収益化停止と見直し
まさか、収益化が始まって間もない頃に、チャンネルを見直すことになるとは思ってもいませんでした。
収益化停止の通知が届いたのです。
最初は驚きました。そしてもちろんショックでした。
ただ、それと同時に「そりゃそうだよな」と思った自分もいました。
私は収益化にはもっと長い時間がかかると思っていましたし、まだ試行錯誤の途中だという感覚もあったからです。
一方で、収益化の申請が通った時は「おめでとう」と迎え入れてもらえたような気持ちになっていました。
だから後になって停止の通知を受けた時は、「いや、それなら最初に言ってほしかったな」と思ったのも正直なところです。
しばらくは戸惑いもありました。
でも、そのまま落ち込んでいても仕方がありません。
そこで私は、これまで投稿してきた100本ほどの動画を改めて見直してみることにしました。
すると、少しずつ見えてきたことがありました。
血液型あるあるというテーマは、多くの人に共感してもらいやすいものでした。
自分や家族、友人を重ねて見られるため、動画としても伝わりやすい。実際、チャンネルが成長した大きな理由の一つだったと思います。
ただ、その一方で気付いたこともありました。
私は毎回テーマを変えているつもりでした。
旅行だったり、買い物だったり、仕事だったり。扱う題材は変わっています。
でも動画を並べて見てみると、「血液型による違いを見る」という基本の構造は同じでした。
視聴者にとっては新しいテーマでも、チャンネル全体で見ると似た印象になっていたのかもしれません。
もちろん、それが収益化停止の理由だったのかは分かりません。
ただ、自分のチャンネルを客観的に見直すきっかけにはなりました。
そしてもう一つ気付いたことがあります。
私はいつの間にか、「何を作りたいか」よりも「何が伸びるか」を考える時間が増えていました。
もちろん再生数は大切です。
誰にも見られないより、多くの人に見てもらえた方が嬉しい。
でも、もともと私が作りたかったのは猫たちの日常や物語でした。
アッシュが生まれた頃に思い描いていたのも、そんな世界です。
収益化停止は決して嬉しい出来事ではありませんでした。
けれど振り返ってみると、一度立ち止まって考える機会を与えてくれた出来事だったようにも思います。
もし何事もなく進んでいたら、ここまで自分の活動を見直すことはなかったかもしれません。
そしてこの頃から、私はYouTube以外の場所についても考えるようになりました。
動画だけではなく、別の形でも猫たちの世界を広げられないだろうか。
そんなことを少しずつ考え始めていたのです。
次回は、YouTube以外の表現について考え始めた頃のことを書いてみようと思います。
