見出し画像

小説をChatGPTの補助で読む

ワシントン・ポー シリーズ (Audible のススメ)」に書いたように、現在そのシリーズにハマっている。今現在は、次の作品を後三時間程度残したところ。内容的にも盛り上がってきている。

この小説では、風景などが細かく描写される。この、「キュレーターの殺人」においても、「モンタギュー島」という島が出てくる。また、登場人物もさまざまで、私の頭の中にはそれぞれのなんとなくの顔がある。

ChatGPT を助手に小説を読む

さて、先日、ふとこの主人公の住んでいる「ハードノットクロフト」という場所がよくわからず、ChatGPTに聞いた。しかも、Audibleなので、「ハードノットクロフト」ときちんと文字で頭に記憶できていない(私だけかもしれないが・・)ので、ChatGPTにまずはそもそも「ワシントン・ポーシリーズ」わかる?から質問を始めた。

チャッピーはわかるというので、「ワシントン・ポーの住んでいるハードなんたらって何?」と、まぁやる気のない質問をした。すると、細かな説明をしてくれた。その景色を見てみたいので、写真をお願いした。するといくつか提示してくれた。それらは次のページのものだった。

なるほど!こういうところか。改めてその写真を見ながらAudibleを聴くと、やはり情景がリアルになり、言葉の意味も違うように聞こえてくる。なるほどなぁ。ポーさんはここが大好きなようだが、なんとなくわかる。ただ、猛烈に不便そうだ。(最後に追記あり)

続いて登場人物を描いてもらうことにした。当然、エドガーという犬もである。脳内イメージは確かにあるが、実際に見てみたい。

ChatGPTが作成した登場人物(犬)たち。
左から、ブラッドショー、ポー、エドガー(犬)、フリン

あー、こんな感じか。こうやって提示されると、確かにこんな感じだと思う。これからAudibleを聴く時には、頭の中でこれらの人が動き回る。

続いて、作者を見てみたくなった。M. W. Craven。これもチャッピーに聞いてみた。すると次の作者のページ内の写真を提示してきた。

これはイメージが違った(笑)どちらかというと、先ほどのChatGPTが提示したポーのイメージだった。まぁこれは仕方がないw

架空の島「モンタギュー島」

今聴いている「キュレーターの殺人」には「モンタギュー島」というのが出てくる。この景色がなかなか特徴的に思ったので、チャッピーに聞いてみる。すると、これは架空の島なのだそうだ。

・作者 M. W. Craven のブログ/出版社公式サイトで、「モンタギュー島は実在せず、著者の想像によるもの(a figment of my weird imagination)」という記述があります。

・地理的なヒントとしては、イングランド北西部のカンブリア州(Cumbria)沿岸を背景にして、「モンタギュー島 off the coast of Cumbria」と紹介されています。

・更に、ツアー会社などが紹介するガイド・ツアー文脈でも、「Piel Island」と「Sheep Island」がモンタギュー島のインスピレーション源になったとされており、それら実在の島々をもとに、架空の設定が組まれている、という説明があります。

ChatGPT

ほー、なるほど。そうは言ってもよくわからないので、描いてもらった。

ChatGPTが想像する「モンタギュー島」

本文の描画をくれたらもっと頑張るようなことをチャッピーは言うが、Audibleだし、コピペもできない。チャッピーの想像力で描いたのが上の図。多分ちょっと違うが、まぁこんな感じなのかなぁ。

想像力が乏しい私にはピッタリ

子供の頃からあまり小説等を読まなかった私は、想像力に乏しい。読んでおけば良かったと今更思うが。その、能力不足なところをChatGPTは補完してくれる。

この「ワシントン・ポーシリーズ」においても、さまざまなキーワードが出てくる。科学的なことから、法医学的なことなどなど。それらも、チャッピーに聞けば大抵のことはそれなりにわかる。ただ正確性は、私の知らない分野についてはよくわからないが、小説を読むには十分だ。より面白く思えてくる。

ChatGPTを助手に小説を読むのススメ

ということで、私の小説を読む(聴く)体験は、ChatGPTのお陰でかなり進化した。読書経験が深い人からすると邪道に思うかもしれないが、人によってはこういう補助があった方がより楽しめる人も多いのではないかな。オススメである。

追記

Audibleで、ポーの住まいがどうやっても「ハードウィッククロフト」と聞こえるので、「Hardknot croft」じゃないんじゃないか?と思い、ChatGPTにしつこく聞いた。いや、Hardknot croft の発音が、そう聞こえるんだとか言い続けていたが・・。結果として、

結論:正しい名称は “Herdwick Croft(ハードウィック・クロフト)” です。

Audible では訛りと弱音化で Hardwick にも Hardknott にも近く聞こえますが、テキストでは “Herdwick Croft” と確認できます(“Herdwick”=湖水地方の在来種ヒツジ名)。

文字で確認できる出典
ブログの本文引用に “a rough-stone building called Herdwick Croft.”(粗石積みの家=Herdwick Croft)と明記。
書評・紹介でも “beloved/isolated Herdwick Croft” と繰り返し表記。
作品5作目レビューでも “Herdwick Croft” を使用。
読者レビュー(StoryGraph / NetGalley)も “Herdwick croft” と表記。
参考:短編の公式抜粋に “two-hundred-year-old shepherd’s croft” とあり、固有名は出ていませんが設定の整合がとれます。

(おまけ)作者の地元施設のFacebook投稿でも「Poe’s Croft is named Herdwick Croft」と触れています。一次資料ではありませんが傍証として。

ChatGPT

結果として、先の Hardknot pass が、ポーの住まいのあたりの景色かどうかは不明となった。ただ、まぁあんな景色のような気はする。色々やりあって、結果として次の場所じゃね?となった。

https://www.lakedistrict.gov.uk/learning/forteachers/teachers-resources/freephotos

https://whc.unesco.org/en/list/422/gallery

あー、そんな感じかも?羊がいるようなことも書いてあったしな。

それにしてもハードノットクロフトと自信満々だったのにな。まだ幻覚問題は身近である。

いいなと思ったら応援しよう!