『やりたいことリスト』が架け橋に!?|休職中のわたしがインタビューを受けた話【その2】
おはようございます。こんにちは。こんばんは。
あーる先生です。
この記事の一つ前の記事は、ご覧いただけましたでしょうか?
(まだ読んでいないよ!という方、よろしければ下のリンクの記事を先にご覧ください)
記事に書いたように私は、「ライフストーリーテーリング伴走者(仮名)」として、世の中の人全てが自分の力で自分の物語を語れるようになるサポートをしたい。それを仕事に起業したい。そう思ったんです。
今回は、その「決意のお風呂タイムがあった日」の翌日のこと。
「現実の方が、創作よりも物語として素晴らしいのでは?」
まさに、リアル版「夢を叶えるゾウ」になってきている私には、不思議なタイミングで、とある方とのインタビューが待っていました……。
インタビューを受けるのは2回目
この記事の題名に【その2】とあるように、実は休職中にインタビューを受けるのは2回目です。
1回目のインタビューを受けたのは、ちょうど2ヶ月前の8月23日。
相手は「まさかの女子大生」で、内容は「日本の教員を取り巻く構造的課題ー教員が休職、退職に至る過程分析からー」という研究に関わるものでした。
つまり、私がなぜ休職したのか、私が考える教員の課題とは何か、それをインタビューしたい、とのこと。
⭐️1回目のインタビュー記事はこちら
記事にも書いたのですが、この時、noteからダイレクトメッセージをもらったことがきっかけで、インタビューを受ける運びになりました。
そして、2回目のインタビューも、またしてもnoteがきっかけで受けることになったんです。
「やりたいことリスト」のアプリを作りたい?
数日前、私のnoteの記事「【改訂版】休職中の90日間でやりたいことリスト100」にコメントがありました。
⭐️コメントがあった記事はこちら
コメント内容は「現在”やりたいことリストに書いたことを、たくさん叶えるためのアプリ・サービス”を構想しています。 もしよろしければ、下記のアンケート(1~2分のかんたんなもの)にご協力いただけますと大変うれしいです!」とのこと。
ここで、休職する前の私であれば、「簡単なアンケート?やりたいことをたくさん叶える?なんか、怪しい!」となり、すぐには返信しなかったと思うのですが、今の私は「女子大生さんとのインタビューも、noteがきっかけだった。答えた自分にも発見があった。このアンケートにも答えたら何か発見があるのでは?」という思考に。
そこで、リンクからアンケートに答えたら、「もっと話を聞きたい。インタビューできる日はありますか?」ってメッセージが来たんです。
・・・インタビュー、来た〜〜〜!!
それが、星さんとの出会いでした。
「星さん」のことを知っておこう
インタビューの日程が決まった後、私は女子大生のK子さんとのインタビューを思い出していました。
あの時は、私が疑心暗鬼になってメールの返信をしたことで、K子さん自身について、さらにはK子さんのゼミの准教授の方から研究内容について等が書かれた文面を、事前にいただいていました。
それもあって話がスムーズに進んだ経験から、今回もインタビュアーの星さんについて知っておこうと思い、早速、星さんのnoteを読んでみました。
⭐️星さんのnoteで、私がインタビュー前に読んだ記事
・・・ん? この方も会社を辞めている??
しかも、勤めていた年数が「14年」?
絶対、私と同世代じゃん!
(私はnote上では「13年勤めた」とよく表記していますが、それは過去に1年間休職をしていたからであって、実際は教員として14年過ごしています)
さらに、記事内にあった「星さんのやりたいことリスト」を見てみると、「イマーシブフォート」「ボドゲ」「カラオケ」「占い」「軍神のホストクラブ」「惣湯テラス」など、かなり私と興味関心が近そうということが判明……。
さらにさらに、星さんのnoteに掲載されているプロフィールを見ると:
UI/UXデザイナー 🧑🎨|大手メーカー退職し、起業準備中🚪|アプリ開発🚀 |スタートアッププログラム参加中#ffd 温泉、キャンプ、謎解きが好き!
