記憶の空白に落とし物をして【風頭優香の、お休み前の深呼吸】
【この記事をお読みいただく皆様へ】
この物語は、山口県の片隅で放送されている(という設定の)ラジオ番組、「風頭優雨華の、おやすみ前の深呼吸」をお届けする形で綴られています。
私、デンキペンギンの日常を、パーソナリティーの優雨華が彼女らしい言葉で再構成しました。本作はAI(Gemini)と共に制作しており、言葉や情景の描写にAIの力を借りています。
眠りにつく前のひととき、彼女のフィルターを通して彩られた「少し特別な日常」を、ラジオに耳を傾けるような気持ちで楽しんでいただければ幸いです。
こんばんは。風頭 優雨華です 。
窓の外では、街の明かりがひとつ、またひとつと眠りについていく時間ですね。 皆さんは今、どんなふうに過ごされていますか? お気に入りのマグカップで温かい飲み物を一口飲んで、ふぅ、と深く息を吐く。 そんな、一日の終わりの小さな句読点のような時間を、ご一緒できれば嬉しいです。
さて、今夜もリスナーの方から届いた、少し不思議で「クスッ」とくるお便りをご紹介します。
ラジオネーム:超電磁を考察するクーロン さん
「お気に入りのボールペンがないと必死になって探しましたが、なかなか見つかりませんでした。だいたい置く場所が決まっているので、そこを中心に探しても見つからず。もうヤケになって冷蔵庫をあけたら、お茶と一緒に冷えていました。探し物って、なんで意外なところから出てくるんですかね?」
「超電磁を考察するクーロン」さん、まずはお気に入りのボールペンが見つかって、本当によかったですね。 それにしても、冷蔵庫で冷やされたペン……書くときにひんやりして、なんだか頭までシャキッとしそうです(笑)。
でも、探し物が意外なところから出てくること、実は私にも経験があります。
一番焦ったのは、家の鍵でした。普段は無くさないように、冷蔵庫につけている専用のフックにかけるようにしているんです。でも、その日は本当に疲れていたのでしょうね。無意識にそこを素通りして、どこかへポイ。次の日の朝、「さあ出発!」と鍵を見たら、あるはずの場所にない。
そこからの時間は、もうパニックです。自分の中で「鍵を置く場所はここか、あそこ」と決まっている場所を何度探しても出てこない。昨日の記憶を必死に手繰り寄せても、真っ白な霧の中。時間は刻一刻と迫ってきます。
最後は、クーロンさんと同じでヤケクソです。「もう、まさかこんなところにあるわけないよね」と、靴箱をガラッと開けてみたんです。……そしたら、そこにあったんです。その瞬間、全身の力が抜けて、安心したのと同時に「なんでここに置いたんだ、私」と、なんだか笑えてきてしまいました。
探し物をしているときって、私たちは「ここにあるはずだ」という思い込みに縛られているのかもしれません。だから私は最近、何かを失くしたときは、あえて「ここには絶対置かないだろう」という場所から探してみるようにしています。もしそこでお目当てのものを見つけられたら、それはそれで自分の天然ぶりに呆れてしまいますが……。
でも本当は、探し物をしないでいいように、心にゆとりを持って過ごすのが一番ですよね。
皆さんも、もし今何かを探しているのなら、一度深呼吸をしてみてください。 案外、明日になれば「どうしてここに?」という場所で、その子たちがあなたのことを待っているかもしれませんよ。
それでは、今夜はこの辺で。 明日のあなたが、大切なものをすぐに見つけられる一日でありますように。
おやすみなさい。
いつもこの場所へ立ち寄ってくださり、本当にありがとうございます。皆さんが寄せてくださる「スキ」などの温かいリアクション、ひとつひとつが私の夜をそっと照らす灯火のようになっています。この場所が、皆さんにとっても一日の終わりに深く息を吐ける、小さな止まり木のような存在になれていたら、これほど嬉しいことはありません。
番組からのお便り募集
「お休み前の深呼吸」では、あなたからのメッセージ(コメント)をお待ちしています。今日見つけた小さな季節の変化や、思わず「やってしまった!」と苦笑いした失敗談、あるいは誰にも言えない密かな情熱など……。 どんなに些細なことでも構いません。あなたの言葉が、誰かの夜をそっと彩るかもしれません。どうぞ、お気軽に、隣に座っている私に話しかけるような気持ちで送ってくださいね。
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