年収300万円でも1年で100万円貯めた全記録|低収入でも諦めなかった節約と投資の日々
はじめに──手取り月18万円、ボーナスなし。「貯金なんて無理だ」と思っていた。
1年前のわたしは、貯金がほぼゼロでした。
年収は約300万円。
手取りにすると月18万円ほどで、ボーナスもありません。
毎月の給料日に口座を見ても、残っているのは数千円。
「来月こそは貯めよう」と思いながら、何も変わらない日々がつづいていました。
正直に言えば、「この収入で貯金なんて無理だ」とあきらめていたのです。
でも、ある日ふと気づいたことがあります。
SNSで「年収300万円で100万円貯めた」という人の投稿を見たのです。
最初は「うそだろう」と思いました。
でも読んでいくうちに、「やり方を変えれば自分にもできるかもしれない」と思い始めたのです。
そこから1年。
結果として、わたしは年収300万円で100万円を貯めることができました。
この記事では、その12か月間にやったことをすべてお話しします。
きれいごとだけではなく、失敗やつらかったことも正直に書きます。
「自分には無理だ」と思っている方にこそ、読んでいただきたい記事です。
1〜3月目:まず現実を直視した──家計簿で愕然とした日
お金の流れを「見える化」した
最初にやったのは、家計簿をつけることでした。
といっても、ノートに細かく書くのは続かないと思いました。
だから、スマホの家計簿アプリをダウンロードして、使い始めたのです。
1か月間、すべての支出を記録しました。
その結果を見て、わたしは愕然としました。
手取り18万円のうち、何に使っていたのか。
内訳はこうでした。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 家賃 | 55,000円 |
| スマホ代 | 8,200円 |
| 光熱費 | 9,000円 |
| 食費 | 38,000円 |
| 交際費 | 20,000円 |
| サブスク | 4,500円 |
| 日用品 | 5,000円 |
| 衣服・美容 | 12,000円 |
| その他 | 28,300円 |
| 合計 | 180,000円 |
きれいに18万円を使い切っていました。
とくにショックだったのは「その他」の28,300円です。
何に使ったか思い出せないお金が、毎月3万円近くあったのです。
「使途不明金」の正体
「その他」の中身を調べてみると、コンビニでの少額の買い物が大半でした。
朝のコーヒー、昼のおにぎり、夜のお菓子。
1回あたりは300〜500円ですが、毎日だと月に1万円を超えます。
さらに、ATMの手数料や、なんとなく買ったアプリ内課金もありました。
「ちょっとくらいいいか」の積み重ねが、月28,000円になっていたのです。
この事実を知っただけでも、家計簿をつけた価値がありました。
3か月目の目標設定
1か月の支出を把握できたところで、目標を設定しました。
「1年で100万円を貯める」ということは、月に約84,000円を貯める必要があります。
手取り18万円で月84,000円の貯蓄は、正直かなり厳しいです。
でも、わたしは「とにかくやってみよう」と決めました。
完璧を目指さなくていい。
まずは月5万円の貯蓄を目指そうと、自分に言い聞かせました。
4〜6月目:固定費を徹底的に削った
スマホ代を月8,200円から月990円へ
4月に入って、まずスマホを格安SIMに乗り換えました。
大手キャリアで月8,200円だったのが、LINEMOの3GBプランで月990円になりました。
これだけで月に7,210円の節約です。
正直、乗り換えの手続きは30分もかかりませんでした。
「もっと早くやればよかった」と心から思いました。
速度も日常づかいでは問題なく、後悔はゼロです。
保険を全部解約した
次に、月5,000円払っていた医療保険を解約しました。
独身で扶養家族もいないので、公的保険で十分だと判断したのです。
高額療養費制度があれば、入院しても自己負担は月8万円程度です。
「もしも入院したら?」という不安はありました。
でも、100万円の貯金ができれば、その不安はなくなります。
まずは貯金をつくることが、最大の保険だと気づきました。
サブスクを3つ解約した
Netflix、Spotify、ニュースアプリの有料プラン。
合計で月4,500円、年間54,000円を払っていました。
Netflixだけ残して、あとは解約しました。
音楽はYouTubeの無料版で十分でした。
ニュースはYahooニュースで事足ります。
「なくなったら困るかも」と思っていたものが、意外となくても平気でした。
4〜6月目の成果
固定費の見直しで、月に約14,000円が浮きました。
さらに食費を30,000円に、交際費を10,000円に削減。
この期間の平均貯蓄額は、月6万円まで上がりました。
3か月で約18万円。
まだ100万円には遠いですが、「貯まっていく感覚」が初めて得られました。
この感覚が、何よりも大きなモチベーションになりました。
7〜9月目:つみたてNISAを始めた
「貯金だけ」に限界を感じた
7月の時点で、貯金は約40万円になっていました。
ペースとしてはまあまあですが、100万円にはまだ遠い。
そこで、つみたてNISA(現在の新NISA)を始めることにしました。
「投資なんて、お金持ちがやるものだ」と思っていました。
