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新曲で彩る一週間【5/25~5/31】

 どうもです。

 毎週恒例の新曲感想記事。5/25~5/31リリース分です。アルバム、EP、シングルを対象に、自信をもってオススメできる新曲をお届けします。読んでくださった方に1曲でもステキな出逢いがあります様に。ではどうぞー。


#1『光の芒』/ えん/neG

◆所属:個人勢
◆作詞・作編曲:iro
◆デジタル配信:https://linkco.re/rVsPXCeH

 1st EP『未観測』より。名曲!大好物なサウンドですわ!温かなピアノの響きを軸にしながら、環境音が自然に溶け込んでいく、アンビエントミュージック的アプローチが本当に心地好いです。音が鳴り始めた瞬間から、風景の中へ身を置いている様な感覚。メロディの持つ光の質感も印象的で、サビは特に眩しい陽光が差し込んでくるみたい。シルクの様に滑らかで、消えてしまいそうな儚さを纏いながらも、不思議と確かな存在感を放つ歌声。光が揺れ、未来を優しく照らしてくれる、そんな1曲でした。EP収録の残り2曲もアンビエント要素強めで心地好いので是非。


#2『お姉さま♡ラヴコール』/ ラプラス・ダークネス

◆所属:ホロライブ
◆作詞・作曲:ビートまりおとまろん、編曲:まろん (IOSYS)
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/XMS7nw

 ニューシングル。5月25日の生誕祭ライブで初披露されました。ビートまりおとまろん感全開、ハイテンション狂気電波ソング。溢れ出るお姉さま愛を一切隠さず、欲望に忠実なまま、カオスに突き進んでいくし、アドリブっぽい台詞パートが色々とやかましくて笑う(ガタガタだけにw好き)。聴いてるだけで楽しい気持ちになる上に、ハピコアっぽい高揚感も最高。クソデカ会場爆音で浴びたいですね。


#3『Freaky Deaky Love』/ Takanashi Kiara, Hakos Baelz, Koseki Bijou, Raora Panthera

◆所属:ホロライブ EN
◆作詞:Sarah L-ee、作編曲:Tsukibata Kareh
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/HlF08T

 ENigmatic Recollection 第3章テーマソング。強すぎ~!!高らかに鳴り響くブラスサウンドと共に、一気にフロアの温度を引き上げていくエネルギッシュなダンスチューン。推進力と爆発力を兼ね備え、何より、4人の個性が遺憾なく発揮されるフレーズが次々と展開されるのが良いですね。ずっとテンションキープしたまま、ひとつの熱狂に収束してます。現地ライブで聞くにはアメリカまで行かないとダメですか…?


#4『覚醒.exe』/ MEDA

◆所属:RK Music
◆作詞・作曲:MEDA、編曲:松村颯士
◆デジタル配信:https://linkco.re/40teM4mS

 8thシングル。自身が作詞作曲を手掛けた、バラードナンバー。ストレートに響いてくる歌詞には、彼女の誠実な温度が宿っていて。痛みや葛藤など、抱える矢印としては奥深くまで内向きなのだけれど、そこから滲み出した溢れんばかりの想いが、結果として外へと手渡されている様な感覚がありますね。寂しさと包容力の同居と云うか。いつも以上に情感を大切に歌い上げており、"愛せるように"が終着点になっているのがステキでした。


#5『Accomplice』/ 春猿火

◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆作詞:弥之助(AFRO PARKER)、作編曲:Yuzuru Kusugo
◆デジタル配信:https://zula.link-map.jp/links/YfLjrTPc

 ニューシングル。ヒップホップをベースに、ガレージやインダストリアルの質感を織り交ぜたミクスチャーな1曲。粗さや歪みを残した、ザラつきが良い意味で引っ掛かりますね。ミドルテンポでじわじわと引き込まれる感じ。対照的に、ボーカルラインは美しく滑らかで、心が整えられていく感覚がありました。


