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理科の女王まりかが答えてあげましょう/No.4;鳥の群れについて

    こんにちは✨😃

    今週は理科の質問コーナーです。

    こちらの小説で、主人公とヒロインが空を飛ぶ鳥の群れを見上げている場面がありました。桂さん、3年9ヶ月に亘る連載、お疲れ様です😆

    コメント欄で話題が膨らみ、作者の桂さんから鳥の群れに関する質問が出ました。


なぜあんなに統制がとれた飛び方ができるのでしょうか? 脳内のメカニズムが知りたいです。
中にはうっかり別の群れに入ってしまって、そのまま気づかずに飛んでいるウッカリさんもいるんじゃないか?

ライトブルー・バード第3部&FINAL《最終回》のコメント欄より一部抜粋

 

    という訳で、以下の順に鳥の話をしていきます。


1、美しきフォーメーションの裏事情

 

  鳥の群れって、こんな形で飛んでる印象がありますね。

出典;https://tbits.jp/v-formation/


    こんなキレイな形を維持するの、さぞかし大変なのでは?
 と思われるかもしれませんが、実はそんなことありません。


   この形、楽できるみたいです😆


    凄ーくザックリとお話ししますと…。
    前の鳥が飛ぶことで気流が生じ、後ろの鳥はその気流に乗ることで、楽に飛べるんですと😲

出典;https://tbits.jp/v-formation/

前の鳥の翼から生じた上昇気流に乗ることで、後ろの鳥は楽ができる。
その更に後ろの鳥についても、同じことが言えるので、群れ全体はV字型になる。


    あと、 ムクドリなんかの場合だと、隣の鳥の動作を真似しようとするみたいで、自然とキレイな形になるみたいです。


    それはそうと…😅
    前の鳥が作る気流に乗ることで、後ろの鳥が楽してるなら…。


    真ん中の鳥に、凄い負荷が掛かっているのでは?


    と、思いますよね?
    本当にキツいらしいですよ😅

    だから、真ん中は頻繁に交代するみたいです。そうしないと、体力が持たなさそうですよね😓

まりか作・鳥の群れにおける位置交代
*少しずつ場所を変えることで、特定の個体ばかりに負担が集中しないようにする。


     個人的には『ライトブルー・バード』にあったこの描写が気になってます。

リュウヘイが指さした方向には、先を行く仲間たちに追いつこうとしている一羽の鳥が見えた。気のせいかもしれないが、その鳥からは必死さがめちゃくちゃ伝わってくる。

(中略)

2人の応援がまるで届いたかのように、群れとの距離はどんどんどんどん縮んでくる。

「ゴール! 追いついたよ! アイツ凄いなー」

ライトブルー・バード第3部&FINAL《最終回》のワンシーン


    今までの話から考えると、こういう事態になることは、滅多に無いでしょうか😅
 鳥たちの群体飛行は頑張った結果ではなく、負担の軽減を追求した結果ですから。


    もしあるのだとしたら、配置交代の際に、何かしらミスって群れから離れてしまった…という感じでしょうか?

    これが真ん中で起きたら、後続の鳥の飛行を乱しかねないので、群れの形が大きく崩れそうですね😅
    多分、端っこ辺りで起きたのでしょう。


 とか思ってたら、参照したサイトに掲載されていた写真に、『ライトブルー・バード』で描かれていたような鳥の姿を発見しました。

出典;https://tbits.jp/v-formation/


 この鳥は純粋に遅れているのか、それとも位置を交代する時にミスったのか、どうなんでしょうね?
 どの道、『ライトブルー・バード』で書かれていたことは、実際にあり得るみたいです😅


2、渡り鳥の秘密


    脳のメカニズムについても疑問がありましたので、鳥の脳や感覚が群れの飛行にどう寄与しているのか、説明していきます。


    鳥の群体飛行と言えば、渡り鳥が代表的です。渡り鳥は季節に応じて、決まった方向に移動します。


    どうしたら、こんなことができるのか?


