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画像生成は結局、Nano Banana Pro/2 が最強。超精細ビジュアル生成できるのはNano Banana 推論モデルのみ。

新年度となり、新たなプロジェクトがスタート。
よりプロフェッショナルな生成AI活用を推進するための「新しい環境(New CL+)」で活動することになりました。

元旦に宣言したとおり、順調に進んでいます。

  1. 生成AI活用に完全移行(昨年の2倍以上の投資/自分が携わる「あらゆる領域で」生成AIを導入)

  2. 生成AI関連のビジネスはしない

  3. 生成AIとは離れた領域で仕事を創出

  4. 新しい個人スタジオ「CL+」の開設(リニューアル)


現在のAIドラマのレベル

まず、現在作られているAIドラマ(ショート動画)がどのレベルなのか確認しておきましょう。

このレベルのAIドラマが個人制作のスタンダードです。
プロダクションはさらにハイレベルなAIドラマ制作のプロトタイピングを行っています。

制作方法は以下の動画で解説しています。

映像のクオリティ「だけ」では、今後、あまり稼げなくなることが理解できると思います。
大量の趣味動画が、プロフェッショナルクオリティ(※あくまで見た目のクオリティ)に到達すると、価値基準が変わっていきます。

ダイレクトにプロの仕事を脅かすことはありませんが、このレベルの映像が溢れることで「見慣れた風景」になり、見た目だけの品質の価値は急速に低下していきます。
AI技術によるコモディティ化が極度に進み過ぎると、人々の意識も様変わりしていきますので、「AIだから簡単」「AIだからこのレベルは当たり前」という強い圧がかかってきます。


4月から本格化する生成AIコンテンツ制作環境

ノード型ワークフロー構築環境の導入

プロンプトを自分で入力して画像生成し、ダウンロード/アップロードしてアップスケール、またダウンロード/アップロードして動画生成…といった煩雑な手作業では、もう限界だと判断し、昨年後半から専用ツールの導入を検討してきました。

現在、ショート動画やグラフィックデザインなどは、AIアグリゲーターが提供しているノードツールを使用しています。Weavy(Figma Weave)、Freepik Spacesなどです。
長編ドラマ制作では、Comfy Cloudを導入し、実践中。

ノード型ワークフロー構築環境

ノード型ワークフロー構築環境によるビジュアル生成。
バックグラウンドでは、Nano Banana Pro/2 4Kを駆使しています(※2Kでは表現できません)。

Nano Banana Pro 4K
Nano Banana Pro 4K

4月から実践していくことは、先月の報告会(最終回)で全て吐き出しました。スライド資料は600枚を超えていましたが(サイズも1GBを超える)、400枚弱に減らして公開中です(以下の記事内にダウンロードリンクがあります)。
※公開は期間限定になっています。


Nano Banana Pro/2の力を引き出す

AIドラマ制作における最大のインパクトは、GoogleのNano Bananaです。
動画生成モデルの進化より、重要な技術として注視してきました。

Nano Bananaが登場して、AIドラマ制作が可能になったと言ってもよいでしょう。Kling 3.0やSeedance 2.0などの動画生成モデルだけでは不十分です。

  • 2025年8月26日:Nano Banana(Gemini 2.5 Flash Image)

  • 2025年11月19日:Nano Banana Pro(Gemini 3 Pro Image)

  • 2026年2月26日:Nano Banana 2(Gemini 3.1 Flash Image)

実写系のAIドラマ制作ではリファレンスイメージが最も重要なプロセスになっています。その核となる超精細ビジュアル生成は、Nano Banana Pro/2 4K と「プロンプト + 推論用リファレンス」で可能になっています。

プロンプトだけでは表現できません。
スタイルやテクスチャ、カラーグレーディング用の高品質な参照画像を複数付加して、Nano Banana Pro/2の頭脳(Gemini 3)で深く推論させる必要があります。
さらに、4K必須なので画像生成は高コストです。
2K生成の倍以上のお金がかかりますが、表現力は大幅に向上します。

Nano Banana 推論モデル(Pro/2)4K の力を引き出す
Nano Banana Pro/2で深く推論させる

モジュールプロンプティングを採用します。
1つの長文プロンプトだと文字制限で溢れてしまうため、段階的詳細化が基本です。つまり、「ワークフローを構築する」しかないわけです。

ワークフローを構築して画像生成


クリエイティブプラットフォームの開発

長編ドラマ制作に関しては、ノード型ワークフロー構築環境だけでは限界があるため、専用ツールを用意しなければいけません。

現在、ドラマ制作のソリューションとして評価されているのがHiggsfieldのCinema Studio 2.5です。

Higgsfield Cinema Studio 2.5
Higgsfield Soul ID

クリエイティブプラットフォームの開発を着手する前に、研究すべきプロダクトの1つです。初期の目的は、「Cinema Studioを使いこなす」のではなく、専用ツールを開発するための「教材」として研究していくことです。

Cinema Studioだけでは、AIドラマ制作はできませんので(現在は)Freepikを連携しています。

Freepik Spaces
Freepik Spaces

Cinema Studio 2.5とFreepik Spacesについては、先月の報告会で詳しく紹介しています。


…ということで、今日からスタートです。

混沌とした活動になるので、当面はメンバーシップを対象に


追加(続報):
すでに「Cinema Studio 3.0」のプロモーションがスタートしていました。


Cinema Studio 3.0は、Seedance 2.0ベースか?

ビジネスプランのユーザーに先行提供される「Cinema Studio 3.0」のバックグラウンドで稼働しているのは、どう見てもSeedance 2.0ですね…
2.5はKling 3.0ですが、切り替えたようです。

クリエイティブプラットフォームで重要なのは、生成AIモデルをユーザーから見えない形に抽象化し、ユーザーフレンドリーなUIを提供することなので、うまく機能していると思います。

HiggsfieldのCinema Studioは、その先端事例として参考になります。
ただ、やはりマーケティング手法が…


Seedance 2.0の雑感:

Seedance 2.0 は、Sora 2 Proと同じで実写系のドラマ制作では制限が多すぎる

Seedance 2.0 は、Kling 3.0の性能を上回っていますが、Sora 2 Proと同様にリアルな人物のリファレンスで精度が落ちます。
リファレンス拒否の回避策はいくつか公開されていますが、意図的に調整されており、3DCGキャラクターのようなルックで生成されてしまうことが多く、Klingのようなカジュアルな使い方はできません(ジャンルがSFやファンタジーなら使い方次第)。

デフォルメされたキャラクターやアニメスタイルの作品制作にとっては、最高のツールになり得ますが、実写系のAIドラマはお金をかけて試行錯誤する必要がありそう。
※概算ではKlingと同じくらいお金がかかります。720pからのアップスケールを考慮すると、Klingより高コストになる可能性もあります。

Seedance 2.0はグローバルリリースまでかなり時間がかかってしまったので、他社の最新モデルが追い付きそうです。

Klingの次世代モデル(3.x)、Google Veoの次世代モデル(可能性としては4.0)が、あと数ヶ月程度で発表されるかもしれません。リリースは少し先になる可能性が高そうですが…


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更新日:2026年4月1日(水)/公開日:2026年4月1日(水)

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