2026年運勢展望~春分図・日食図を読む~
みなさんこんにちは、長南です。2025年も12月になってしまった。毎年楽しみにしてくださる読者の方も多く、恒例となった来年2026年の運勢展望をお届けしたいと思う。
例年どおりボリュームが大きい記事で恐縮だが、無料パートだけでも楽しめるように気合を入れて書いたので、ゆっくり読み進めてほしい。……とはいえ、長すぎるという悲鳴も聞こえてくる。そこでまず、この記事で書いたことをざっくりまとめておく。
2026年のテーマは「覚悟と試練」。価値観の固定化が進む
前半は緊張、後半はAI絡みで制度・生活の仕組みが動く
「犯罪臭から距離」「広告・連絡手段の防御」「AIで脳を鍛える」で生き残れ
2025年運勢展望のおさらい
1年に1回の運勢展望記事では、前の年に書いたことを振り返るようにしている。「占い師は勝手なことを言うだけで、あとから当たったかどうか検証しない」と思われがちなのがひとつ。もうひとつは、私自身も人間なので、読み違えた部分を反省するためだ。
今回も昨年末に書いた運勢展望記事をもとに振り返りたい。昨年はサマリーにこんなことを書いていた。
・ここ数年の成果を振り返る「総決算の年」。そして新しい時代へのビジョンをたてること。これまでの恩恵を「とりこぼさないように」拾っていくこと
・魂のステージを下げるもの(陰謀論・反ワクチン・カルト宗教・スピリチュアル・自称リベラル・ホスト通い・トー横界隈の諸事など)には絶対に関わり合いをもたないこと。関わりを持つことが即致命傷になると心得ること。闇バイトなどにも注意
・コミュニケーション能力、知性を少しでも伸ばすように努力すること
・10年・20年単位での時代の変化に対応すべくアンテナをはること
https://note.com/chonan/n/n2c7be8bc14a9
2025年は「冥王星みずがめ座時代への移行」をテーマにしていた。20年ほど続く新時代の最初の年だから、急に事態が変わることはないだろう——そう思った部分もあったし、春分図では西の地平線に多くの天体が配置していたことから「総決算の年」と書いたのだが、時代は私たちを待ってくれなかったようである。結果的には決算を待つどころか、「とっとと新世界に移行」する年だった印象が強い。すでに賽は投げられ、予想以上に事態が進行していったのに驚かされた年であった。
すでに賽は投げられた(冥王星みずがめ座時代)
昨年の運勢展望記事にも書いたが、2024年11月20日に冥王星はみずがめ座入りし、約20年間の時代を形成する。前回の「冥王星みずがめ座時代」は18世紀後半〜19世紀初頭にあたり、産業革命やフランス革命によってテクノロジーや新しい政治体制が生まれ、私たちの生活や価値観が大きく揺さぶられた時代であった。社会基盤や権力構造が変わるのは冥王星的であり、それを支えたとされる超個性的な思想やネットワークの形成は、みずがめ座的なシンボルだと考えられる。
そういった観点で2025年を振り返ってみると、アメリカ第2次トランプ政権の発足にともない、安全保障や関税に加えて「政府効率化」をめぐる動きも話題になった。
日本では参議院選挙から紆余曲折あった結果の石破政権の退陣をうけて、5年間の間で3回目の自民党総裁選挙が行われ、政治の不安定化が懸念される状態に……と思いきや、10月に史上初の女性総理大臣となった高市政権が発足した。構図としては公明党が連立政権与党から離脱し、維新が連立に参加。さらに、閣外協力で政権に理解を示す政党も登場した。高市総理は発足直後から外交で大きな成果をあげ、その後の臨時国会でも、これまでの政権とは違った言葉づかいでメッセージを重ね、毎日の答弁のやりとりが話題になるという変化をもたらした。支持率がどうこうという以前に、政治への関心を呼び戻したのは大きな変化と言えるだろう。
また、メディアについても「オールドメディア」の言い回しが話題となったように、SNSなどで個々が発信することが2024年と比べても一般的になった。メディアが(良くも悪くも)「革新」や「リベラル」と結びつきやすかった構図は弱まりつつあるように見える。また、現実の政治変化と噛み合わないまま、SNS上の極端な主張が自己矛盾を起こしやすい状況も見られた。
明らかに時代は変化し、動きはじめたのが2025年だった——そう言って過言ではないだろう。
AIの台頭とライト・オカルト層の退潮
そんな2025年だが、いわゆる「生成AI」と呼ばれるさまざまなサービスが広く使われるようになった年でもあった。ChatGPTが一部のユーザーから「チャッピー」のあだなで呼ばれるようになったように、LLM相手に会話を行い、相談や学習・業務などに活用することが一般的になった。
AIがもたらす影響についてはここでは省略するが、この記事をご覧の方が興味を持ちそうなのは、ライトなオカルト層のプレーヤーが退潮していく傾向だろう。
一見するとAIとオカルトはあまり関係がないように見える。だが、カジュアルに占いの館や電話占いに相談しに行く層が、こぞってAI——すなわち「チャッピー」——に相談するようになった。AIへの相談は時間的な制約がなく、金銭的負担も軽い。対面鑑定1回分の料金でAIサブスク1か月分をまかなえ、しかも無制限に相談できる。そして多くのケースで、人間の鑑定よりも「実用的な助言」が得られてしまう。あえて人間の鑑定を受けるのであれば、「場の設計」や「沈黙の扱い」を熟知し、本人が言語化できない核へ到達できる——物理的にも精神的にも信頼のおける鑑定士を探すべきだろう。
