女王まりかのつれづれぐさ/第六十回;一番怖い妖怪😨
こんにちは😨 女王まりかです😱
なんか不穏な雰囲気を醸し出してますね。
そりゃそうだ。
こんな話題ですから。
書きたいと思いながら、ずっと後回しにしてたお題です。
第六十回;一番怖い妖怪😨
皆さんにとって、最も怖い妖怪って何ですか?
私は断然、この妖怪です😱

出典;図説日本妖怪大全(講談社)
著;水木しげる
『こなきじじい(児啼爺)』です。
鬼太郎でお馴染みの妖怪ですね。
お爺さんのような見た目で、赤ちゃんのような泣き声を上げ、めちゃくちゃ重くなる。
赤ちゃんのような声で泣くお爺さんって時点で、不気味すぎるんですけどね。
民間伝承のこなきじじいって、日本屈指のヤバい妖怪なんですよ!
オリジナルのこなきじじいは、基本スペックは鬼太郎のこなきじじいと同じですけど、鬼太郎のキャラとオリジナルの間には、決定的な差があります。
それは…😨
オリジナルは、人間を殺します😱
しかも、手口がヤバい。
赤ちゃんのような泣き声で人間を誘い、同情して抱き抱えたら、少しずつ重くなる。
やがて持てないくらい重くなり、持ち上げた人は潰される。
だけど、一気には仕留めない。
こなきじじいの重さに潰された人は動けなくなり、助けも呼べず、徐々に衰弱していき、じっくりと時間を掛けて死に至る…。
じわじわ衰弱させるという点も怖いんですけど、それ以上に私が怖いと思ったのは…。
善意で手を差し伸べた人だけが殺される!
この点です。
こなきじじいを回避する方法って、簡単なんですよ。無視して通り過ぎれば良いんですから。
こなきじじいは、自分から飛びついて来たりしませんからね。
善意を持った人は殺されて、他者を平気で見捨てられる人は助かる!
こいつ、おかしくない!?
民間伝承の妖怪って、
「こんな悪いことしたら、バチが当たるよ。だから止めようね」
みたいな教訓の具現化だったりするじゃん!
だけど、こなきじじいは完全に逆張りしてる。
「倒れて泣き叫んでる人を見ても、無視して通り過ぎましょう」
とでも言いたいの!?
だから、私は子どもの頃、こなきじじいが怖かったのです。
しかし、こんな逆張り的な妖怪がどうして生まれたのか?
二十歳を過ぎて、多少は世の中というものを知り、なんとなく理解できました。
これって、
誰かを助けられるのは、力のある者だけ。
力の無い者が半端な善意で手を出しても、助けられないどころか、自分も地獄に墜ちるだけ。
っていうことなのかな?
この考えについては、私がダラダラ語るより、こちらのnote小説を読んだ方が早いでしょう。
こんな世知辛い現実を反映したような妖怪を、どうして昔の人が考えたのか?
答は、こなきじじいの奇怪な姿にありました。
『赤ちゃんのような声で泣く老人』
赤ちゃんと老人。
これって、『間引き』と『姥捨山』?
間引きは、生まれて間もない赤ちゃんを殺すこと。
姥捨山は、一定以上の年齢になった老人が、村から追い出されて送られる場所。
こんな風習があったのは、昔の社会に余裕が無かったから。
だから、負担にしかならない存在は切り捨てざるを得なかった。
こなきじじいは、そうやって社会から切り捨てられた存在の象徴だったのかな?
そう考えると、こなきじじいの行動が納得できます。
『同情して抱き上げたら少しずつ重くなって、やがて相手を潰すくらいの重さになって、徐々に相手を衰弱させる』
半端な善意で助けようとしても、余力の無い人は破滅するだけ。
負担がどんどん大きくなって、助けようとした存在に潰されるんだよ。
これが、こなきじじいが伝えたかった教訓なのかな?
そう考えると、不気味なくらい完全に納得できました。
現代は社会福祉が発達して、姥捨山は無くなりましたし、間引きも行われていないハズです。多分。
ですけど、現代でも中絶は平然と行われてますね。自分たちの立場や経済力も考えず、本能のままに交尾をして、生じた生命を廃棄する人は後を経ちません。
派遣社員の方も、ア○な法律のせいで三年経ったら問答無用で放出されます。
こなきじじいは過去の存在ではなく、姿形を変えて現代に現れるかもしれませんね。
いや、むしろ現れて欲しいです。
新しいこなきじじいが現れなくなるって、社会全体が中絶や派遣切りは当たり前のことだと認めたことのような気がするので。
もうちょっと書きたい内容もあったけど、長くなり過ぎるのもなんですから、この辺で終わりにしておきます。
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