転職を繰り返してしまう人向け!勝ちパターンの「自己分析」と「転職理由」
こんにちは。良ちゃんこと良平です。
平成元年世代。人生100年時代に仕事もプライベートも挑戦し続け、多くの人に貢献しながら多くの仲間とそれぞれのやりたい事をコミュニティ化し「村」を創るというビジョンを掲げています。
このアカウントでは自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介という観点でプロスポーツ選手の紹介から、転職活動中の方への情報提供と、日々の仕事やプライベートに活かせる気づきを書き起こしています。
有難いことに、以前、「リーマンの処世術」にマガジン登録いただいたり、最近では、有料記事や自己紹介記事、公務員からの転職などが
Noteから表彰されるなど、少しずつですが内容や文章力でご評価を頂いています。いつもご覧いただきありがとうございます。
他にも転職活動で参考になる記事も多数、投稿していますので
覗いてみてください。(良かったらスキもお願いします!)
今回は、キャリアの情報で耳にすることが増えた
「ジョブホッパー」について取り上げ、
その方々への転職対策、勝ちパターンの記事を書かせていただきました。
特に転職を繰り返してしまう人にとっては、参考になる内容となってます。
以前は有料noteでしたが、無料開放しています。
ご興味あれば最後まで読んでいただけると嬉しいです。
1.ジョブホッパーとは?
ジョブホッパーとは、短期間で何度も職場を変える人のことを指します。
2年以内の退職が目立つ人が、このカテゴリに含まれる事が多いです。
一つの会社に長く留まらず、数ヶ月から数年で転職する傾向があります。
実は、私もジョブホッパーに位置づけられます。転職回数自体は、10回を超えています。
(派遣社員の経歴もあり、回数=経験した職場の数とさせていただきます)
ジョブホッパーの特徴はいくつかありますが、求める経験やスキルの不足、やりがいの欠如、組織文化や上司との価値観の不一致、キャリアアップなどが挙げられます。
一方でジョブホッパーは、異業種や異職種で様々な役割での実務経験を積むことで多様な視野や共感性を持ち、柔軟性や環境適応力を身につけている方も多いです。
私自身も、飲料サービス業、Webマーケティング、IT通信、SES、ヘルプデスク、SaaS製品のインサイドセールス、、代理店開拓営業、Slerの営業アシスタントなどを経験しております。
ただし日本の企業は、短期間での離職や転職回数の多さに、継続性で不安を持ち採用を渋る傾向があり、ジョブホッパーが新たな職場で採用される際には、過去の転職理由を詳しく説明することが求められます。
過去に、転職を多く繰り返してしまう人の特徴についてまとめた記事を投稿しているので、良かったら見てみてください。
このあと、ジョブホッパーについてもう少し詳しくご紹介します。
2.日本とアメリカとの「ジョブホッパー」の捉え方のちがい
日本では転職回数が多いと、仕事が長続きしないなどマイナスのイメージを持たれてしまいがちです。
しかしジョブホッパーは、キャリアアップを目的とした理由で転職を繰り返しているのであれば、とくに問題はないといわれています。アメリカがその最たる例です。
アメリカという国のカルチャーもありますが、アメリカは世界から様々な海外の方が移住してくる「移民国家」です。
多様な価値観が入り混じっていて、むしろ変化が常であるという風土が日本以上にあります。むしろ、変化しなければ衰退してしまうという考え方もあります。
また、日本と大学の位置づけ、進学の前提の考え方に大きな違いがあります。
アメリカでは大学で学んだことをもとに働くことが前提ですので、アメリカの若者にとってはどの大学のどの学部学科に入るのか、どの研究室に所属するのかは重要な項目ですし、もしかしたら日本人以上に目的を明確に進学しています。
「日本の大学は入るのは難しいが卒業するのは簡単、アメリカの大学は入るのは簡単だが卒業するのが難しい」
という通説もあるほど、アメリカでは大学での就職前の準備の意識が高いです。
また、アメリカの採用活動の指標は日本と異なります。
(1)通年採用
日本ではずいぶん変わってきましたが、アメリカは元々が転職して当たり前の社会です。新卒採用の前提が、日本では4月はじまりで新卒一斉採用の文化が根強いですが、アメリカでは