そして、7月末に会社を辞めた日のnoteには、こう書かれていました。
「新卒から14年勤めたのはだれもが知る大企業。人格者に囲まれ、常に成長できる環境は身に余るほど有り難く、本当に感謝しきれないです。一方で、ここ数年会社では事業売却等々が続き、自分が心から向き合いたい領域が減っていきました。残った事業にピンとこないまま働いてみたものの、事業に対して本気でコミットできない状態は、自分にとっても会社にとっても社会にとっても良いことではない。そう思うようになりました。」
14年勤めた大企業を退職し、今はアプリ開発で起業を目指している。
そして、起業スクールに通っているっぽい。
まさに「つい昨日、起業を真剣に目指そうと決意した私」の、先を行く人を発見した瞬間でした。
怒涛の質問タイム
Zoomでのインタビューが始まると、星さんは徹底的にリサーチしてきました。
服装はポロシャツでラフな感じだったんですが、話し方がプロって感じ。
言葉遣いもそうなんですが、端々に「この人、休職前は絶対に出来女(できじょ=仕事できる女子)だったでしょ」という感じが伝わってきました。
「カーテンを洗うとか、歯医者に行くとか、そういう行動は具体的ですが、玄関を可愛くするとかは具体的じゃないですよね。取り組む難しさはありましたか?」
「やりたいことリストに書いてあること、かなり達成されているようですが、どうやって達成まで行き着くんですか?」
「リストを書いて、その後に思い立ったタイミングで、お友達にLINEとかで連絡をする感じですか?」
「アプリは何を使っていますか?」
質問が、次から次へと湧き水のように出てきます。
でも、圧迫感は全くなくて、純粋に興味を持って聞いてくれている感じが嬉しかったです!
私の「週案」を教員以外に見せるとは(笑)
インタビューの途中で、「教員時代はどうやって、やりたいこととやらなきゃいけないことを記録していたのですか?」と聞かれました。
私は、たまたま部屋にあった「週案(しゅうあん)」を見せました。

週案とは、本来は教員が授業の記録をとるためのものです。
でも、私の場合は、「授業の進度」「部活の予定」「出張の予定」「プライベートの予定」「引越しの手続きの日程」「夕飯のメモ(宅配で頼んでいる冷凍のナッシュが、いつ何時に届くとか)」を全部書くツールとして使っていました。
なので、教員時代(特に前任校)は、職員室内で「〇〇の会議っていつだっけ?」とか「〇〇の資料っていつまでに提出だっけ?」という話題になると、「私の週案、見ます?笑」と答えるというお決まりのパターンがあるぐらい(笑)
そんな得体の知れない黄色い表紙のノート「週案」に、星さんは興味津々。
私がニヤニヤとパソコンのカメラに向かって「週案」を掲げるのに対し、お仕事モードの目つきで「画面がぼやけていて見えないです〜」と。
そうだ、私はSHElikesのオンラインイベントに参加するために、背景をぼやかす設定にしていたんだった(笑)
私:「あれ、どうやって直すんだこれ?」
星さん:「ああ、それはまずビデオのところを押してください。左下にあります」
・・・秒で答えられるの、すごい!!
だって、これって、普段から色々なツールの使いやすさとかレイアウトとかに気を配っているから気付けることですよね。さすがUI/UXデザイナー。
おかげで無事に操作できて、週案の中身をしっかり見せられました(生徒情報を記載していない部分だけ)。
星さんは、すんごい画面に顔を近づけて真剣に見てくれました。
私の文句とデータ収集
私は、つい日頃の文句を漏らしてしまいます。
「これを使っていた時、無料でもらえるものに文句を言うのもなんなのですが、年を重ねるごとに不満が増えていて。まず、表紙の色が派手すぎるんです(2025年は蛍光イエロー、その前はショッキングピンクや真紫)。目立ちすぎちゃって、カフェとかで開きたくないじゃないですか。しかも、以前まではサイズがもっと小さかった(B5)のに、今ではこんなに大きいんです(A4)。だから、市販の『先生手帳』っていうもっとオシャレなやつをわざわざ本屋さんで買う先生も増えていて...」
私がペラペラとエピソードを話す一方、星さんは手元のメモ用紙に、週案のサイズ、レイアウトなどをメモっているようでした。
そして、そんなエピソードをよそに、「その週案は、無料で希望者がもらえるとおっしゃっていましたが、あーる先生の周りでは何人ぐらいの方が使っていましたか?」と。
・・・読者の皆さん、わかります? この違い??
