SpotifyでMD作ってみた(5) 曲名「式」縛り
閲覧ありがとうございます、大豆柴です。
自作のSpotifyプレイリストを自慢するシリーズ第5弾です。
6月、式日、下北沢にて
先週「○○式」に参列してまいりました。
あ、説明が必要だ、これは映画のタイトルです。
先週封切りされ、これから各地方でも拡大上映予定の中編作品です。
前回の記事で、筆者が没頭中だということに触れました、フェイクドキュメンタリー界隈で大活躍中の、映画「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」を発表した近藤亮太監督の最新作。
先行上映となった下北沢のミニシアターでは、主役の一人である吉田ヤギさんと近藤監督によるトークショーも行われました。
満足して退場後、未入手だった映画のチラシを貰おうとチラシ置き場に寄ると「スタッフへお声がけください」との文字。
尋ねてみたら、チラシを貰えたのみでなく「一緒に撮影されます?」とのとんでもないご提案が。
なんと、劇場出口で観客を見送りしていたトークショーのお二人と、記念撮影していただきました…!

こんな展開が想像できていたなら、もっとお二人に伝えたい言葉とか沢山あったのに!!
アドリブ弱いんだよ!勘弁してくれ!もじもじ
ミニシアターらしさといいますか、下北沢らしさといいますか。
クリエイターと異様に距離が近くなる体験に興奮冷めやらぬまま、本記事を書き始めたのでした。
参列した…もとい鑑賞後の感想や界隈の魅力も語り尽くしたいところですが、この場は折角ですから、筆者ぐらいしかやらないであろう、いつもの企画をやってみます!
式の80分
今回のプレイリストはこちらです。
以下、聴き流しながら読んでいただけますと幸いです。
収録曲
開会式 /King Gnu
Ceremony /鷺巣詩郎
Ceremony /New Order
式日 /ACIDMAN
Secret Ceremony /MILLENNIUM PARADE
Ceremony /細野晴臣
K&A 入社式 /RADWIMPS
ceremony /Awesome City Club
儀式 (セレモニー) /松本典子
ルーファウス歓迎式典 /植松伸夫
結婚式をブッ飛ばせ /松任谷由実
卒業式 /aiko
私の葬式 /関取花
儀式 /菊田裕樹
二人だけのセレモニー /岡田有希子
幽霊の結婚式 /ゆらゆら帝国
Ceremony of Demons /鷺巣詩郎
卒業式 /神聖かまってちゃん
式 /岡崎体育
授賞式(SKIT) /DABO
裸の戴冠式 /徳澤青弦
閉会式 /King Gnu
Ceremony -Live at Birmingham University /Joy Division
以下、詳細説明
作成条件
収録時間は合計80分以内
曲名に「式」もしくは英単語「ceremony」が含まれていること(カタカナひらがな表現は可)
"数式"や"形式"など、セレモニーの意味を持たないタイトルは除外。(それはそれで面白かったのですがキリが無いので今回は無し)
なるべく1アーティスト1曲にする
自分が知っている、もしくは聴いて好きになった曲を入れる
お勧めポイント① 格式を高めるKing Gnuの入退場曲
なんと有り難いことでしょう。
アルバム名が「Ceremony」で、「開会式」から始まって「閉会式」で終わる作品が既にあったじゃないですか。
彼等のブレイク曲「白日」も含まれる大ヒット作ですね。
この「開会式」「閉会式」などのようなイントロ・アウトロ・インタールードといった短いトラックを随所に挟み込むアルバムって、すごく筆者の好みです。
暗黙に曲順の変更を許さないよう設計されていることで、アルバムの物語を分かりやすく思えるからなのかも。
シャッフルして聴いてもハズレがない!みたいな作品も素晴らしいと思うのですが、順路が決まっている方が落ち着くんだろうな、自分にとっては。
お勧めポイント② 境界線のようで繋ぎとして機能するインスト曲群
今回のプレイリストは、第5弾までで最多の計23曲となりました。
エヴァンゲリオンシリーズの劇伴で有名な鷺巣詩郎氏の曲は2つ入れてしまいましたが、これは卒業式なんかで国歌や校歌など、式典内に複数の歌パートがあるかのようなイメージを込めました。
細野晴臣のお洒落なインストをコーヒーブレイクのように機能させ、「天気の子」サントラ曲は、主人公が上京した場面とシンクロさせるようにシティポップへの繋ぎに活用。
スクエニ作品からも2曲。
FF7の方は、その後に襲い掛かってくるユーミンの破壊力を受け入れる支えに。
聖剣Ⅱの方は、その後の岡田有希子について、姿勢を変えて受け入れるためのスパイスに。
インストではないですが、ヒップホップの作品はSKITが良く収録されていますよね。
ラッパーならではの芸当です。
今回はアカデミー賞みたいな演出効果をもたらしてくれました。
DABO氏、学生時代にクラスメイトが大好きだったなぁ。
閉会式直前の曲は、ラーメンズ小林賢太郎が表舞台を降りる前まで上演し続けていた舞台「カジャラ」の劇伴です。
氏本人も「コントのBGMにお使いください、センスあるように振る舞えるので」みたいな冗談でお勧めしていた雰囲気抜群のミニマル・ミュージックが、映画のエンドロールのように機能しました。
聖剣Ⅱの音像とちょっと似てるのが、作ってみて面白かった点のひとつです。
お勧めポイント③ 背景を知っているか否かで印象が変わる
ポイント②でも触れました岡田有希子について、です。
彼女の活躍、最期、その後の社会影響については、筆者にとっては物心のつく前の出来事であり、教科書で読んだ歴史のような感覚でしか語れません。
今回の作成で、この曲というかその歌声も初めて耳に入れたわけですが、彼女に纏わる情報をもし知らなかったらどう聴こえていたのか、関心のあるところです。
次の曲でゆら帝の、こんな曲名のを配置しているのは、もしかしたら不謹慎と捉える方もいるのでしょうか。
不快に思われたら申し訳ありません。
ただ、リアルタイムで触れなかった筆者からしますと、岡田有希子という名前で想起するのは、伊藤潤二「首吊り気球」だったりします。
トップアイドルの突然で凄惨な死から始まる、伝説的なホラー作品。
伝説的な故人が語られるとき、それを体感してこなかった人間が非現実的なモチーフを連想してしまうのは、そんなに不自然なことじゃあないのではと思うのです。
お勧めポイント④ 「式」とは
結婚式、葬式、入社式、卒業式。
セレモニーの曲を集めたら、様々なシチュエーションが揃いました。
いずれも何かが始まり、何かが終わる場面が描かれていました。
その中で「受け継がれる」ことを表せたポイントがあったので最後に紹介します。
Joy DivisionとNew Orderについてです。
前身のバンドが前者で、残されたメンバーで結成されたのが後者。
「Ceremony」は後者のデビュー曲。
恥ずかしながら、上記の情報を全く知らなかったんですよね。
両バンドの名は、筆者が好きなアーティストの多くが口にしていたのに。
いずれにしても、バンドの死と再生を担った曲名が「セレモニー」て、話が出来すぎてないですかね。。。
如何でしたでしょうか。
更新ペースを緩めるつもりでしたが、早く作りたいテーマがあったんだから仕方がない。
そろそろペース落とします(常套句)
引き続きご愛好の程。
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まさかとは思いますが、もし戴けたのであれば、謹んで愛犬のおやつ代とします。笑