「いつ、どのタイミングで優秀な人材が転職市場に出てくるかわからない、そのときに採用の窓口が閉じてしまっていては、社に入ってくれるチャンスを失うので、常に対応できる状態にしておかなくてはいけない」というスタンスで採用を行っています
(2)ポジション別採用
日本はメンバーシップ雇用が伝統的で、1社の中でジョブローテーションし、総合職としてその会社に長く属し、会社のために貢献するという文化がいまだに残っています。
だから、転職に対して「お世話になった上司を裏切る」「引き留めに逢うのが嫌だ」など、ネガティブなイメージを持つ人がいまだにいるのです。
大手企業であればあるほど、入社時にどこの支社、どこの部署、どの職種で働くかは分かりません。
ただし、全てが悪いわけではなく、異動になることもあるので、入社から退社まで多くの職種や部署を経験する場合もあります。
また、ある部署で働いていたものの、うまく適応できずに良い結果を出せない人材がいた場合、企業はその人材に合う部署に異動させ、適材適所を図る事で社員が力を発揮できないという状況を打開することができます。

アメリカでは総合職採用という形ではなく、ポジション別採用という形が基本です。
例えば事務職で採用された人材が、営業職に異動になることは原則ありません。採用されたときに取り決めた業務範囲から外れる業務には従事しません。
実際に面接をするのも、人事部の人間ではなく、その採用対象の部署のマネージャーが行うことが一般的です。一緒に働く部署の方が面接をするスタイルですね。理にかなっています。
雇用される側としては不本意な異動がないのは喜ばしいことですがシビアさもあります。もし、同じポジションに達人がいて、自分とより高いパフォーマンス(仕事が早い、連携が的確、コミュニケーションエラーがない、理解力がはやいなど)で仕事を人物が他にいれば実力で負けると席を奪われ、会社に居場所がなくすぐに解雇となってしまうリスクもあります。
だから、アメリカの方は、転職に対して肯定的で、様々な業界や職種、実務スキルを習得するべく目的意識を持っての「キャリアビルド」の転職をする方が多いのです。
3.「ジョブホッパー」から「キャリアビルダー」に見せるポイント
少しまとめますと、日本では「ジョブホッパー」のイメージはマイナス傾向にあります。
しかし結論、どういった意図や理由で転職をしているかでプラスにすることはできます。つまり、「キャリアビルダー」を目指すのです。きちんとキャリアを形成しスキルや経験に厚みを感じさせるビジネスパーソンであると実証できれば、勝機はあります。

背景として、元々、日本の採用側の多くは、一般的に、「即戦力として長く働いてくれる人」を求めています。
短期間で転職を重ねてきた応募者に対しては、どうしても「またすぐ辞めてしまうのではないか?」と不安を感じ、マイナス印象を持ってしまうものです。
「1カ所に定着できない=周りの人とうまくコミュニケーションが取れない人なのかもしれない…」と懸念する企業もあるかもしれません。
経験・スキルの浅さを問題視する企業もあります。短期間で転職を繰り返してきたことで、「1つの業務を完全にやり遂げた経験がないのでは?」「コアスキルが確立できていないのでは?」などと思われる可能性もあります。
どうしてもマイナスに見られがちなジョブホッパーを「キャリアビルダー」に見せるポイントをここからご紹介します。
(1)職種が一貫していて明らかにステップアップ
例えばエンジニアの場合、二次請け・三次請けのシステム開発会社にいたSEが、SIer→事業会社のSE→ITコンサルタントと転職を重ねている場合、目指す方向性が明確でステップアップしていることがわかります。
また、参画人数の多いプロジェクトでの役割や成果物、リーダー経験を示す事ができれば、PM(プロジェクトマネージャー)やPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)といったマネジメント側や事務局側といった管理者側へキャリアアップも目指せます。
営業の場合は、例えばインサイドセールス→フィールドセールス→大手クライアント向け営業などと、営業としての成長プロセスが伝われば、前向きに評価されます。
