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Nikeのマーケティングと創業ストーリー  [英語]多読のための読書ガイド 2023年6月号

英語学習誌『多聴多読マガジン』連載記事「多読のための読書ガイド」からのスピンアウト! 多読のプロたちによるおすすめの良書(英語の本)を紹介するコーナーです。


ノンフィクション編 ~2023年6月号~

         執筆:伊藤 晶子(日本多読学会会員・公認会計士)

Nikeのマーケティングと創業ストーリー

今回は世界的スポーツブランドNikeに関する本をご紹介します。

1冊目は、From an Idea to NIKE

児童向けのビジネス本です。副題のHow marketing made Nike a Global Successにあるとおり、Nikeのマーケティング戦略の解説が主眼です。

特に6章以降がNikeが上場した後の停滞と、それを打ち破るエアジョーダンの爆発的ヒット、“Just Do it” の誕生、タイガー・ウッズほか数々のアスリートとの契約などの事例をもとに、マーケティング用語や理論などが分かりやすく解説されています。

Nikeの創業ストーリーと経営戦略がやさしい英語で読める、お得な一冊です。


2冊目は、Nikeといえば外せない、フィル・ナイトの自伝Shoe Dogです。

『SHOE DOG 靴にすべてを。』 の邦題で翻訳され、ベストセラーになりました。

自らもトラック競技に打ち込んだランナーだったフィルは、靴を扱う商売で起業しようと思い立ち、日本へ渡航、オニツカタイガー(現在のアシックス)と交渉してアメリカでの販売契約を取り付けます。

その後のオニツカとの軋轢と訴訟、資金難、日商岩井との出会い、1980年上場を果たすまで描かれており、最後までギリギリの綱渡り経営にハラハラさせられます。

なぜ社名がNikeになったのか、またNikeのトレードマークSwoosh誕生のエピソードも。

Shoe Dogは、Young Reader’s Edition(主にアメリカの中学生以上向け)も出ています。


(1)『From an Idea to Nike: How Marketing Made Nike a Global Succes』

●YL: 2.8-3.8 
●著者: Lowey Bundy Sichol
●出版社:Clarion Books
●総語数: 9,549語

Nikeがいかに世界的企業に成長していったか、その軌跡とマーケティング戦略について、児童向けに解説しています。

イラストも豊富で読みやすい。

 (2)『Shoe Dog: A Memoir by the Creator of NIKE』

●YL: 6.5-7.5
 ●著者: Phil Knight
●出版社:Simon & Schuster Ltd
●総語数: 110,000語

世界的なスポーツグッズメーカーNikeの創業者フィル・ナイトの自伝。

逆境を乗り越え、Nikeが上場を果たすまでの1962年から1980年までのストーリー。

そして、最終章で人生を振り返ります。


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