【AIとやってみた】AIを使う時の視座、視点、視野、深さ【AI活用のプチヒント】【ハルシネーション対策】
ハルシネーションとは
ハルシネーションとは、AIのつく、もっともらしい嘘のことである。下記記事に少し例を示した。
今回は、背景情報を補うだけで、AIが、まったく異なる返答をしたので、その様子をお知らせする。
本記事は「ハルシネーション対策」というには、大げさで、「AI活用のプチヒント」ぐらい、と思ってください💦
AIを使うにあたっては、視座とか、視点とか、視野とか、深さとかが大事なのでは?
結論としては、AIは虫眼鏡や望遠鏡、はたまた、顕微鏡みたいなもので、「視座とか、視点とか、視野とか、深さ」が大事なのでは、と感じた。一応AI自身に訊くと、下記のように、けっこうそれなりのことを言ってくる。
「視座」「視点」「視野」「深さ」は、AI時代において人間ならではの思考の質を表現する重要な概念です。AIは膨大なデータを処理し、パターンを見つけ出す能力に優れていますが、これらの概念を人間のように獲得・利用するわけではありません。
【各概念の意味とAIとの関係】
・視座(Perspective / Position):
意味: 物事を見る「立場」や「高さ」。例えば、一従業員の視座、管理職の視座、経営者の視座など、どの角度から物事を捉えるかという根本的な立ち位置を指します。
AIとの関係: AI自身は特定の立場を持たず、与えられたタスクや役割に基づいて情報処理を行います。しかし、人間がAIに「特定の視座から分析せよ」と指示することで、その視座を反映した結果を生成させることは可能です。
・視点(Viewpoint / Point of View):
意味: 物事を見るときの「観点」や「どこを見ているのか」という焦点。特定の事実に焦点を当てたり、批判的な見方をしたりする能力です。
AIとの関係: AIは複数の視点からデータを分析できます。例えば、ある製品について「コスト」という視点、「品質」という視点、「市場のトレンド」という視点など、多様な観点からの分析結果を提供できます。これはAIの多角的な情報処理能力によるものです。
・視野(Field of Vision / Scope):
意味: 物事を捉える「範囲」や「広さ」。思考や知識の幅が広く、多面的に物事を捉えられる状態を指します。
AIとの関係: AIは大量の広範なデータを学習しているため、人間よりもはるかに広い視野で情報を提供できます。例えば、世界中の最新の研究論文を瞬時に参照し、関連する多様な要因を考慮した回答を生成できます。
・深さ(Depth):
意味: 物事の原因や本質を細かく具体的に掘り下げて考える能力。表面的な情報だけでなく、その背景にある構造や因果関係を理解することを指します。
AIとの関係: AIはデータ内の複雑な関係性を深く掘り下げて分析する(ディープラーニングなど)ことができます。しかし、人間が持つような経験に基づいた洞察力や、意味合いを深く理解する能力とは異なり、あくまでデータ処理に基づく「深さ」です。
【まとめ】
AIはデータ処理において「視野」の広さや「深さ」の分析において人間を凌駕する能力を持っていますが、「視座」や状況に応じた「視点」の選択、そしてその結果に対する最終的な「深さ」のある洞察や意味づけは、依然として人間ならではの力とされています。AI時代には、AIを使いこなしつつ、これらの人間的な思考力を高めることが重要です。
ほうほう。「AIは「視野」の広さや「深さ」の分析において人間を凌駕する能力を持っている」が「「視座」や状況に応じた「視点」の選択や、結果に対する最終的な「深さ」のある洞察や意味づけは、依然として人間ならではの力」とされている、と。
おーい、人間、まだまだ活躍の余地はあるぞ〜い!!
