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担任の先生の「学校では頑張ってますよ。」が苦痛。家で大爆発の『コーラ瓶現象』



「学校ではすごくお利口にしていますよ。
よく頑張っています。」

面談で先生からそう言われて、ホッとする反面、
こんな黒い感情が湧き上がってきたことはありませんか?

「じゃあ、なんで家に帰ってきた瞬間に、
 あんな些細なことで大爆発するの?」
「私(親)の愛情が足りないから、
 私にだけ八つ当たりするの?」
「私の育て方が悪いの?」

外では「いい子」なのに、家の中では「大怪獣」になる我が子。
その信じられないほどの落差に疲れ果て、
毎日泣きながら床を拭いたり、大癇癪を必死になだめたりして、
密かに自分を責めている親御さんは、
本当にたくさんいらっしゃいます。

でも、どうか自分を責めないでください。
家で荒れるのは、決してあなたのしつけや、
愛情不足が原因ではありません。

今日は、凸凹キッズが抱える
「過剰適応(コーラ瓶現象)」というと、
彼らを二次障害から守るために親がすべきことを翻訳します。



1. 特性のある子の「コーラ瓶現象」とは?

発達に特性のある子
(特にASDやグレーゾーンの子)にとって、
学校という場所は、私たちが想像する以上に過酷な環境です。

45分間じっと座り続けること。
眩しい蛍光灯(蛍光灯…いまだに教育現場でよく見ますよね)や、
教室のざわめき。
暗黙のルールや、先生の顔色を読むこと。

彼らは、この圧倒的なストレスの海の中で、
「普通の子」のフリをして必死に生き延びようとしています。
これを心理学的に「過剰適応」と呼びます。

この状態は、よく「振られたコーラの瓶」に例えられます。

学校にいる間、彼らはストレスという衝撃で、
ずっとコーラの瓶を激しく振られ続けている状態です。
しかし、学校では「いい子でいなきゃ」という理性で、
必死にフタをギュッと押さえつけています。

そして、家に帰り、玄関のドアを開けて大好きな
「お母さん・お父さん」の顔を見た瞬間。
「ここは安心できる場所だ」と気が緩み、
押さえつけていたフタがポンッ!と外れてしまうのです。

結果、炭酸が勢いよく吹き出すように、
些細なこと(おやつが違う、靴下が脱げない等)を
キッカケに大爆発・大癇癪を起こします。

つまり、家で荒れるのは「親を舐めている」からではなく、
「あなたが、この子にとって
 世界で一番安心できる安全基地だから」
なのです。


2. 「学校では普通」の罠。周囲の無理解が引き起こす二次障害

しかし、ここに恐ろしい「罠」があります。

彼らは学校で必死にフタを押さえつけているため、
先生からは
「ちょっと大人しいけれど、普通に頑張っている問題のない子」
に見えてしまいます。
先生は、家に帰った後にコーラが激しく吹きこぼれて、
お母さんが泣きながら対応していることなど、知る由もありません。

そのため、親が「家でパニックになっていて…」と
SOSを出しても、
「えっ? 学校では普通ですよ。
 お母さん、少し心配しすぎ(過保護)では?」
という残酷なすれ違いが起きてしまいます。

発達障害は「目に見えない障害」と言われます。

外から見えにくいがゆえに、
この「周囲の無理解」と
「環境とのミスマッチ」が放置されてしまうのです。

限界までコーラ瓶を振り続ければ、
いつか必ず瓶自体が割れてしまいます。
毎日のストレスの蓄積が限界を超えると、

「朝、玄関から動けなくなる(行き渋り・登園拒否)」や
「不登校」といった
「二次障害の悪循環」に直結してしまいます。


3. だからこそ、新学期に「見えないSOS」を伝える必要がある

瓶が割れる前に。 子どもが限界を迎える前に。

新学期、新しい担任の先生には
「学校では過剰適応して普通に見えるかもしれませんが、
 実は家でこれだけ反動(癇癪)が出ています」
という「見えない事実」を冷静に伝え、
学校での環境調整(配慮)をしてもらう必要があるのです。

家で大爆発するのは、
あなたが愛情不足だからでも、
育て方が悪いからでもありません。
「お母さん、今日こんなに頑張ってきたんだよ!」という、
不器用なSOSなのです。

毎日、コーラまみれになりながら
子どもの癇癪を受け止めている親御さん。
本当にお疲れ様です。

新学期は、環境の変化で
子どもが一番コーラ瓶を振られる時期です。
どうか親御さん自身が自分を責めず、
「家で荒れるのは、外で頑張っている証拠だね」と、
ゆったり構えてあげてくださいね。



【追伸】
「家では荒れているのに、学校では普通に見える」。
このギャップを先生に理解してもらうのは、
口頭では「過保護な親」と思われがちで至難の業です。
今週末、この「見えないSOS」を角を立てずに先生に伝えるための
【コピペ用トリセツ・テンプレート集】を公開予定です。

☝公開しました!!

新学期の学校連携に不安がある方は、
公開を楽しみにお待ちいただき、
ぜひチェックしてみてくださいね。

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