#6『深愛』/ 花譜

◆所属:KAMITSUBAKI STUDIO
◆デジタル配信:https://kaf81.lnk.to/shinai

 5thアルバム。「ありふれてたい」や「明滅」など、既発シングル4枚に、新録11曲(内Inst2曲)を加えた全15曲を収録。作家陣も、お馴染みの面々に、新たに傘村トータ、TAKU INOUE、矢野達也を迎えています。また、小説『カミュの歌鳥 花譜小説集』とも連動する作品となりました。
 名盤。"AIと共に進んでいく未来の世界と、人の心の変化を描いた"と云う今作。通しで聴いて強く残ったのは、彼女の得意とする"感情の揺れ動き"の方でした。音楽性そのものは前作から劇的に変化した訳でもなくて。続投作家陣も多く、バラエティに富んだ内容。それでも不思議と前作以上にハマっている感触がありました。その明確な答えは掴めていないのだけれど、歌と感情が結び付く強度は確実に高かったです。音の開きや温度感を始め、世界観のスケールは大きくて。その分だけ余白も広かったからか、彼女が起点となり様々な感情を丁寧に重ねて、接点を生み出してくれたと云うか。純粋に近く感じて、嬉しかったですね。アルバム前半は比較的アップテンポな楽曲が並び、後半に向かうにつれてゆっくりと内省的な表情を深めていく構成も良かったです。特に気に入ったのは、傘村トータによるTr.8「君は水、私は魚」。空気感が柔らかく、純度100%のまま声に変換された様な彼女の魅力を存分に感じられました。続くTr.9「私の在処」も独白にも似た歌唱が、胸の奥深くまで迫ってきましたね。そしてTr.11「周波数0の合言葉」。彼女のポエトリーは唯一無二だと再認識できた1曲。あと数歩の距離感に、濃密な情感が宿り、泣きを誘います。Tr.14「オーギュメント」は、アルバムを締め括るに相応しいドラマティックな1曲でした。矢野達也らしい展開美と、花譜の表現力が見事に呼応していたなと。最近の彼女の歌声は、存在の脈動が遥かに強くなってきていて。繊細さを失う事なく、包容力や勇敢さすら感じています。最終的に見つめる先は、人間の心そのもの。普遍的なテーマからも、きっとこの先も、長く愛される1枚になったと思います。9月6日にはワンマンライブが再び開催決定したので、楽しみです。


#7『nonfiction』/ 猫 The Sappiness

◆所属:個人勢
◆作詞・作編曲:Synthion
◆デジタル配信:https://linkco.re/46h8Eda0

 インターネットでの活動を中心とするアーティスト、クリエイターによるクラブサウンド音楽レーベル「MOTTO MUSIC」からリリース。Synthion好きなので、この組み合わせは嬉しいですね。キラキラとした光の粒が、淡いパステルカラーに染まりながら空間を漂う様な1曲。Kawaii Future Bassの甘さだけ取り入れ、ノスタルジックなメロディラインを中心に据えているのが良いですね。揺蕩う様な歌声も魅力的。軽やかで儚げなのに、情感が滲み出す存在感があります。


#8『Ring my name』/ 響咲リオナ

◆所属:ホロライブ
◆作詞・作編曲:Orcaにゃん
◆デジタル配信:https://cover.lnk.to/QXJIkN

 初のオリジナル楽曲。5月29日の生誕祭ライブで初披露されました。鮮烈な存在感で空間を支配していくダンスナンバー。視線や耳を奪う、引力が凄いですね、エキゾチックで高尚な空気感と、艶やかで情熱的なラテン系グルーヴで美しい世界を描き出す。ラップやダンスも駆使しながら、強く気高く歌い上げていて。真っ直ぐな、覚悟にも似た想いを感じました。


#9『Notes of Color』/ ヨノ

◆所属:RK Music
◆作詞・作曲:ヨノ、編曲:長橋健一、ヨノ
◆デジタル配信:https://linkco.re/R6pCVArB

 10thシングル。名曲!4th『You're Notes』の系譜となる、ファンへの溢れんばかりの愛と感謝を紡いだ1曲。過去イチの壮大なスケール感を広げており、大地の鼓動と呼応する様な感覚すらありますわ。全てを抱えながら進んでいく温度感と、まだ見ぬ景色への期待感が、同時に鳴っているメロディライン。サビの光差す開放感は、世界の広大さと感情の大きさそのもので、目線を高く、一歩踏み出す、逞しさがありますね。ヨノの歌声からも、包容力から生まれる強い意志が感じます。これから先、彼女と軌跡を重ねれば重ねるほど、 辿り着いた景色によって、その時その時の、色や光で響いてくる気がしています。


#10『PiPiPi♡ナースコール!』/ 瀬島るい

◆所属:ななしいんく
◆作詞・作編曲:藤永龍太郎(Elements Garden)
◆デジタル配信:https://linkco.re/xgqC5c7d

 2ndシングル。前作に引き続き、藤永龍太郎で神!ガチで涼しげなギターが良すぎる。サビに「ケラケラのカケラ」を忍ばせる粋な計らいも流石ですね。ナースらしい遊び心と癒しを盛り込み、歌声からも弾けるキュートアグレッション。キャッチーだけど、落ちサビはエモーショナルを自然に香らせてくれるのも最高でした。むっちゃ跳べるライブアンセムにもなっているので、現地で聴ける日を楽しみにしてます。


#11『夢追い人』/ CULUA

◆所属:RK Music
◆作詞・作編曲:葵木ゴウ
◆デジタル配信:https://linkco.re/r1rcYeHB

 ニューシングル。オリ曲がハイペースで増えてきましたが、今作も人間臭さに溢れていて、どんな楽曲を歌っても、しっかり彼女の世界に染まる様になってきましたね。哀愁漂うロックナンバーとなっており、メロディは切なくも真っ直ぐ。夢を追う中で、迷いや痛みを伴うはのある意味必然で。だからこそ、直向きな歌声が裏表なく響いてきて、聴き手側も自然と感情を重ねてしまう1曲でした。