また、東京・秋葉原に実店舗が存在したオカルトショップ「魔術堂」も、運営会社の廃業を理由に閉店となった。直接の因果関係はさておき、オカルト界隈の退潮を象徴する出来事と言えるかもしれない。
突然のお知らせですが、魔術堂は母体である(有)アイズの廃業に伴い閉店することとなりました。ご迷惑をおかけする皆さまにお詫びするとともに、今までご愛顧頂いた皆様に深く感謝致します。またいつか、どこかでお会いできますように。
— MAJYUTSUDO (@majyutsudo) August 29, 2025
円環は閉じ、また開く。So mote it be. pic.twitter.com/Hcets7O53A
なお、2025年現在においてAIに占いをしてもらうのであれば、ChatGPTを推奨したい。これはわたくしがいろいろ研究した結果で、詳細は省くが、メール鑑定・電話鑑定・対面占いに比べて、実用面で精度のよい結果が出ることが期待できると見ている。
AIに占いを頼むコツは、「占いを頼む前に十分にAIとコミュニケーションをとること」だ。内容はどうでもよい雑談でかまわない。AIにあなたのことを知ってもらうほど、鑑定を頼んだときに、より良い助言が返ってくる確率が上がる。
次の1年を西洋占星術で観る
例年同じような説明を書いてしまい恐縮だが、わたくしの年次の運勢展望では世界や国レベルでの流れを観るために西洋占星術の「マンディーン」という手法を使っている。「マンディーン」というのは占うテーマに特化した瞬間をテーマにしてホロスコープを読み、国や社会の情勢をつかもうとする手法だ。
わたくしが毎年テーマにあげているのは、太陽が春分点を通過する「春分図」、そして日食が起きる瞬間の「日食図」を重要視している。私たちは日本に住んでいるので、日本の首都である東京が基準だ。近年はアメリカや中国の情勢についても気になるが、さすがに暮らしたことがない国の状況は情報不足ということでコメントを控えたい。ざっくりハウス配置を除いた部分を全世界的な傾向として読むことを目指している。
なお作図にはAstrolog 7.80を使用している。この記事は例年通り300円に設定させていただいている。またXのRPで宣伝をされた方には100円に割引する機能を適用しているので、興味のある方は使ってみてほしい。
【有料パート】300円で何が増えるのか(読みの“根拠”と“使い方”)
無料パートでは、2026年の全体像を「覚悟と試練/前半は緊張、後半はAIで制度が動く」という形でまとめた。ここから先の有料パートでは、その結論に至った理由――つまり ホロスコープの読み筋 を、できるだけ再現可能な形で書いていく。
具体的には、次の3点が増える。
図の読み方:春分図・月食図・日食図それぞれについて、「どこを見て」「どう解釈し」「何を保留にするか」の手順
ディスポジターの使い方:サイン/ハウス両面での終端・循環・ミューチャルレセプションを、実際の図を前提に説明
“生活に落とす”翻訳:占星術的な象徴を、2026年の生活・制度・心理の変化として 冷静に に言語化する
占いというよりは、「時代の荒波に対して、どこで身構え・どこで熱を抜くか」という 意思決定の補助資料 だと思って読んでほしい。この記事は「当てる」ためではなく、何が不可逆になりやすい年かを見抜いて、生活と判断の“設計”に使うためのものだ。有料パートでは、結論よりも 読み筋(どこを見てどう判断したか) を示す。
(※投資判断に直結させる意図はない。特定の日付で不安を煽るようなこともしない。ここで扱うのは、観測と備えのための“読み”である。)
2026年3月20日 23:46 東京のホロスコープ(春分図)
さて、2026年の状況を確認するために春分図を見ていく。春分図は、その年の「社会の基調(空気の地盤)」を読むのに向いたホロスコープだ。細部を当てに行くというより、何が重く、何が動き、何が固定化しやすいかを掴む。
![Astrolog 7.80 chart for Fri Mar 20, 2026 11:46pm (ST Zone 9E) 139:46E 35:41N
Body Locat. Ret. Lati. Rul. House Rul. Veloc. Placidus Houses
Sun : 0Ari00 + 0:00' (X) [ 4th house] [-] +0.993 - House cusp 1: 13Sag33
Moon: 20Ari30 + 3:29' (-) [ 4th house] [R] +14.33 - House cusp 2: 16Cap32
Merc: 8Pis29 R + 1:02' (d) [ 3rd house] [R] -0.019 - House cusp 3: 23Aqu45
Venu: 17Ari35 - 0:52' (d) [ 4th house] [-] +1.237 - House cusp 4: 29Pis21
Mars: 14Pis11 - 1:04' (-) [ 3rd house] [-] +0.786 - House cusp 5: 28Ari45
