが苦手
な子やシニアのデグーにも食べやすいのが特徴。
ただし、繊維量が少ないため、主食としてでは
なく補助的に与えるのがおすすめです。

◇ シングルプレスとダブルプレスの違い
──見た目と触り心地でわかる見分け方──
牧草を選ぶときに意外と見落としがちなポイントが、「プレスの違い」です。これは牧草をどれくらい圧縮してパッキングしているかを示すもので、大きく分けて「シングルプレス」と「ダブルプレス」があります。
🔸シングルプレス
ふんわりと軽く圧縮されたタイプ。牧草がつぶれにくく、茎が太くしっかりしていて香りが立ちやすいのが特徴です。牧草本来の形が保たれているので、繊維質もしっかり摂れます。主食用としておすすめされることが多く、食べ応えを感じやすいタイプです。
🔸ダブルプレス
一度プレスされた牧草をさらにぎゅっと押し潰したタイプで、パッケージにぎっしり詰まっているのが特徴。茎が潰れて柔らかくなり、食べやすさが増すため、高齢のデグーや硬い牧草が苦手な子にも向いています。また、葉の部分が細かく崩れて粉状になりやすいため、香りはやや控えめですが、味の濃い部分が多く、好んで食べる子もいます。
🔸 見た目で見分けるには?
開封時に「牧草がふんわりしていて空気を含んでいるような状態」ならシングルプレス、「平たくぎゅっと詰まっていて圧縮感が強い」ならダブルプレスの可能性が高いです。
🔸デグーによって好みは分かれます
実際には、「シングルの方が香りで食いつく」「ダブルの方が柔らかくて食べやすい」など、デグーによって好みはさまざま。迷ったら、両方のプレスを試してみて、食べ比べるのがおすすめです。
特に「一番刈りの茎が硬すぎて食べない」といった場合、同じ一番刈りでもダブルプレスにすることで食べてくれるケースもあります。牧草の“プレス違い”もぜひ選択肢に入れてみてくださいね。

−おすすめのお試し牧草セット−
牧草市場さんのお試し牧草セット。8種のそれぞれ異なるタイプの牧草を少量ずつ試せます。私もお世話になりました。
100g× 8種 合わせて計800g入っているので価格も差ほど高くは感じません。
・ スーパープレミアムチモシー1番刈り100g
・ USチモシー1番刈りダブルプレス100g
・ USチモシー2番刈りダブルプレス100g
・ USチモシー2番刈りソフトタイプ100g
・ カナダ産プレミアム チモシー1番刈り100g
・ バミューダ100g
・ ダイエット牧草(クレイングラス)100g
・ オーツヘイ100g
▼ こちらもおすすめ
牧草王国お試しセット【50g × 12種】
◇ 飼い主さんが牧草アレルギーの場合
-粉の少ない牧草選びと対策で、快適にお世話を-
デグーの健康に欠かせない牧草。でも、飼い主さんがアレルギー体質の場合、「粉(ダスト)でくしゃみが止まらない」「目がかゆくなる」と悩むことも。そんな時は、粉の出づらい牧草を選ぶことが何よりの対策になります。
🔸 ダストが少ないおすすめ牧草🔸
1. バミューダグラス
葉が細くて軽く、ダストが非常に出にくい牧草。繊維もあり、食べやすいです。アレルギー体質の方にまず試してほしい一品。
2. イタリアングラス
春限定のことが多いですが、青々とした葉で香りがよく、ダストが控えめ。デグーにも好評。
3. シングルプレスのチモシー(一番刈り)
茎がしっかりしていて粉が立ちにくいのが特徴。葉が潰れていないので、舞い上がるチリが少な
めです。

◇ まとめ──
- 牧草選びは奥が深い -
牧草選びは、デグーの健康と満足度に直結する
大切なポイントです。
種類・刈り方・プレスの違いを知ることで、もっと食いつきが良くなったり、体調の管理がしやすくなったりします。
また、飼い主さん自身がアレルギー体質の場合
でも、粉の少ない牧草や工夫次第で、快適にデグーと暮らすことができます。
その子にとってのベストを探す旅。
これからも楽しみながら、デグーと過ごす時間を大切にしたいですね。
私も7年間デグーと暮らし、この記事を読んでいるあなたと同じように時間をかけ、悩みながら
学んできました。
このnoteでは、デグー飼育で悩んでいる人がつまずかないよう、私の経験のすべてを伝えていこうと思っています。
「どうすればいいんだろう…」 と、
そんな風に悩んだ時は、また “でぐるく”を思い出してもらえたら嬉しいです。
もしこの記事に少しでも共感してもらえたなら。
同じように悩んでいる人に届くよう
♥️で教えてもらえると励みになります。
