「受験は団体戦」って言うけれど、たまには作戦タイムという名の息抜きがしたい【風頭優雨華の、おやすみ前の深呼吸】
【この記事をお読みいただく皆様へ】
この物語は、山口県の片隅で放送されている(という設定の)ラジオ番組、「風頭優雨華の、おやすみ前の深呼吸」をお届けする形で綴られています。
私、デンキペンギンの日常を、パーソナリティーの優雨華が彼女らしい言葉で再構成しました。本作はAI(Gemini)と共に制作しており、言葉や情景の描写にAIの力を借りています。
眠りにつく前のひととき、彼女のフィルターを通して彩られた「少し特別な日常」を、ラジオに耳を傾けるような気持ちで楽しんでいただければ幸いです。
こんばんは。風頭優雨華です。
7月に入って、夜になってもどこか熱を帯びた空気が部屋の窓を叩いていますね。皆さんはどんな夜をお過ごしですか? 私はお気に入りの冷たい麦茶をマグカップに注いで、このマイクの前に座っています。氷がカランと音を立てるたびに、本格的な夏の訪れを感じる今日この頃です。
さて、今月は「夏休み」をテーマにお送りしているのですが、今夜はまさにその真っ只中で奮闘しているリスナーさんからのお便りをご紹介します。
ラジオネーム:セラフィムコンデンサさん
「今年は高校最後の夏休みですが、大学受験に向けて学校の夏期講習が毎日組まれています。土日は塾の勉強会もあり、勉強尽くしです。「夏を制するものは受験を制する」と言われますが、ちょっとやり過ぎのような。まあ、最近は酷暑だから、海に行く気も起きないからいいことにしよう」
セラフィムコンデンサさん、温かいお便りをありがとうございます。そして毎日、本当にお疲れ様です……!
「夏を制するものは〜」というあのフレーズ、耳にタコができるくらい聞かされますよね(笑)。学校も塾も、よってたかって受験生を追い込んできているようで、時には「ちょっとやりすぎじゃない?」と声を大にして言いたくなる気持ち、本当によく分かります。でも、外の酷暑を味方につけて「海に行かない理由ができた」とポジティブ(?)に捉えているところに、セラフィムコンデンサさんの大人の余裕を感じて、思わずクスッとしてしまいました。
実は私も、高校3年生の夏休みはすっかり勉強三昧の日々を過ごしていました。共通テストを利用する一般入試を目指していたので、それこそ夏は必死そのもの。毎日机に向かっては、数字や文字と睨み合っていました。
そんな時、ふと周りを見渡すと、総合型選抜で受験する同級生たちも、ほぼ毎日学校に出てきていたんです。総合型選抜はいわゆる「年内入試」で試験が早く始まる分、スケジュール的にも直前に迫っていて、心なしか私たち一般入試組よりも焦っているようにも見えました。彼らは彼らで、小論文の真っ白な原稿用紙を前に頭を抱えたり、面接対策やプレゼンテーションの練習で声を枯らしたりしていました。試験の形式は違っても、そこにある熱量や不安は同じ。私たち一般入試組とはまた違った大変さをお互いに肌で感じていたからこそ、「今日もあいつら頑張ってるな」と、言葉に出さずとも励まし合っていた記憶があります。
世間一般の「まぶしい青空!弾ける海!」といったステレオタイプな青春に比べると、冷房の効いた教室でひたすらペンを握る高校最後の夏休みは、少し地味に映るかもしれません。「青春を勉強に費やすなんて勿体無い」なんて言う人がいたら、私は全力で首を横に振りたいです。
「志望大学に合格する」というひとつの大きな目標に向かって、みんなで同じ教室に集まり、汗をかきながら切磋琢磨したあの時間。あの時だけにしか味わえない独特の一体感こそ、まさに「受験は団体戦」だし、立派な青春の1ページだと思うのです。
セラフィムコンデンサさんが、総合型選抜、一般入試、指定校推薦、どの道を選ばれているとしても、その努力の足跡は決してあなたを裏切りません。
どうか体調には気をつけて、冷たいものでも飲みながら、自分のペースでこの夏を駆け抜けてくださいね。応援しています。
今月は、「夏休み」にまつわるエピソードを募集します。 「今年の夏休みに計画していること」や「子供の頃の忘れられない夏休みの思い出」など、皆さんの一コマをぜひコメント欄で教えてくださいね。
それでは、今夜も深い深呼吸をして、心も身体もゆっくりと休めてください。
お相手は、風頭優雨華でした。おやすみなさい。
よければ、こちらもどうぞ。
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