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制作コンテンツの品質は「Nano Banana Pro/2」で決まる!/Seedance 2.0を本格的に使うなら企業向けプラン

4月に入って、MicroEpic Clubの活動がスタートしました。
2022年7月から生成AIを使い始めて「3年8か月」経ちましたが、幻滅期を飛び越えて、より技術進化が加速しています。

X(旧Twitter)などは、AI創作物の塊みたいなプラットフォームになっており、記事から画像、動画まであらゆるコンテンツに生成AIが混在している状況。「Xを使う」=「無意識にAIを使う」といった有り様です。
※YouTubeはAI動画(特にAI自動化によるコンテンツ)の大掃除を実行中ですが、XはAIコンテンツによる撹乱を活かした戦略をとっているように思えます。

AIコンテンツ制作では、GoogleのNano Banana が再・再・再評価されており(つまり3回目)、使えば使うほど、その革新性を強く感じます。
Nano Banana Proは、2025年11月20日に正式リリースしており、すでに3ヶ月以上経っていますが、まだ全ての能力を引き出すことができていません。

先日の記事で書いたとおり、Nano Banana Pro/2を超える画像生成モデルは未だ存在せず、現在も最先端です。


3ヶ月経ってもまだNano Banana Proを習得できていない

3月からNano Banana Proの使い方を変えて、(3倍以上の時間がかかる)面倒な手順で試行錯誤してきましたが、その成果がやっと出てきました。
以下のAI動画は、Nano Banana Pro/2 - 4Kを駆使しています。

  • 再生時間:1分59秒

  • 参照画像:Nano Banana Pro/2 - 4K/動画生成: Kling 3.0 Omni

  • 制作環境:Weavy (Figma Weave)

まだまだ精度を向上できますが、未だNano Banana Proの力を引き出すことができていない状況。
そのくらい奥深いAIモデルだということです。

このAI動画の制作手法は、「人間はモデルに最適化したプロントを絶対に書けない!」という(諦めの)発想から導き出したもので、Nano Banana Pro/2の頭脳であるGeminiで徹底的に推論させて、システムプロンプトからマスタープロンプトまで任せ、タスクプロンプトのレベルで人間(つまり私です)が介入して仕上げる工程になっています。

かなり複雑な作業になるため、視覚的なワークフローが必須です。
あらゆるAIコンテンツ制作は「ノード型ワークフロー構築環境」を活用することになります。
※将来、Adobe Photoshopにもワークフローパネルが実装されるのではないかと予想しています。

今のところ、映像コンテンツは2つの制作方法に分けています。
ショート動画は、Weavy (Figma Weave) とFreepik Spaces を使用。
長編ドラマは、Comfy Cloudとクリエイティブプラットフォームのハイブリッド制作環境。
※クリエイティブプラットフォームとは、Higgsfield Cinema Studioなどの専用ツールと自作アプリの集合体のことです。

Weavy (Figma Weave)
Higgsfield Cinema Studio
Cinema Studioなどの専用ツールの欠点を補う自作アプリ(ミニアプリの集合体)

このやり方が、現在のベストプラクティスだと確信していますが、残念ながら「寿命」があります。
すでに、AIエージェントによるワークフロー構築自動化の実験が始まっているからです。

ノードツールを苦労して習得しても、近々「次の制作手法」を模索するフェーズに入りますので、心構えと半歩先の行動が不可欠です。
※生成AIのサービスも数ヶ月単位で優劣が激変していきますので、「いつでも解約・乗り換え」できるような体制を持つことが重要です。サービスの年間契約はあまりお奨めできません。


Seedance 2.0 雑感(昨日の続き)

Seedance 2.0の提供を開始したメジャーなAIアグリゲーターは以下のとおりです。どこも、個人ユーザーは対象外で、Higgsfieldは米国と日本を対象外の国としています(Freepikも米国を対象外)。

Higgsfield

  • ビジネス(Business/Team)向け限定で提供開始
    個人ユーザーは最上位プランでも対象外

  • 米国と日本は提供対象外

  • 2026年4月3日現在の情報

Freepik

  • Business / Enterprise限定で先行提供
    個人ユーザーは対象外

  • 提供国は150カ国以上だが、米国など一部地域は対象外

  • 2026年4月3日現在の情報

ElevenLabs

  • 現時点ではエンタープライズ向け限定提供

  • 2026年4月3日現在の情報

メジャーなアグリゲーターの大半は(認証が必要な)ビジネス/エンタープライズ向けの先行提供です。
※一部のアグリゲーターがなぜ日本向けに提供できているかは不明。

今後、個人ユーザーにも開放される予定ですが、計算資源は企業向けを優先して、個人に対しては厳しい利用制限が適用されています(大金を払う個人ユーザーには企業と同じ資源を優先してくれる)。

個人ユーザーによる「安易なIP侵害を回避する施策」と考えることもできますが、提供側にとって稼げるのは企業向けしかないということです(動画生成のマーケットはそれほど大きくない)。
個人向けは、一部のユーザーをバイラル(プロモーション)、残りの大多数は利用制限で調整というビジネスモデルです。
※年間契約の特典として無制限を謳っていても必ず利用制限で調整しますので、キュー待ち2時間、4時間といったことが起こり得ます。

様々な問題を抱えるSeedance 2.0ですが、動画生成のパンドラの箱を開けてしまったことは間違いなく、今後の映像クリエイティブに大きな影響を与えます。

プロではない個人(端的に言えば趣味)のAI動画の「見た目のクオリティ」が凄まじく向上しており、「見た目だけなら」プロダクション品質の映像がYouTubeにも溢れています。
もちろん、クライアントワークは「見た目の品質」だけではありませんが、これだけ大量に生み出され、見慣れてくると、クライアントの意識も変化していくことは容易に想像できます。

大変なことになりましたね…


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更新日:2026年4月3日(金)/公開日:2026年4月3日(金)

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