寒さを忘れて立ち止まる。“最高気温”マイナス13℃の街、フィンランド・ロヴァニエミ
オーロラを求めて、フィンランドにやってきました。日本から飛行機で12時間、首都ヘルシンキから寝台列車で12時間の長旅を終え、北部の街・ロヴァニエミで迎えた朝。
ヘルシンキとも東京ともまったく違う澄み切った空気と一面に広がる銀世界にうっとり。

スーツケースを駅のロッカーに預け、さっそく街歩きへと出かけます。ちなみに、スーツケースが入るサイズのロッカーは私たちでラスト1箇所だったので、列車を降りたら早めにロッカーに向かうのが吉です。
ロヴァニエミ中心部は歩いて回れるほどのサイズ感。気になるところに立ち寄りながら、駅から徒歩30分ほどの博物館に向かうことに。

したのですが、首都圏で暮らしているとまず見ることがない一面の銀世界にテンションが爆上がり…(すべてが凍っている!ふわふわの雪!)…駅から5分のスーパーに入るまでに30分かかりました。

スーパーのラインナップはヘルシンキとほぼ同じ。ひと通り見て、帰りにまたシナモンロールとスモークサーモンを買いに来ようと決めました。

つづいては「CAFE」というワードに惹かれて、レンガ造りのこちらの建物に。入ってから、ここが現代美術館だと気づきました。
ミュージアムショップにはフィンランドのアーティストが手がけた雑貨がずらり。ここのメインアートのエコバッグと、クリエイターのシールを買いました。
ついでにトイレも借ります。空港に着いたときから思っていたけど、フィンランドのトイレはどこもオストメイト対応のハンドシャワーが付いています。調べてみたら、これはウォシュレットの代わりでもあるらしい。へえ!知らなかった。
でも便座は当然冷たい。日本のあたたかい便座が導入されたらきっと感動するだろうね、なんて友人と話しながら美術館をあとにしました。

ちょうど美術館の奥に大きなショッピングセンターが見えたのでそこでお昼を食べるとします。日本で言うところのイオンみたいなものでしょうか。

じゃがいもとサーモンとサラダのプレート。ボリューミーでうれしい!おなかいっぱいになり、ウトウトしながらお店をふらっと回り、また外へ。
外は氷点下13度。これでも最高気温!鼻の中が凍りそうなぐらい寒いです。でも、風が吹いていないぶんヘルシンキより過ごしやすかった。
冷たい空気に「起きて!」と言われ、顔をハッとあげるとほんのりオレンジ色に染まった木々がありました。

冬のフィンランドは日が短い。わずかしか顔を出さない太陽が、真っ白な雪景色をいくつもの色に染めあげてくれる。

「白って200色あんねん。」
頭の中のアンミカがそうささやいてきました。
ほんとうに。

博物館を目指して歩くこと10分、と思いきや、何度も撮影に立ち止まり結局20分、ようやくたどり着きました。

北極圏の自然や文化、暮らしを知る博物館。荷物やコートは入口の無料ロッカーで預けるのが便利です。
今夜見る(見るんだ!)オーロラの仕組みをインタラクティブな展示で学び、期待が高まります。フィンランドの民族「サーミ人」の歴史のコーナーに、特に惹かれました。
16:30頃に退館し、スーツケースを取りに駅へ戻ります。日が落ち切ると、さすがに厳しい寒さに。顔がヒリヒリしました。それでも、つらくはなくて、なぜだか生きている実感が湧きました。

途中のスーパーで今夜食べるサーモンとパン、ヨーグルトを買い、駅のコインロッカーからスーツケースを取り出す。6時間を10分超えていて、€4.5の超過料金がかかってしまいました。
この街が楽しすぎたのがいけないんだ、と思いながらホテルに向かうUberを待ちます。今夜はいよいよオーロラ観測!
▼オーロラ観測の様子
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