私は、エピソードに興味がある人。
星さんは、データや数に興味がある人。
私の苦手分野であるデータ分析、そして数をベースにした話の進め方に「カッコいい〜」と。
起業を目指す先輩として、星さんを敬うことを決めました(勝手に)。
やりたいことリスト交換機能
インタビューの中で、私は思いついたことを伝えました。
「誰かとやりたいことリストを交換できたら面白いなって思うんですけど。今、大人、特に私たち世代でシール帳を交換するのが流行っているじゃないですか。だから、そんな感じで普段書いているやりたいことリストを気軽に交換できたら、あなたもこれやりたいんだ!ってなって、一緒にできそう。もっと誘いやすくなるし、達成しやすくなると思う」
「例えば、星さんの「やりたいことリスト」には「惣湯テラス(湯河原にある温泉施設)に行きたい」って書いてありましたよね? それで、私も行きたいなって今日思ったんですよ〜」
星さんは、即座に質問を返してきました。
「やりたいことリストの交換をするなら、知り合いと交換したいですか? それともネット上の知らない相手でも良い?」
私は、一瞬考えてから、
「もちろん、知り合いとは絶対にしたいです。でも、見知らぬ相手と交換するのはリスクがあるかな。カーテンを洗うとか玄関を可愛くするとか、そういう住所(を含む個人情報)を特定されないような内容なら交換できるかも。あと、70歳のおじいさんとは交換したくないです。私だったら、同年代の、できれば女性と交換したいですね(星さんみたいな)」
星さんによると、noteの記事で「やりたいことリスト」の記事をあげている人の9割は女性だそうです。
「他の人のやりたいことリストを見て、自分のリストを書いている」という人も一定数いるとか、星さんが調査を進めて感じたこと(あくまでもご自身が感じたこととして話せる、事実と分けられるのがすごい)を色々お話してくれました。
「起業したい人」の先輩として
インタビューの後半、少し雑談っぽい雰囲気になって、私は言いました。
「でも、アプリとか作れるってすごいな〜。私、昔っから数字とかお金とか、そういったジャンルが本当に苦手で。星さんは私の先輩ですね!」
星さんは「イヤイヤ、先輩とかじゃないですから…」と謙遜しながらも、こう言ってくれました。
星さん:「でも、こういうのって、ただ作るだけじゃダメで。自分の作りたいものと、人が使ってくれるものとを合わせていかないと。だから、今は、色々な人にインタビューをして使用感を研究しているって言う段階で...…。もし、今後、またお話を伺いたいなと思ったら、連絡しても構わないですか?」
私:「(食い気味に)あ、もう、い・つ・で・も、暇なんで。雑談でもなんでも、大丈夫です(笑)」
そして、星さんは教えてくれました。
「私、とあるところの起業をサポートするためのプログラムで、大体半年ぐらい受けて、課題を見つけて、そこに対する解決策を考えるってのをやっていて。私以外に30人ぐらいメンバーがいるんですけど、やっぱり元教員の方とかもいらっしゃって。その方は教育現場に対する課題とかもお持ちで、色々考えられたりしてるので、シンパシーというか、繋がる部分はあるなっていうふうに思いました」
ライフストーリーテーリング伴走者の話
そして、私は例のアイデアを話しました。
「実は、これはつい数日前に思い浮かんだアイデアなんですけど、私、物語を書くのだけは自信があるっていうか、人よりもできるっていうか。でも、私以外の人って、意外と自分の力で物語を書くことができないみたいなんですよね」
星さんは「...手紙とか?」と提案してくれました。
(私の心の声:手紙って発想はなかったな)
「例えば、手紙でもLINEでも、自分のことについて語りたいと思った時に、AIに全部任せるのは嫌じゃないですか。受け取った側はちょっと悲しいというか残念というか。最近、ラインの返信もAIが代わりに書いてくれる機能がついたけど、あれ、使ったことあります?」
星さんは笑いながら「ないですよ(笑)嫌です」と答えてくれました。
(私の心の声:よかった〜。星さん、技術者っぽいけど、そこの感性は私と同じみたいだ)
「私は、世の中の人全てが自分の力で自分の物語を語れるようになってほしいと思っています。そのための何かを始めるつもりです。でも、これってお金になりますかね?」
星さんは、しばらく黙って考えてくれました。
(私の心の声:よかった〜。ここで、「何ですかそれ?」とか言われたら心が折れちゃうところだった〜)
そして、こう答えてくれました。
「効率化が必要な場面で、どっちを取るか。……バランスが難しいですね。ターゲットを子供とか、教育とかに絞ってしまって。まあ、人間最初はやっぱり自分で書くことをインプットしていくべきかなと思うので、そう考えている親にアプローチするという方向性とか、色々、う〜ん、なんかシーンを切り取ればハマるところがありそうですね。そう感じました」
恒例の「お風呂で内省」タイム
インタビューが終わって、お風呂に入りながら考えました。
そういえば、私、大学時代に人の代わりに就活のエントリーシートを書いたことがあります。正確には、書く文章を一緒に考えました。
高校の吹奏楽部の後輩から連絡が来て、エントリーシートがうまく書けないと。それで、二人の思い出の地である地元のマックに集合して、その子の頑張ったこととか考えていることを聞いてあげて、一緒に作文をしました。
お礼にマックを奢ってもらったっけ。懐かし〜。
さらに思い出すと、教員時代の1校目のときにも、似たようなことがありました。
家庭科の若い先生が臨任(臨時的任用職員)として入ってきて、出会って半年もないのに、相談に乗ってほしいって言われて、一緒に教員採用試験の自己PRを考えたことがあります。
お礼に車を運転してもらって、ひまわり畑に行ったっけ。懐かし〜。
・・・ん??
