53歳になった今日、思うこと
今日、53歳になった。
50歳を過ぎてから、自分の体の変化を強く感じるようになった。
まず老眼。スマホの文字が見えにくくなり、少し離さないと読めない。更年期なのか、急に汗が噴き出すこともある。朝起きると節々が痛かったり、理由もなく気分が落ち込んだり、反対に妙にイライラしたり。
若い頃には考えもしなかったような不調が、少しずつ増えてきた。
それまでは「私は元気だから大丈夫」と思っていた。多少の疲れは寝れば治るし、病院に行くこともほとんどなかった。
でも50歳を迎えた頃から、健康診断を毎年きちんと受けるようになった。
胃カメラも大腸カメラも、それまで一度も経験がなかった。正直、怖かったし面倒だとも思った。でも受けてみると、自分では気づかなかった体の状態を知ることができた。
数値で見る体の変化。年齢とともに少しずつ現れる不調。そして、自覚症状がほとんどないまま進んでいた病気。
実際に私は、健康診断がきっかけで大きな病気が見つかった。そして手術を受けることになった。
あの時、検査を受けていなかったらどうなっていたのだろうと思うことがある。
気持ちは今でも若い。
やりたいことはたくさんあるし、新しいことにも興味がある。推し活だって楽しいし、友達とのおしゃべりも好き。行きたい場所も食べたいものもまだまだたくさんある。
でも、どれだけ気持ちが若くても、体は確実に歳を重ねている。
それを認めることは少し寂しいけれど、悲しいことばかりではないと思う。
体の変化に気づけるようになったからこそ、自分を大切にしようと思えるようになった。
無理をしすぎない。
ちゃんと休む。
不調を我慢しない。
そして、定期的に検査を受ける。
以前よりも、自分の体と向き合うようになった気がする。
53歳になった今、私が願うのは「長生きすること」だけではない。
健康寿命を少しでも長くすること。
元気に歩けて、美味しく食べられて、好きな人に会えて、笑えること。
そして、自分の心がわくわくすることをこれからもたくさん経験すること。
年齢を重ねると、失うものに目が向きがちだけれど、その一方で得られるものもある。
無理をしない知恵。
自分を大切にする感覚。
そして、「今を楽しもう」という気持ち。
53歳。
若くはないけれど、まだまだこれから。
体の声に耳を傾けながら、自分らしく、楽しく、笑顔で過ごしていきたいと思う。
そんな誕生日の朝です。