でも調べてみると、月100円からでも始められることを知りました。
わたしは月2万円をつみたてに回すことにしました。
選んだのは全世界株のインデックスファンド
投資のことは何もわからなかったので、シンプルに選びました。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という投資信託です。
世界中の株に分散投資できるファンドで、手数料も安いです。
毎月1日に自動で2万円が引き落とされて、投資されます。
自分では何もしなくていいので、忙しくても続けられます。
「ほったらかし投資」ができるのが、つみたて投資の最大のメリットです。
投資を始めて変わったこと
投資を始めてから、お金に対する意識が変わりました。
「お金を使う」だけではなく、「お金に働いてもらう」という感覚が生まれたのです。
証券口座の数字がすこしずつ増えていくのを見るのが、楽しみになりました。
もちろん、マイナスになる日もあります。
8月には一時的に評価額が下がって、ドキドキしました。
でも「長期投資なのだから、気にしない」と自分に言い聞かせて、続けました。
7〜9月の3か月で約22万円を貯蓄・投資に回せました。
累計では約62万円。
100万円が少しずつ見えてきました。
10〜12月目:100万円が見えてきた日
副収入にも挑戦した
10月からは、副収入も意識するようになりました。
といっても、大げさなことはしていません。
やったのは、不用品をフリマアプリで売ることです。
着なくなった服、読み終わった本、使わなくなった家電。
家の中を探すと、売れるものが意外とたくさんありました。
3か月で合計42,000円の収入になりました。
年末のボーナスがないぶん、工夫した
ボーナスがない会社なので、年末にまとまったお金は入りません。
そのぶん、12月は交際費がかさむ時期でもあります。
忘年会や年末のイベントを、すべて断るわけにもいきません。
そこで、「参加する忘年会は3つまで」とルールを決めました。
断る代わりに、親しい友人とは自宅で鍋パーティーをしました。
お金をかけなくても、楽しい時間は過ごせるのだとわかりました。
100万円を超えた瞬間
12月末、すべての口座の残高と投資の評価額を合計しました。
銀行口座:782,000円。
証券口座(つみたてNISA):約234,000円。
合計:約1,016,000円。
100万円を超えていました。
画面を見たとき、思わず声が出ました。
「できたんだ」と、自分でも信じられない気持ちでした。
低収入でも貯められた3つの理由
1年間をふりかえって、貯められた理由を3つにまとめます。
理由1:固定費を先に削ったから
食費や交際費を「我慢」で減らすのは、長続きしません。
でも固定費は、一度見直せばあとは自動で節約が続きます。
「努力が必要ない節約」を先にやったから、1年間続けられたのです。
理由2:先取り貯蓄を仕組みにしたから
給料日に自動で貯蓄用の口座にお金が移るように設定しました。
残ったお金で生活する「先取り貯蓄」の仕組みです。
意志の力に頼らない仕組みをつくったことが、成功の鍵でした。
理由3:完璧を目指さなかったから
100万円を12か月で割ると、月84,000円です。
最初からこの金額を貯めるのは、手取り18万円では厳しいです。
だから「できる範囲で、少しずつ増やしていく」というスタンスでやりました。
最初の3か月は月3万円しか貯められませんでした。
それでも、自分を責めずに続けたことが大きかったと思います。
完璧じゃなくていい。
続けることが、何よりも大切です。
読者への問いかけ──あなたも、今日から始められる
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
「自分にもできるかも」と少しでも思っていただけたら、うれしいです。
わたしは特別な人間ではありません。
高学歴でもなければ、金融の知識があったわけでもありません。
ただ、「このままではいけない」と思って、行動しただけです。
もしあなたが「お金が貯まらない」と悩んでいるなら、一つだけ提案があります。
今日、家計簿アプリをダウンロードしてください。
そして、1か月間だけ、すべての支出を記録してみてください。
それだけで、見える景色が変わります。
自分が何にお金を使っているかを「知る」だけで、行動が変わり始めます。
1年前のわたしがそうだったように。
まとめ──あなたの「1年後」は、今日の行動で決まる
この記事では、年収300万円・手取り月18万円のわたしが、1年で100万円を貯めた全記録をお話ししました。
やったことを振り返ると、じつはシンプルなことばかりです。
家計簿をつけて、支出を「見える化」した
固定費(スマホ・保険・サブスク)を削った
先取り貯蓄の仕組みをつくった
つみたてNISAで投資を始めた
不用品を売って副収入を得た
どれも、誰にでもできることです。
特別な才能も、高い年収も必要ありません。
必要なのは「始める勇気」と「続ける仕組み」だけです。
1年後、あなたの口座に100万円があったら、どんな気持ちでしょうか。
その未来は、今日の小さな一歩から始まります。
わたしはあなたを応援しています。
一緒にがんばりましょう。
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