まさか、私ってすでにライフストーリーテーリング伴走者(仮)としての「無料お試しキャンペーン」をやってた?
そして、さらに思い出しました。
私、教員時代に100人以上の無料お試しキャンペーンをしていたな、と。
中3の担任を過去に3回やっているのですが、進路のシーズン(ちょうど今頃ですね、全国の担任の先生方お疲れ様です!)になると、面接シートを書くんですね。
大体の生徒が自力で書くのが難しい。塾でテンプレートは教わってくるのですが、逆に、みんな同じような文章になってしまうんです。
「私が頑張ったことは2つあります。1つは、部活動です。キャプテンを務め、みんなを引っ張りました。...」
「私が貴高を志願する理由は、2つあります。1つは、カリキュラムが面白そうだと思ったからです。英語教育に力を入れており...」
私は、「それだと誰でも書けちゃう。仮にそれで合格したとしても、あなたのためにならない。だから、こうしてみたら?」って、一人一人に小さな紙切れを渡したんです。
そこには、それぞれの下書きへのアドバイスを書きました。
「キャプテンをやってみて、大変だったことは? 高校でもキャプテンをやってみたいと思っている? みんなって誰? 本当に全員がついてきたの? キャプテンとして、何を大事にプレーしたの? 一番印象に残っている試合は?」
「英語教育って、なんであなたに大事なの? オープンキャンパスには行った? 行って何をみてきた? 先輩の姿は素敵だった?」
交換日記のように一人一人とやりとりをして、全員、完成まで辿り着かせたんです。時間と労力が半端なくかかるので全くオススメはしない方法ですが、なぜか毎回最後までやり切ることができたんですよね……。
しまいには、他のクラスからも「みてほしい」って(笑)
去年は担任を持っていなかったのに、何人かの生徒から「面接で答えるセリフを今から言うから、ちょっと聞いてて欲しい」って言われて、その場でアドバイスをしたことも思い出しました。
私、すでに100人以上の「無料お試しキャンペーン」をやっていたんです。
ココナラでの発見と怒り
実は、休職し始めた最初の頃に「ココナラ」っていうサイトを見たんです。
(その時のエピソードは、以下のリンクの記事をご覧ください)
⭐️ココナラのエピソードの記事
そこでは、色々な人が自分のスキルを売っていて、電話相談とか、それこそエントリーシートを代わりに書くとか、読書感想文を代わりに書くとか。
安いんですよ〜「読書感想文、1つ500円!」とかで売ってるんです。
でも、それを見てもなんかしっくりこなかった。
私は逆に怒りが湧いてきて「なんでたった500円で読書感想文書くの?読書感想文って、自分の生き方と向き合う絶好のチャンスなのに。その機会を、いい大人が小遣い稼ぎで奪ってんじゃないよ」って。
多分、私やろうと思えばいくらでもできるんですよ。
エントリーシートの代筆も、読書感想文の販売も。
でも、それをやりたいわけじゃないんです。
一緒にやって、最終的にはその人が自力でできるようにしたいんです。
「伴走者」の需要
インタビューの中で、星さんはこう言っていました。
「AIの力だけで終わらせようとする大量生産の世の中だからこそ、そうじゃないものの価値がこの先見えてきますよね」
AIが発達すればするほど、文章は簡単に書けるようになる。
今やLINEの返信も、読書感想文も、エントリーシートも、「私の代わりに〇〇を書いてください」という、たった一行のプロンプトだけで、全部AIが代わりに書いてくれる。
でも、それって、本当に「あなた」が書いたものなの?
受け取った側は嬉しいの?
自分で書けるようにならなくて良いの?
だからこそ、「自分で書く」ことの価値が上がる。
だからこそ、「一緒に考える」ことの価値が上がる。
だからこそ、「伴走者」の需要が高まる。
星さんとの出会いが、それを確信させてくれました。
AIが発達する時代だからこそ、人間が一緒に考えることの価値が上がる。
「ライフストーリーテーリング伴走者」という仕事の本質を見出せたような気がします。
めでたし、めでたし。
毎日、たくさんのスキ❤️、フォロー、本当にありがとうございます。
「起業」とは全く関係のない話なのですが、今日、久しぶりに大戸屋に行ったんですね。そこで食べた「香味唐揚げ」に「ナスの揚げ浸し」がついている定食がめっちゃ美味しかったので、報告します(笑)
あまりに美味しそうすぎて写真を撮る前に完食したので、写真はありません(笑)
次回も、お楽しみに〜
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