なお、営業職などで「圧倒的に高い実績を収めている」「ある特定の分野で実績を作り、精通している」「多くの取引先や顧客を引っ張ってこれるコネクション、人脈がある」場合は、即戦力、組織にとって苦労する
探客(新しい顧客を探す力)、顧客資産を有している部分を評価される場合があります。
(2)希少性(レア度)の高い職種、採用難易度の高い職種である
「こういう経験を持っている人材が欲しい!」という採用ニーズに対して転職希望者が少ない職種の場合、多少転職回数が多くても選考で評価されやすくなる事があります。
例えば、ソリューションアーキテクトやカスタマーサクセスなどは経験者が少なく、転職市場では売り手市場。
企業が欲しいと思っていてもなかなか見つからない分野の人財です。
また、企業のDX化が進んでいるのね、社内SEも採用ニーズが高く、採用難易度が高いとされています。
そもそも転職市場に少ない希少価値のある職種や業務経験の場合は、転職回数の多さがマイナス評価に直結しにくい傾向があります。
例えば、M&A、企業再生、IPO(株式公開)経験などは、経験の豊富さが逆に評価されるケースもあります。
ただし、突き落とすようですが上記のケースは稀です。
残念ながらほとんどの場合は、ジョブホッパーはマイナス評価につながりやすい傾向にあります。
そのため、私は「横展開」「掛け算方式」をお勧めします。
※補足になる、過去の記事がありますので、良かったら見てみてください。
これは、「〇〇×〇〇」で、「希少性(レア度)の高い人財」「経験豊富で様々な環境に適応できる人財」というアピールが可能で、
異業種や異職種への転職を目指す時に私がサポートで意識しているポイントです。
これを図るために不可欠となってくるのが、本稿のテーマである
「徹底した自己分析」です。
4.転職勝ちパターンのカギ①「自己分析」
自己理解、つまり自分の強みは何で、自分の弱みは何かを客観的に理解するためにも「自己分析」は絶対不可欠です。
そして、職務経歴において、「スゴ!この人!」と思わせられるかがカギになります。
例えば、営業やSEだけみればライバルが多いです。しかし業界を絞り「営業×IT」となると狭まり「営業×新規開拓×IT」となると、さらに競合が少なくなります。
経験した企業で培ったスキルを、企業が欲しいスキルや経験にキーワード化し、それぞれ、根拠となるエピソードをまとめておく。
経験が何よりの説得力を持たせ、
「その経験がウチでも使えるな、活躍してもらえそうだな」と期待感を持たせやすい要素です。

補足として、前述の「職種の一貫性」があれば、「あらゆる業種で実績を作りながら商文化を経験し、生かしてきた営業パーソン」というブランディングにつながり、同じ職種を応募しているライバルと差をつける事も可能になります。実際、私は「営業としてキャリアの一貫性」を打ち出し、転職を図ってきています。
・飲料サービス業、Webマーケティング、IT通信、SES、ヘルプデスク、SaaS製品のインサイドセールス、代理店開拓営業を経験
・新規開拓やテレアポインター、ルート営業、内勤営業(営業アシスタント)
・相手はBtoB、ユーザー側も提供元(代理店やメーカー向けへの交渉経験)
など、BtoBのスペシャリストとしてアピールし、採用企業の穴埋め、補強ポイントになりうる材料を散りばめるのです。
しかし、ある程度の応募数は必要です。
転職回数がネックになるからです。
最後に、ジョブホッパーが乗り越えるべき一番の難関である「転職理由」の対策について書かせていただきます。
5.転職勝ちパターンのカギ②「転職理由」
(1)「転職の軸」を洗い出し、転職理由をポジティブ変換して明確に伝える
どういう理由で転職を重ねてきたのか明確に伝えることで応募先企業の不安を払しょくしましょう。
例えば、
「営業としてさまざまな商材を経験したいと思った」
「SEとしてより上流を目指して転職を重ねてきた」
「裁量権を持てる環境を追い求めてきた」など、何らかの軸に沿っての転職であれば企業の納得感を得やすいでしょう。
「とくに軸はない」という人も、適当に転職先を決めてきたわけではないはず。ピンと来ない場合は、なぜ辞めたのか(何が嫌だったのか)を1社1社振り返り、そこに共通点がないか考えてみましょう。そのうえで、嫌だったことをポジティブに言い換えてみることをお勧めします。
