Nano Banana ProでVFX映像を作る(3DCGアニメとは別の表現手法・新たな選択肢)〜第4回目:AIショートドラマの作り方 - Blog 2026/01/26
前回の続きです。
AIショートドラマの作り方に関する第4回目。
AIショートドラマの作り方に関する第4回目、今回はエピソード6です。
昨日、公開しています。
まずは、最新のショート動画をご覧ください。
AIドラマ・エピソード6「反撃」:
ドクロ島を脱出せよ!ひかりの天然無双
再生時間:58秒
メカニックデザイン
奇抜な表現はMidjourneyの領域なので、まずベースとなるデザインを生成。
絵づくりのために、Nano Banana Proで破壊された研究室の内部を生成して、この2つの画像をNano Banana Proでリミックスします。
Midjourneyは、モデルが古いため(ハルシネーションが酷いため)コンテンツ制作で使用することは無くなりましたが、そのハルシネーションを生かした奇妙なイメージの創出には大変役立ちます。

左側の画像のプロンプト:
※Midjourney 専用プロンプト
When she operated this huge machine, it began to move in detail, transforming itself into an even larger machine. The machine was in operation, and small lamps were flashing brightly.
--ar 9:16 --exp 100 --quality 4 --raw --stylize 500
右側の画像のプロンプト:
※Nano Banana Pro 専用プロンプト
1960年代の日本の老朽化した窓のない真っ暗な研究室の機械が無数に並ぶ部屋。部屋の床には故障した機械が散乱して大量の煙が出ている。錆と汚れ。老朽化。暗い部屋。真っ暗。
Quality & Style Modifiers: Hyper-realistic, 8k resolution, UHD, RAW photo, shot on 70mm, detailed skin texture, visible pores, subsurface scattering, cinematic lighting, volumetric lighting, depth of field, sharp focus, bokeh background, masterpiece, photorealistic.

過去の記事で紹介済みですが、Midjourneyのハルシネーションは、Nano Banana Proである程度は修復することが可能です。
リミックスされた画像の調整もNano Banana Proで実行します。
不要な要素(人物)を除去。

局所編集は、Nano Banana Proでしかできないので、積極的に活用。
以下は、赤い矢印を追加した画像(ビジュアルプロンプティング)を使って、Nano Banana Proで画像処理したもの。

登場人物をリミックスします。
プロンプト:
メガネの女性を椅子に座らせてください。女性はディスプレイを見つめています。
Quality & Style Modifiers: Hyper-realistic, 8k resolution, UHD, RAW photo, shot on 70mm, detailed skin texture, visible pores, subsurface scattering, cinematic lighting, volumetric lighting, depth of field, sharp focus, bokeh background, masterpiece, photorealistic.

完成したシーンは、上記のショート動画をご覧ください。

ディスプレイにロボットを表示する
複数の画像の合成処理は、Nano Banana Proの場合、初歩的な作業になります。難易度が低いし、成功率も高く、クレジットをほとんど消費しない作業です。
Nano Banana Pro 専用プロンプト:
ディスプレイにオレンジのロボットを表示させてください。ディスプレイにはロボットに関する様々な情報(武器の英語名称や数値データなど)をオーバーレイしてください。
Quality & Style Modifiers: Hyper-realistic, 8k resolution, UHD, RAW photo, shot on 70mm, detailed skin texture, visible pores, subsurface scattering, cinematic lighting, volumetric lighting, depth of field, sharp focus, bokeh background, masterpiece, photorealistic.

バトルシーンのリファレンス
シーン構成は全てNano Banana Proで進めていきます。
キャラクターデザインに関しては前回の記事で紹介しています。
オレンジのロボットは、Midjourneyによる生成がベースになっていますが、背面は、Nano Banana Proで生成していますので、2つの画像生成モデルのハイブリッドです。
Nano Banana Pro 専用プロンプト:
オレンジの巨大ロボットを合成してください(画面の端に立たせてください)。奥のロボットが見えるように配置してください。

巨大ロボットの格闘シーンは一見すると3DCGアニメーションのように見えますが、このシリーズ記事で解説しているとおり、全て動画生成による映像です(主にKling AIを使用)。
ただ、赤いアームのロボットは、DAZ Studioでレンダリングした3Dモデルの画像です。オレンジの方は生成画像ですから、リファレンスのプロセスではハイブリッドワークが定着しています。
スケッチを描いて画像生成しても良いし、3DCGモデルを使っても良い。3DCGを代替するのではなく、あくまで選択肢が増えただけです。

Nano Banana Pro で制作費も大幅削減
もし、Nano Banana Proを使用せずに、コンテンツ制作を行うと、制作費が3倍から4倍ほど膨れ上がります。
Nano Banana Proが登場するまでは、(Kling AIの場合)追加購入しなければいけないほど、大量のクレジットを消費していましたが、現在はサブスクに付与されるクレジットだけで制作できています。

Nano Banana Proの技法を試行する場所
「ひかりの天然無双」は、最新AIモデルやNano Banana Pro技法の試行場所となっています。ショート動画中心なので技術の詳しい解説はありませんが、最新テクニックの「サンプル映像」として確認できます。
「毎日」1分を「1人」で「4コマ漫画を描くように」つくる
AIドラマの場合は「3日」で「1分」になる最先端のAI技術を積極的に試すための場所
この取り組みは、2026年3月31日まで(継続については3月下旬に判断)
関連マガジン:
更新日:2026年1月26日(月)/公開日:2026年1月26日(月)
