人生の小さな違和感は、次の一歩を踏み出すための《心の準備》だった⁈
孤独な50歳が、
人生とキャリアを再定義しようとする話
Vol.84
このnoteでは、
孤独を感じはじめた50歳の会社員が、
人生とキャリアを再定義しようとしています。
これまで考えてきた私自身のことを
もう一度、振り返ってみたいと思います。
前回のnoteでは、
人生の中でふと覚える違和感を、
無理に消すものではなく、
次の一歩の原動力として捉えてみよう、
そんな話を書きました。
ふと、「自分と向き合っていない自分」に、気づいた
「自分と向き合う」というのは、
そんなに簡単なことではありません。
向き合おうと思っても、
言葉にできなかったり、
考えるのを後回しにしたくなったり。
あとから振り返って気づいたのは、
向き合えなかった理由は、
意志の弱さではなかったということです。
自分の評価軸が、
自分の外側にしかなかった。
会社からどう見られているか。
世間的に成功しているか。
同世代と比べて遅れていないか。
そんな物差しで自分を測っている限り、
本当の意味で自分自身に向き合うのは、
難しかったのだと思います。
だからまず、わたしに必要だったのは、
答えを出すことではなく、
「今の自分は、こういう状態なんだ」と
その事実に気づくこと。
違和感は、
否定すべき感情ではありません。
向き合えない自分に気づくところから、
再定義は始まっていたのだと思います。
《他人と過去は、変えられない》
違和感を感じる前から、
トラブルや不遇とおもわれることがあると、
私の頭の中では、
毎回同じようなモヤモヤが巡っていました。
会社が変わってくれたら。
上司が違う人だったら。
あのとき別の選択をしていたら。
多くの人が、
一度は通る思考だと思います。
私も、気づかないうちに、
自分の力では変えられないものに
たくさんのエネルギーを使い続けていました。
他人と過去は、変えられない。
統計をとったわけではないですが、
人間の悩みや不安、嫉妬や怒りのほとんどは
この「他人」と「過去」という、
変えることができないものが
原因のように思います。
変えられないものは、変えられない。
いくら考えても仕方ないこと。
では、いったん目を離してみる。
すると、不思議と
自分が動かせる範囲が見えてきます。
今の自分に、
何が大切で、何が大切ではないか?
考え方や価値観。
他人や会社とや距離の取り方。
時間の優先順位。
大きな変化でなくていい。
自分のやれる範囲で、
小さく選び直していく。
それだけで、
漠然とした焦りは、
少しずつ形を変えていきました。
《頑張らない》前提で、続く形を考えてみる
もうひとつ、大切だったことがあります。
それは、
「どうやって続けるか」を
先に考えることでした。
気合や根性で始めても、
続かなければ、
結局は自己嫌悪が残ります。
50歳からの変化は、
一時的な頑張りより、
自然に続いてしまう形のほうが現実的です。
そこで意識するようになったのが、
感情コストです。
無理に気分を上げない。
人間関係を広げすぎない。
頑張らなくても回るペースを保つ。
ゆるいつながりや、
予定に余白を残すことも、
結果的に自分を助けてくれています。
続けるために必要なのは、
強い意志ではなく、
自分に合った設計。
そう考えるようになってから、
変化は、少しずつ生活の中に
溶け込んでいきました。
おわりに
人生の小さな違和感は、
何かが壊れたサインではなく、
次の一歩を踏み出すための
《心の準備》だったのかもしれません。
もし今、
「このままでいいのか」と感じているなら、
それは、何かを始める準備が、
静かに整い始めているサインなのだと思います。
みなさんは、
違和感を感じることはありますか?
次は、
この考え方の変化が、
どんな行動につながっていったのか。
その話を書いてみようと思います。
