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最近のExpress Entry、正直どう変わった?日本人にとっての現実とこれからの戦略

これからのカナダ移民政策を調べているうちに浮かぶ疑問、それはExpress EntryでのPR申請が「思っていたより、上手くいかないのではないか」です。

少し前までは、レストランのcookや美容師としてカナダで働きながら、
英語のスコアをしっかり取れば Canadian Experience Class(CEC)カテゴリでの永住権申請も可能でした。
実際に、CRSスコアが450点前後でもITAが発給されていた時期があり
「カナダで働く→英語力のばす→PR」という流れは、多くの日本人にとって手の届く範囲でした。

※Express Entry(EE), Canadian Experience Class(CEC)、ITA等についてのよくわかる説明はこちら↑のブログを御覧ください



しかし‼️
現在はその頃と同じように考えていると、かなり厳しいのが現実。

2025年〜2026年のCECドローでは、ITA発給の最低スコアが500点を超えていて単純に点数勝負をするだけでは届かないケースが増えています。

さらに2025年には、ジョブオファーによる加点が廃止され、
これまで有利だった「現場職+LMIA」という戦略も以前ほど機能しなくなりました。


そして、この流れを決定的にしたのが
2026年2月18日に発表された制度の見直しです。



2026年の制度改定で何が起きたのか


今回の改定は、単なるルール変更というよりも
「カナダがどんな人材を求めているのか」がよりはっきり示されたものだと感じています。

新しく追加されたカテゴリーを見ると、

  • Senior managers(上級管理職)

  • Researchers (研究職)

  • Transport occupations (輸送・航空系職種)

  • Skilled Military recruits occupations  (軍の専門職)

といった いわゆる「高度人材」が中心になっています。

また、職務経験についても最低12ヶ月が必要となり、
短期の経験では評価されにくくなりました。(以前は過去三年のうち、6か月の就労経験でOKでした)


一方で

  • フランス語

  • IT / STEM

  • 医療

  • 教育(ECEなど)

  • 建設系トレード

といった既存のカテゴリーは継続されていますが、
調理師(Cook)や農業分野は対象外となりました。


ここから見えるのは、「とりあえず働いてPR」から「必要な人材を選んでPR」という方向への明確なシフトです。



じゃあ、日本人にとって今どうなのか

ここが一番大事なポイントだと思っています。

今のExpress Entryは、
 「総合点で戦う」ゲームではなく、
「どのカテゴリーに入るか」のゲーム 
に変わったと言っても過言ではありません。

つまり「英語を頑張ればなんとかなる」ではなく、
「どのルートで戦うかを最初に決める」必要があるということです‼️


フランス語という“別ルート”

最近特に感じるのが、フランス語の存在感です。

IRCCは引き続きフランス語人材を優遇していて、
フランス語カテゴリーのドローは今でも継続しています。

ここで面白いのは、英語だけで500点を目指すより
フランス語を加えて別枠に入る方が現実的なケースがある
という点です。

例えば  英語CLB7前後 ➕️ フランス語B2レベル くらいでも、
一気に現実的なラインに入ることがあります。
実際、英語だけで500点を超えるのはかなり大変ですが
フランス語を足すことで「別ゲーム」に入れるイメージです。

もちろん、フランス語は短期攻略が難しいので、
半年〜1年以上の計画が必要ですが、

「確実にPRを取りたい人」にはかなり有力な選択肢です。


IT / STEMルートはやっぱり強い

IT系は今でも王道です。

カテゴリー対象でもあり、
需要も高く、実際にPRにつながりやすい分野です。

ただここでよくある誤解があります。

➡️「ITに行けば誰でもPR取れる」これは正直違います。

実際には、実務経験がある人➕️カナダで学歴を取っている人 が強い傾向にあります。

逆に「とりあえずITに転向」というケースは、
競争の激しいゾーンに入ってしまうこともあるので要注意。

なのでこのルートは, 既にIT業界のバックグラウンドがある or 本気でキャリアを作る覚悟がある人向けです。


チャイルドケア(ECE)は“設計型ルート”

ECEも人気の永住権申請ルートです。

教育カテゴリーに含まれていて、
ターゲットドローの対象になる可能性があります。

このECEの特徴は「資格前提でルートが見える」ことです。

① 学校に通う
② ディプロマ取得
③ ライセンス(ECEで働くにはその州の免許が必要)
④ カナダで就労
⑤ Express Entry登録

という流れが比較的クリアです。

ただし 、
・時間がかかる
・学費が必要
・仕事としての向き不向きが大きい
という現実もあります。


特に、子ども相手の仕事なので
・体力的にも大変
・メンタル的にも向き不向きがあるこれは結構見落とされがちです。

ですので「永住権のためだけに選ぶ」のは少し危険。でも 向いている人にはかなり安定したルート という位置づけです。


今の制度を一言で言うと…


今回の変更をまとめると、
👉 「誰でも目指せるPR」から
👉「戦略的に取りにいくPR」へ

完全に変わっています。


また、英語と職歴で勝負する時代から
・フランス語
・IT
・教育系
・医療系
・建設・運送業系

など 「職種が特に重要」 になってきています。


だからこそ これからカナダで永住権を目指す人は、
「とりあえず来る」ではなく、最初のプラン設計がすごく大事になっています。

つまり 「カナダに来てから頑張る」ではなく「来る前から準備している人」が強い。


制度は確実に変わっています。そして変わり続けます。
だからこそこれからは 「今のルールの中でどう戦うか」これを考えられる人が、永住権に近づく時代になっています。




📅 この記事は2025年4月に作成されました。
カナダのビザ制度や申請要件は、予告なく変更されることがあります。最新の正確な情報は、必ずカナダ政府移民局(IRCC)公式サイトをご確認ください。🔗 IRCC公式サイト
https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship.html

📝 本記事は、IRCC(カナダ移民局)公式サイトの情報をもとに作成しています。

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