アゲハ幼稚園🦋越冬アゲハ編完結!
4月16日に7号ちゃんが羽化して旅立って行った続きのお話です。
前回までのお話はこちらからどうぞ
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4月20日、越冬8号が羽化しました。

そして4月22日、越冬9号が羽化しました。


4月24日、越冬10号が羽化しました。



4月27日、越冬11号が羽化しました。

5月3日、越冬12号が羽化しました。

残すところあと一匹。
最後のサナギの羽化を待ちましたが、とうとう羽化しませんでした。
越冬13号になれずに、まだ虫かごの中にいます。春を待たずに力尽きてしまったのでしょうか。

サンルームでいつの間にか羽化していた越冬1号はナミアゲハでした。
そして虫かごで越冬したクロアゲハのサナギ12匹のうち、11匹が羽化しました。
母のメモです。

まだ気温が高い9月のある昼下がりにレモンの木に産み付けられた小さな黄色い卵。
母は、レモンの鉢植えを屋内にとりこんで、卵から孵ったアゲハの幼虫の面倒を見ました。最初は鳥の糞みたいに小さく、フンも小さいのです。
幼虫はモリモリとレモンの葉を食べ、どんどん大きくなり、そのうちムチムチしたアオムシになりました。
サナギになる直前のアオムシは、サナギになる場所を探してうろうろと歩き始めます。
そろそろかな?というアオムシは羽化したときの足場(割りばしと鉢底ネット)を取り付けた虫かごに、レモンの葉っぱと共にとりこみました。
そうして、12匹のアオムシはサナギになりました。レモンの木は葉っぱがほとんど食べられて丸坊主になっていました。
レモンの実もかじったあとがありました。
お腹がすいたあまり、レモンの実もかじったようでした。
夏が終わり、これから秋になろうという頃で、蝶になって生きていけるのかな?と母は心配をしていました。
サナギは、2週間たっても1か月たっても羽化しませんでした。もしや、越冬するのか?とおぼろげながら思いました。
冬になっても羽化しないサナギを見て、蝶はこうやって越冬して冬を乗り越えていくのだと理解しました。
動く気配のないサナギたちを覗いては、春が来たら本当に羽化するのか半信半疑でした。
そしてお正月が終わり、梅が咲き、桜があちこちで咲きました。
サンルームのどこかで羽化して羽ばたいているナミアゲハを見つけたのは4月3日のことでした。レモンの木から脱走して、サンルームのどこかでサナギになって越冬していたようです。
そして4月5日、虫かごでサナギになったクロアゲハが羽化しました。
本当に羽化した…冬を越えたんだ!
母と私は、命の不思議を目の当たりにして、胸がいっぱいになりました。
長い冬を越えて次々と旅立っていったクロアゲハたち。
虫かごの中には、空っぽのサナギが11個、羽化しなかったサナギが一匹。
とびっこみたいに小さな卵からかえって、小さいからだからムチムチのアオムシになるまでたくさん葉っぱをたべて、うろうろと歩き回ってサナギになったアゲハ園児たち。
羽化できなかった1匹はかわいそうでした。
旅立っていった兄弟姉妹たちが、次に命を繋いでくれることを願います。
みんな、どうぞご無事で!
そして、アゲハ幼稚園の園長先生と、見習い保母は、胸にぽっかり穴が空いたように寂しいのでした。
アゲハ幼稚園🦋越冬アゲハ編 おわり