#12『Wishing Umbrella』/ しぐれうい

◆所属:個人勢
◆作詞・作編曲:堀江晶太
◆デジタル配信:https://linkco.re/9uCb3PyV?lang=ja

 ニューシングル。5月30日に開催されたワンマンライブ『Wishing Umbrella』で初披露されました。華やかなショーの幕開けを告げる様に、豪勢なオーケストラサウンドが鳴り響く1曲。遊び心のあるフレーズや音色が散りばめられており、ワクワクする展開が良いですね。最近の堀江晶太っぽくないけど、サビメロはよく聴くと面影ありますね。歌声も、持ち前の明るさや親しみやすさが、温かい光となって滲み出てます。


#13『ECHO』/ SCANDAL

◆所属:ROOFTOP(レーベル:ビクターエンタテインメント)
◆デジタル配信:https://scandal.lnk.to/ECHO

 12thアルバム。今作はメンバー作詞作曲ではなく、田中秀典や田鹿ゆういちといった数々の代表曲を手掛けた作家陣に加え、クボタカイら新たな才能も迎えた提供曲で構成した作品となりました。既発シングル2枚に、新録7曲を加えた全9曲を収録。
 結成20周年目前の大事なタイミング、原点回帰と新たな風を見事に両立させた1枚でした。先行シングル「Girl is Ghost」からその片鱗は感じていましたが、以前にも増してクールで洗練された表情に。一方で、日常へ寄り添う親近感やキャッチーさは決して失われていない。その絶妙な距離感が心地好く、生活の景色へ自然と溶け込んでくれる楽曲が増えた印象です。新機軸としては、ヒップホップやジャズのエッセンスが織り交ぜられていました。中でもクボタカイが手掛けたTr.2「Hurt beat」とTr.7「クラクラシック」は特に気に入っています。新鮮なフレーズながら、これ以上ない程にハマってて、バンドとしての柔軟性、懐の深さを改めて感じさせられます。全体としてもミクスチャー/オルタナの色合いが強くなった気がしますが、それでも4人ボーカル体制が織り成す一体感は健在で、どれだけ自由に広がっても最後にはSCANDALらしさへ着地する、その安心感があります。本当に不思議。特にVo/Gt.HARUNAの柔らかさと芯の強さは、"今が最高"を更新し続けている様に感じます。往年のファンとしては、Tr.5「Blue bus」とTr.8「SPOTLIGHT」も強く心に残りました。初期を思わせる懐かしさと、現在の自然体な表現が同じ温度で共存していて。そしてラストを飾るTr.9「Stay Holy」は、Ba/Vo.TOMOMIによる作詞曲。今を抱きしめ、未来へ視線を向けるステキな歌詞。柔らかくて温かい光に包まれる、そんなクロージングでした。スケール感が大きいのでライブで映えそうだなと。アルバムツアーは6月10日に行くので、楽しみですわ。


#14『五月猫』/ ナナツカゼ

◆所属:無所属
◆作詞:nakotanmaru、作編曲:PIKASONIC
◆デジタル配信:https://nanatsukaze.lnk.to/May_Cat

 ニューシングル。ナナツカゼらしい、Colour BassやFuture Bassのエッセンスを取り入れ、未来的な別世界を描く1曲。エモーショナルな進行と、心地好い浮遊感が重なっていて。相変わらず美しいですわ。歌詞も痛烈でグサッときますね、良い意味で。凄く正直に、孤独や苦しみを吐露してるのだけれど、同じ処から優しさも感じます。そんな切実さを歌声からもひしひしと感じて、いつも以上にハッとする、胸に迫る感じがあります。


#15『Gone Forever』/ If I Were You

◆ジャンル:メタルコア、ポストハードコア
◆国:アメリカ(ニューヨーク)
◆レーベル:自主

 ニューシングル。どこかダークで神秘的な気配を放ち、何かが迫ってきている様な緊張感漂う1曲。彼等らしいポスコア様式美を未だに貫き通していながらも、こんなピロピロしてたっけ?ってくらいプログレ要素が強くて良いですね(昔だったらシンセで鳴らしてそう)。奥行きあるからこそ、クリーンの哀愁を帯びたメロディがより鮮明に映えますわ。


#16『The Amalgamation』/ ENOX

◆ジャンル:プログレッシヴ・メタルコア
◆国:アメリカ(ニュージャージー州ジャージーシティ)
◆レーベル:Theoria Records

 ニューシングル。7月31日に2ndアルバム『Polarize』がリリースされる事も発表されました。重厚なプログレグルーヴは変わらず、ニューメタルらしいグルーヴまでも取り込んだ印象の1曲。奇妙なシンセや不協和音が鳴り、何かが渦巻いている、危うい生命力を感じますね。グルーヴを逆手に取った、変則的なブレイクダウンも良かったです。超久々のアルバム楽しみ。


 以上、5/25~5/31はアルバム2枚、シングル14枚の新曲感想でした。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。その他、何かオススメ曲や要望等あれば何でもお気軽にコメントください。また、少しでも良かったと感じていただけたら、スキ♡を押したり(noteのアカウントなくても押せます)、シェアしたりしていただけると大変励みになります。フォローも大歓迎です。よろしくお願いします!
※先週の新曲感想はこちらから。


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