また、Geminiは、下記のようなAIへの質問の仕方の工夫を提案してくれている。
AIにおける「視座・視点・視野」の変化、および「深さ」の概念は、AIを単なる道具として使う段階から、パートナーとして活用する段階へと進化する鍵となります。
視座(どこから見るか)
「君はこの分野の『世界的権威(または特定の役職)』なら、どう判断する?」
視点(どう切り取るか)
「あえて『真逆の立場』や『全く別の切り口』から見たら、何が見える?」
視野(どこまで含めるか)
「この問題の『外側』にある、見落としている前提条件や外部要因は何?」
深さ(どこまで掘るか)
「表面的な答えは不要だ。『なぜ(Why)』を5回繰り返し、根本原因(真因)まで潜って。」
なんか、AIだけでなく、ブレインストーミングや部下??への質問としても活用できそうだよね??知らんけど💦
んで、以下は実際に起きたこと。いや、そんなに大したことじゃない。単に1単語追加しただけで、情報量が全然違ったというだけ。
背景情報のある・なしでまったく異なる情報を返してくるAI
最近、柯隆さんの動画にハマっている。柯隆氏は、C国人エコノミストで、それなりに有名人。主な専門分野はC国経済だ。
で、柯隆さんが余英時さんについて言及していた。柯隆さんは日本語は堪能なので、通常であれば字幕はまったく必要なく聞き取れるのだが、人名で、しかも日本人の名前でなかったので、聞き取れなかった。でも、柯隆さんが言及している華人歴史学者(=余英時氏)について知りたくなったので、ググってみた。いい加減な聞き取りと共に。すると結果は…
Q:ユ インシュー よ えいち 「私のいるところが中国だ」
申し訳ありません、そのフレーズの正確な意味や背景について情報を見つけることができませんでした。中国の文化や歴史における特定の格言、またはある人物の言葉である可能性があります。
もし文脈や背景について追加情報があれば、より正確な回答を提供できるかもしれません。
じゃあ、もう少し、情報を追加しよう。
Q:ユ インシュー よ えいち 「私のいるところが中国だ」 スタンフォード大学
一致する情報が見つかりませんでした
さらに、追加してみよう。
Q:ユ インシュー よ えいち 「私のいるところが中国だ」 歴史学者 スタンフォード大学
歴史学者余英時(ユ・インシュー、Yu Ying-shih)が語った「私がいるところが中国だ」という言葉は、彼が中国大陸を離れ、海外で研究活動を続ける中で育まれた、中国の伝統文化や価値観に対する強い信念とアイデンティティを表しています。
この発言の背景と意味は以下の通りです。
・政治的な祖国からの離脱: 余英時は1930年に中国・天津で生まれ、国共内戦末期に香港へ渡り、その後アメリカに移住しました。彼は中華人民共和国の政治体制とは一線を画し、政治的な「中国」ではなく、文化的な「中国」にアイデンティティを見出していました。
・文化中国の継承者: 彼は、中国の歴史、思想、文化の研究者として、中国の伝統的な精神的・文化的な価値観こそが「中国」の本質であると考えていました。物理的な国土や特定の政治権力に縛られることなく、その文化や学問を継承し、体現している自分こそが「中国」なのだという、強い自負と哲学を示した言葉です。
・場所を超えたアイデンティティ: 彼はハーバード大学やプリンストン大学などで教鞭を執り(スタンフォード大学での経歴は確認できませんでしたが、アメリカの主要大学で活躍しました)、どこにいても中国の学術と文化を追求し続けました。この言葉は、物理的な場所ではなく、個人の内面や学問の中にこそ中国の本質が存在するという彼の信念を象徴しています。
つまり、「私がいるところが中国だ」とは、中国文化のエッセンスは地理的・政治的な境界を超えて存在し、それを深く理解し実践する個人によって守り継がれている、という彼の思想的立場を端的に示した言葉です。
どうよ、この検索ワード数と、情報量の比例しなさ(これを理系用語で非線形という)。少しずつ検索ワードを増やしても、いったんは情報量がゼロになり、んで、臨界を超えると一気に増える。なんだこりゃ??
ん?スタンフォード大学で教えてない??柯隆氏は明らかに「スタンフォード大学」と言っている。
AIモードにして、”スタンフォードのはずなのだが”と、聞いてみると、
Q:スタンフォードのはずなのだが
結論から申し上げますと、余氏はスタンフォード大学から招聘(オファー)を受けたことがありますが、最終的にプリンストン大学を選んだという経緯があります。
と、返ってくる。ま、もう少し詳細も述べてきたけどね。
スタンフォード大学は柯隆氏の覚え間違いかな?
結論めいたもの
歴史学者という言葉を付け加えるだけで、引き出せる情報量が格段に増えた。すごく意味のある、視座とか、視点とか、視野とか、深さというわけではないが、私にとっては、けっこう、印象的な体験だった。
むしろ、その経験から思いついた「AIを使うにあたっては「視座、視点、視野、深さ」が大切なのでは」という当てずっぽうの方が、役に立ちそうだ。
再度引用すると、GoogleのAI Geminiは、下記のように述べている。
AIにおける「視座・視点・視野」の変化、および「深さ」の概念は、AIを単なる道具として使う段階から、パートナーとして活用する段階へと進化する鍵となります。
ほほう、では、今後はいっそう、「視座、視点、視野、深さ」を心がけていきますか。って、私がそこまでAIを活用できるかどうかは、それこそ、「知らんけど💦」なんだけどね💦
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