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学園潜入捜査編|エピソード倫 Vol.5 ~ お気に入りのパンケーキはカフェGrimで~



倫は無類のパンケーキ好きである。
特に疲れた日ほど甘いものが食べたくなる。

そんなとき自然と足が向くのが『カフェGrim』だ。
パンケーキが美味しいと有名なカフェ。
倫は定期的にこのカフェに通っている。



カフェGrim。
パンケーキが美味しいと評判の落ち着いた雰囲気のカフェ。

倫にとっては甘いものが補給できて、一息つけるお気に入りの場所だ。



店内に入ると、見慣れた空気と甘い香り。
そして、素敵な店長さんが迎えてくれる。

お目当ては、もちろんパンケーキである。
楽しみにしていたパンケーキ、それだけで張っていた気持ちが少しだけ緩む。

Grimのパンケーキは見た目だけじゃない。
香りも焼き加減も口に入れた時のやわらかさも、全部がちょうどいい。
それだけで、倫が定期的に通う理由が納得できる。




彼女の名前は、薊(アザミ)
カフェGrimのオーナー兼店長である。

倫にとってはすっかり顔なじみである。
「倫ちゃん、今日もご機嫌だね」
そんなふうに軽く声をかけられる距離感も倫にとっては心地いい。

深く踏み込んでくるわけでもなく、放っておくわけでもない。
薊のそういう空気がGrimの居心地の良さを作っていた。




そして、Grimの魅力を語るうえで欠かせない存在が彼女だ。
彼女の名前は、菖(アヤメ)

菖は薊の妹で、カフェGrimの副オーナー兼パティシエである。
これまで数多くの洋菓子コンクールで金賞を獲得してきた実績を持つ。
その腕は天才的と評され、Grimの人気を支える大きな理由のひとつである。


学園の外でこうしてひと息つける場所がある。
倫にとってGrimは、そんな大切な店だ。





営業終了後—



静まり返った店内で、薊のスマホが鳴った。
受話口の向こうから静かな声が届く。

「ごきげんよう、始末屋さん」



つづく—




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