Jupi: 15Can13 + 0:21' (X) [ 7th house] [-] +0.030 - House cusp 6: 22Tau35
Satu: 4Ari07 - 2:07' (f) [ 4th house] [d] +0.124 - House cusp 7: 13Gem33
Uran: 28Tau18 - 0:10' (f) [ 6th house] [-] +0.036 - House cusp 8: 16Can32
Nept: 1Ari46 - 1:18' (-) [ 4th house] [X] +0.037 - House cusp 9: 23Leo45
Plut: 5Aqu00 - 3:54' (X) [ 2nd house] [d] +0.020 - House cusp 10: 29Vir21
Chir: 25Ari03 + 0:22' (-) [ 4th house] [X] +0.055 - House cusp 11: 28Lib45
Cere: 2Tau03 - 5:05' (X) [ 5th house] [-] +0.384 - House cusp 12: 22Sco35
Pall: 18Pis03 + 4:43' (-) [ 3rd house] [-] +0.333
Juno: 27Cap30 +11:02' (-) [ 2nd house] [-] +0.293 Car Fix Mut TOT +: 9
Vest: 4Pis50 - 3:20' (f) [ 3rd house] [-] +0.494 Fir 6 0 2 8 -:11
Nort: 8Pis00 R + 0:00' (-) [ 3rd house] [X] -0.052 Ear 1 2 1 4 M: 3
Lili: 10Sag03 - 5:08' (-) [12th house] [X] +0.112 Air 0 1 0 1 N:15
Fort: 23Sco02 + 0:00' (-) [12th house] [R] +292.3 Wat 1 1 5 7 A: 9
Asce: 13Sag33 + 0:00' [ 1st house] +305.6 TOT 8 4 8 20 D: 9
Midh: 29Vir21 + 0:00' [10th house] +393.4 <:10
+-------<11>28Lib45----<10>29Vir21-----<9>23Leo45-----------+
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<12>22Sco35----|-----------------------------|-----16Can32<8>
| For 23Sco02 | | |
| Lil 10Sag03 | | |
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| | Astrolog 7.80 chart | |
| | Fri Mar 20 2026 11:46pm | |
| | ST Zone 9E, 139:46E 35:41N | Jup 15Can13 |
<1>13Sag33-----| UT: 14:46, Sid.T: 11:57 |-----13Gem33<7>
| | Placidus houses | |
| | Tropical, Geocentric | |
| | Julian Day: 2461120.11528 | |
| | | |
| | | |
| | | Ura 28Tau18 |
<2>16Cap32-----|-----------------------------|-----22Tau35<6>
| Jun 27Cap30 | Ves 4Pis50 | Chi 25Ari03 | |
| Plu 5Aqu00 | Nor 8Pis00R | Moo 20Ari30 | |
| | Mer 8Pis29R | Ven 17Ari35 | |
| | Mar 14Pis11 | Sat 4Ari07 | |
| | Pal 18Pis03 | Nep 1Ari46 | |
| | | Sun 0Ari00 | Cer 2Tau03 |
+-----------23Aqu45<3>-----29Pis21<4>-----28Ari45<5>--------+](/https://assets.st-note.com/img/1766414359-N0vu8eS6fGr5HnyFxTO3MILV.png?width=1200)
IC付近に感受点(惑星など)が密集している
まず目につくのは、感受点(惑星など)がうお座〜おひつじ座に集中し、その中心がIC(天底)付近に寄っている点だ。ICは「国や社会の基盤」「生活の前提」「見えない土台」を象徴する。そこに太陽がいるということは、2026年は“表向きのイベント”よりも、足元の前提を固める/固め直すほうに力が入る年になりやすい。
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