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C国人でありながら日本への真摯な提言も続ける不思議エコノミスト

柯隆かりゅうさん。けっこう有名な人のようなので、ご存知な人も多いと思う。
C国経済を専門とするエコノミスト。
その彼が、2026年年頭にあたって日本に対して、次のような提言をしている。

  • これからは乱世になる

    • リーダーはいない

    • ルールが機能しない

  • 高市政権は戦略を練り直すべき

    • じゃないと取り残されるぞ〜
      日本には戦略家がいない!

  • 今後日本がすべきことは

    • リーダーを育成する

      • 言われたことをやるのではなく、戦略を立てビジョンを描ける人の育成

    • ネゴシエーター外交官に毎日喧嘩を練習させる

      • 年末になんか呼びつけられて情けない写真撮られちゃったよね

      • つまり、乱世での外交センスを磨くってことだよね

    • チームワーク外交の展開

      • 高市首相ばかり働いていてもしょうがない

      • 外相、議員、外交官、みんなに東南アジア、中南米を回らせる

下記対談動画より。
お相手の東大教授は割と、普通めのことを言っているように感じだ。もちろん、聞くべきところは多かったと思うけどね。
ってか、この対談動画だと、たぶん柯隆氏の魅力は半分ぐらいしか、伝わらないように思う。柯隆氏は、この番組では「自分は脇役である」とわきまえて振る舞っているように感じた(生意気言って申し訳ない💦)。

他の動画では日本の若者が外国に興味がない、留学に興味がない、あるいは興味があっても円高でしたくてもできないのはもったいない、と言っていた。これ、本当に日本や日本の若者のこと考えてないと、言えないよね。
それから、今日中関係は冷え込んでると言われているけど、これがニューノーマルと思って対応していく方がいいとも言っている。

柯隆氏を知るようになったのは、もう少しだけ後で説明するとして、柯隆氏は、日本で研究者を続け、「本当のことを語る」ことを信条にしながら、リスク管理もするという、難しい選択をし続けている。つまり、不用意に真実を語れば、自身や家族の安全が直ちに脅かされるお国柄なので。で、リスク管理の方法は下記の通り。

  • 人に対してコメントしない、コトに対してコメントする

    • コトに対する論評はだいぶリスクが下がる

    • トップの人には決して論評しない

      • って言いながら「独裁」とか「強権」という表現は使うんだよね、すごいよね。

      • トップの人を守るメカニズムは存在するがNO2以下の人を守るメカニズムは存在しない

    • コトについてもタブーは存在する

      • 軍事・天安門事件

        • だけどね、天安門事件という単語は出しちゃう、詳しくは語らない

        • 話題に出すとしても、他の人の言論を引用する

  • いかなる団体、グループにも所属しない(多分所属している職場以外でってことだと思う)    

    • 共産党は人々がグループになるのが嫌い。

      • お正月、春節、2026年の年明けイベントは解散させられた

      • 特に在日C国人の団体には加わらない。知らないうちに危険度が増す

      • 日本の役所関係の委員会・研究会などにも出席しない

  • (強権・独裁)政治を正しく恐れる

 日本への帰化を選択した人には「おめでとう」と祝福するけど、自身は一度も帰化を考えたことはない。
 米国に帰化した華人歴史学者の余英時よえいじさんは、共産党C国にがっかりして、一度C国に戻った後、二度とC国の地を踏まなかった。そして「どこにいても、私がいる場所こそが中国である」という言葉を残している。そういうアイデンティティを持っている。柯隆氏にも余英時さんのこの言葉に通じる思いがあると述べている。

柯隆の中国政経塾

ご本人(らしき人)がnoteにいた!


 下記朱さんの動画で柯隆氏のことを知ることとなった。朱さんの分析も、いつも面白く視聴している。いつか柯隆氏に会えるといいね、朱さん。

中国まる見え情報局

柯隆氏の不思議な魅力

 共産党C国は息苦しい、と感じながら、それでもC国人であることは自分にとってごく自然なこという柯隆氏。全然ブレてない。多分、本音では、大陸が民主化されれば、C国の発展のために尽くしたいのでは?と思うのだが…。どうだろ?いや、そんな単純なことではないのか??
 でも、どこにいようと自分はC国人であることと、日本のために、あるいは目の前のことに、真摯な提言をすることが、当たり前のように両立する人っているんだ、と驚いた。特にC国人でね。つまりプロパガンダ臭がない(いろいろ失礼なこと言ってるかも、だね💦申し訳ない💦)。
 だから、そのことを記録しておきたくなったのだと思う。記事を書いたのは。当分、柯隆さんの動画は視聴し続けると思う。


おまけ

柯隆氏の著作

余英時さんの著作

 他にも漢語のものがいっぱい。
 私の理解はまったく追いついていないが、儒教の朱子学や陽明学は当時の商人による民主主義的ガバナンスを育んだという趣旨の主張をしているように感じた。
 うん。そういうことも、さもありなん、とも思う。
 むしろ現在の道徳観を捨て去ったCCPや、欧州全体主義や、庶民の生活を壊しまくっている「今だけカネだけ自分だけ」のグローバリズムのような考え方を儒教は明確に戒めているのではないか?
 …と思っているのだけれど、どうだろ??

下記には余英時さんの論文も入っているようだ。


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