女王まりかのつれづれぐさ/第百三十七回;肺が先か、うきぶくろが先か?
こんにちは✨😀 まりかです⭐️
つれづれぐさ第百七回で、両生類が海にいない理由について語ってんですけどね。あの記事に、興味深いコメントが入ったんですよ。こんな内容です。
驚いたのは硬骨魚類で最初に出来たのは肺でそこから浮袋に進化したという最新の学説。私が子供の頃は、浮袋→肺に進化したと思い込んでましたが、
コメント欄より、一部抜粋
これ、一部の人には二月や三月に投稿すると宣言してた内容なんですけどね。どんだけ遅れてるんだよ…って話ですね😓
第百三十七回;肺が先か、うきぶくろが先か?
肺は私たち陸上動物の呼吸器です。
鰾は魚に特有の器官で、中に空気を入れて浮力を得る役割を担ってます。
肺と鰾は形状などから、形や機能は異なるけど、起源が共通の器官(相同器官)と呼ばれてます。
話題を変えますが第百七回では、このような進化の流れを示しました。

魚類は全て淡水域に移動した後、淡水魚、海水魚、両生類に進化した。
両生類は淡水魚がベースだから、淡水域にしか生息していない。
両生類などは魚類から進化しました。
ならば、鰾が先に作られて、一部の魚が鰾を肺に変化させたと考えるのが妥当ですよね?

旧説;うきぶくろが肺に変化
しかし…。
これは違うようなんです😮
先に作られたのは肺で、一部の魚が肺を鰾に変化させたらしいのです!

有力説;肺がうきぶくろに変化
進化の順は、魚類 → 両生類の順なのに、
肺 → 鰾と変化したって、どういうこと!?
という疑問を解消するべく、今から証拠を示していきます😁
1.サメ
約四億年前に誕生してから今日まで、ほとんど姿を変えていないサメは、かなり特殊な最中です。硬骨を持たず、軟骨しかない軟骨魚類と呼ばれています。
しかし、今回はそれ以上に語らなければならないことがあります。
サメは、肺も鰾も持っていないんです!
約四億年前から姿をほとんど変えていないサメには、鰾が無い!?
つまり、昔の魚は鰾を持っていなかったのです!!

サメなどの軟骨魚類は、脂を肝臓に溜めたり、体液に尿素を含ませたりして、浮力を得ています。脂や尿素は海水より軽いので、これを体に多く含めば水に浮き易くなるのです。
2.肺魚、ピラルク、ガーパイク
これらの魚は古代魚と呼ばれる淡水魚なんですが、全て肺を持っています。酸素の少ない沼や川に生息していたから、空気から酸素を取り込める器官である、肺が必要になったと考えられています。

水面に口を出して、息つぎするデンキウナギ。
ところで第百七回では、魚類は海で誕生し、殆ど全てが川(淡水)に移動した後、一部が海に里帰りしたと書きました。肺魚やピラルクは、川(淡水)に移動したばかりの頃の魚です。
サメの件と併せて考えると、こんな感じでしょうか?
最初期の魚は肺も鰾もなく、淡水域に移動してから一部の種が肺を作り、肺魚たちが誕生した。淡水域に移動したけど、肺を作らなかった種は、海に戻ってサメやエイに進化した。
3.海に里帰りした魚たち
川(淡水)で肺を得た一部の魚たちは、海へと戻りました。
海水は淡水と違って酸素不足にはなりにくく、鰓だけで充分な酸素が得られるので、肺の呼吸機能は不要となりました。
せっかく空気を入れる袋を体内に作ったのに、海に帰ったら使わないってもったいなくない? 他の使い道は無いのかな?
と、魚たちが思ったのか否かは不明ですが…😅
空気は水より軽いです。なら、体内の袋に空気を入れておけば、水の中で浮力が得られます。かくして海に里帰りした魚たちは、肺を鰾に変化させていきました。
酸素が少なくない川に進出した淡水魚たちも、同様に肺を鰾に変化させたのでしょう。
マグロ、カレイなどは鰾がありませんが、これは肺が退化してなくなったものと考えられています。
マグロの場合、速く泳ぐことで、飛行機が飛ぶのと同じ原理で生じた揚力を浮力として使います。だから鰾が不要で、退化したのでしょう。

カレイの場合は海底で生活しているので、浮力は生じない方が良い。という理由で、鰾が不要で、退化したのでしょう。

ここまでの内容、文だけだとキツいかもしれないので、図にまとめて、今回は終わりにします。最後までお読みくださり、ありがとうございました🙇♀️

肺とうきぶくろの進化(まとめ)
記事の作成に当たり、以下のサイトを参照しました。
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