代表的な退職理由の言い換えは以下のものがあります。
・残業が多い
→メリハリのある仕事したい
・年収が低い→実力主義で働きたい
・人間関係が悪い
→意識の高い組織で働きたい
・仕事がつまらない
→新しいことにチャレンジしたい
・ノルマが厳しい
→お客様に向き合いたい
ポイントは、肯定的に、原因を自分にベクトルを向けながら伝えることです。
他責の人を良いとは思いません。
「この人は、また何かのせいにして退職をし、転職を繰り返すのではないか」と判定されてしまうからです。
他責を一度でも見せた時点でアウト、レッドカード退場です。
ぜひ、糧となった事や教訓を絞り出していきましょう。
これを一人で導き出すのは難しいので、信頼できる転職エージェントに面談しながら引き出してもらうのは有効な手段です。
(2)転職理由の組み立ては「事実→反省→改善策を示す」
意外にも多いのですが、面接において企業の面接官から「転職回数が多いですね?」と触れられた際に「いえ、私は多くないと考えております」や「いえ、そうではありません」と否定的に答えてしまう方がいます。
この答え方はNGです。理由は大きく2つです。
①企業は転職回数が多いと判断しているからあなたに聞いているため、否定する事で自己分析が足りない、認識の甘い人という印象を与えてしまう
②入社後も、正当化して早期に退職する人なのではないかと不安にさせてしまう
実際、私も転職を複数回しているので、この質問はいつも壁に当たっていました。
面接対策の練習や動画を見て勉強し、本番で実戦を積んできて大切だと感じた事は、
「まずは転職回数が多い点に関しては反省する」ことです。
企業目線で話していく事がポイントで、早期退職が企業に大きな損失を招いているという事が分かっているかどうかで、印象が変わるからです。
「継続できなかったことは、私の入社前の確認不足や、認識の甘さが原因であったと考えております」と、まずは反省の弁を述べ、今後はどうしていくか、改善策を示す事が重要です。
そもそも、早期離職の大半は「転職活動での自らの企業研究不足、確認不足、把握不足」が招いています。
「こんなはずではなかった!!」は、面接時に事前に確認できる事がほとんどです。
そのため、面接で改善策を述べるときは
現職のミスマッチは、目先の環境を変えたいという思いばかりが先走り、仕事内容や入社後のキャッチアップ、定着のイメージが不明確でした。改めて面接にて入社後の活躍のイメージと自身の強みを把握することを痛感しました。ですのでこの度の転職活動にて、(エージェントのサポートをフル活用し)自己分析にて経験を細かく棚卸し、貴社にて発揮できるスキルや経験を整理し、貴社でならきっと継続し、利益をもたらせると確信し、この度、応募させていただきました。
といった「事実→反省→改善」の流れで組み立てると、先方もネガティブにとりづらく、建設的に捉えてもらいやすいです。
この記事も参考になるかと思いますので、ぜひ読んでみてください。
しかし、残念ながらこれも、100%ではありません。
それだけジョブホッパーや短期離職をした方の転職活動が茨の道であることは間違いありません。
少しでも確率を高め、少しでも転職活動のモチベーションが上がるようなヒントになってくれたら嬉しい限りです。
6.まとめ
・ジョブホッパーとは、短期間で何度も職場を変える人のこと
・日本のジョブホッパーのイメージは悪い
・アメリカでは、採用活動が日本と異なり「通年採用」「ポジション別採用」のため、根拠を持って転職活動をすれば認められている
・ジョブホッパーが勝ち抜くポイントは「キャリアビルダー」であると証明すること
(1)職種が一貫していて明らかにステップアップしている
(2)希少性(レア度)の高い職種、採用難易度の高い職種であり、掛け算・横展開の転職戦略でキャリア形成をアピール
・転職理由を伝えるカギは、
自己分析とポジティブ変換、「事実→反省→改善」で組み立てる
以上を抑えて取り組んでいただけると、きっと転職活動は好転します。
後は、あなたのやる気と意欲と熱意次第!!Good Luck!!
次回は「転職先で使える!先輩方から気に入られやすくなる自己紹介の極意」について綴っていきます、お楽しみに。