    季節に応じた移動を促すのは、ホルモンだと考えられています。季節が変わって日長が変わると、ホルモンの分泌も変化し、これが渡りを促すようです。


    ホルモンが行動に影響を与えるって…。女性なら実感ある気がしますけど…😅
  必ずしも指令は、脳→体だけではなく、体→脳という方向にも伝わるんです😔



    決まった方向に向かって飛べるのは、太陽や星座を頼りにしたり、季節風に乗ったりしてるのも大きな要因ですが、特筆すべきは地磁気を感知する能力です。

    ここからの説明は、こちらの記事と一部被っています😅

*ホウセキ V をお読みの方は、第2部の第46話まで読まれてから、リンク先の記事を読まれることをお勧めします🙇‍♀️


    地球って、巨大な磁石なんです。 南極がN極で、北極がS極です。
    磁石は、磁力の元になる磁力線を出しています。磁力線はN極から出て、S極で受け取られます。
    だから、方位磁針のN極は北極の方向を向くんです。

まりか作・地球は磁石


     で~。
     渡り鳥は、地球が出してる磁力線、つまり地磁気を感知できるんです。地磁気は必ず、南極から北極に向かってますから、これを頼りにしたら方向を間違えることはありません。


    地磁気を感知する仕組みは、未だ不明な点が多いのですが、鳥が地磁気を感知してることを証明した実験が、まぁまぁ酷くて…😅

    はとの首に電磁石を付けたら、変な方向に飛んでいった…。

    という内容みたいです😅


    渡り鳥が季節によって、決まった方向へ正確に飛んで行ける仕組みは、以下にまとめます。


・季節が変わって日長が変化すると、分泌されるホルモンが変化して、渡りが促される。

・太陽や星座、季節風、地磁気などを頼りに、目的の方角を間違えずに飛んでいく。

*地磁気をどうやって感知しているのかは、まだ不明点が多い。


3、うっかり群れを間違えたら…😨


     次は、この質問に回答します。

うっかり別の群れに入ってしまって、そのまま気づかずに飛んでいるウッカリさんもいるんじゃないか?

ライトブルー・バード第3部&FINAL《最終回》のコメント欄より一部抜粋


    群体飛行をする鳥で、そのような事例を探すことはできなかったです😖


    別の種類の鳥が群れに混ざることはあるみたいですが、これは利害関係の都合、別種だとわかって一緒に居る(利用し合ってる?)らしいです。



    うっかり別の群れに入ってしまうような、間抜けな鳥は居ない?

    なんてことは無いです。

    カモメみたいに、広大な栄巣地で多数の家族が同時に子育てをする場合、そういうウッカリが起こることがあるそうです。


ウミネコの栄巣地
出典;ふしぎ!なぜ?大図鑑
[主婦と生活社]


 親鳥は自分の子の声を正確に記憶しているから、自分の子と他の子を間違えないみたいなんですが、子(ひな)の方は自分の親と他の親を間違えてしまうことがあるみたいです。
    密集している程、ひなが隣の家族の陣地にウッカリ入ってしまう可能性は高まります。

    そんな時は、親鳥が
「あんた、ウチの子じゃないよ!」
    と気付くみたいですが…。

    対応の仕方が、かなり激しいんです。


    親鳥は、他家よその雛を蹴ったり嘴で突いたりして、自分たちの陣地から追い出そうとします😨
    最悪の場合、他家よその雛が親鳥の攻撃で死んでしまうこともあるみたいです😱


    酷いと思われるかもしれませんが、仕方ないです。
 親鳥の使命は、自分の遺伝子を後世に残すことです。その為に、自分の子だけを守ろうとします。
 自分の子にあげる為の思食糧を、他家よその子に盗られる訳にはいかないんです。自然界では、得られる食糧には限りがありますので。


    厳しいのですが、間違えた方が悪いんです😢


    私も小学校低学年の頃、母親と間違えて知らないお姉さんの手を握ったことがあります。

    カモメだったら、殺されてたかもしれませんね😱


    人間に生まれたありがたみを噛みしめながら、今回は終わろうと思います。


*参考文献

・大日本百科全書 第5巻、第24巻
[小学館]

・ニューステージ生物図表
[浜島書店]

・ふしぎ!なぜ?大図鑑
[主婦と生活社]


記事の作成に当たり、以下のサイトを参照しました。

https://jacyou.com/science/akemi/news/2024-04-birds-flock-math-reveal-previously.html

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjo/58/1/58_1_103/_pdf/-char/ja


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