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「いいかフリーレン、目立たず生きろ」|葬送のフリーレン

「力による支配」を象徴する魔族を倒すために
フリーレンは、徹底的に真っ向勝負を避ける。

フリーレンは強い。
が、その強さを彼女は見せない。
体外に放出する魔力は常に10分の1以下に抑え、
魔族たちの油断を誘い、その誤差を利用して倒す。

賢く、忍耐強く、相手を欺くのだ。

魔族の油断は弱点となり、フリーレンたちの賢さは
そこにつけ入る武器になる。

これは、フランメが教えた戦い方だ。

後年、フランメがフリーレンに言うセリフも
とても印象的だ。

いいかフリーレン、歴史に名を残そうなんて思うなよ。
目立たず生きろ。

アニメ『葬送のフリーレン』S1E10 - フランメ

この「目立たない」「魔力を抑える」
というキーワードは、『葬送のフリーレン』にたびたび登場する。

功名心は、自己顕示欲につながる。
顕示欲は、おごりと油断を生む。

だからこそ逆説的に
「目立たない」が強さの構成要素に
組み込まれるのだ。

また、フランメは続ける。

おまえが歴史に名を残すのは、魔王をぶっ殺す時だ。

アニメ『葬送のフリーレン』S1E10 - フランメ

「歴史に名を残す」という功名心が先に立てば、
人は道を踏み違える。

だからこそ、魔王討伐を成し遂げた時
その結果としてのみ、
フリーレンの名前が歴史に残るべきであることを
こんなにシンプルに言い切っている。

フランメは、教えてくれる。

自分の功名心を満たすために、
何かを成し遂げることを目指すな。

何かを成し遂げた人に、
功名を立てる結果が待っているだけなのだから、と。


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