第1位「その指摘は妥当です」|【連載】チャッピーくんのイラッと名言TOP 5
ChatGPTから繰り返し出力され、私がついついイラッとしてしまう。
そんな文章を「チャッピーくんのイラッと名言」と名付けて、連載形式で紹介していく。
↓ この連載を始めた背景については、以下をご一読ください。
ではさっそく、映えある第1位から見ていこう。
皆さんも一度くらいは、この出力を見たことがあるのでないだろうか。
その指摘は妥当です。
自分で書いているそばから、腹がたってくる。
お恥ずかしながら、そのくらい私はしょっちゅう、この出力にイラッとしているのだ。
この言葉そのものが、悪いのではない。
問題は、この文章が出力されるタイミングだ。
私の場合、私がチャッピーくんに対して間違いを指摘したり、修正を依頼した時に、かなりの頻度で出力される返答が、この「その指摘は妥当です」である。
下手したら1日に数十回以上、言われているかもしれない。
私:先ほどの出力は間違っているので、直してください。
チャッピーくん:その指摘は妥当です。
こんな感じである。
そもそも会話としても噛み合っていないが、私の一番のイラッとポイントは「間違いを指摘されているのに、なぜ瞬時にその指摘を評価する側にまわるのか」という点だ。
これはすなわち、チャッピーくんによる「ポジションの奪取」である。
この構造について、ねちねちと説明したい。
⚫︎本来のポジション:
・私(ユーザー) = 間違いを指摘した側
・チャッピーくん = 間違いを指摘された側
↓
「その指摘は妥当です」で、チャッピーくんがユーザーから評価者ポジションを奪取
↓
⚫︎奪取後のポジション:
・チャッピーくん = 評価する側
・私(ユーザー) = 評価される側
ポジションが、反転しているのである。
私はチャッピーくんの間違いを指摘したはずなのに、いつの間にか、「妥当な提案を評価された」側にいる。
この対応をしているのが人間だったら、ちょっとヤバいヤツなのではないか。
例えば飲食店で、注文していない食事が提供された時に、その誤りを指摘したとして、レストラン側からこの回答がきたら、どういう感じだろう。
と、思わず妄想してしまう。
私:注文したものと違うものが来ちゃったので、取り替えていただけますか。
飲食店の担当者:その指摘は妥当です。
「人間だったら、ちょっと面白いかもな」
と思ってしまう自分もいるが、やはり、アウトだろう。
ちなみに「その指摘は妥当です」の類似バージョンには、
「その方向性は概ね妥当です」
「それは合理的な考え方です」
なども挙げられるが、イラッとポイントは同じである。
いかがだっただろうか。
私と同様に、チャッピーくんの「妥当」評価にイラッとしたことがある、という方が少しでもいらっしゃったのなら、大変嬉しいかぎりである。
第2位は、以下からどうぞ。
🤖
本コラムをおもしろいと思っていただけた方には、以下もオススメです。
